紙の本
執着攻と見せかけた執着受。スピンオフ
2017/07/31 21:11
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投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白かったです。
最初はロクデナシと思ってたらどんどん印象が変わって、最後はいじらしく思うほどでした。
露悪的に振る舞う小悪魔受が、実は臆病で攻一筋というパターン良いですね。
しかし、受視点だと「一年経つ頃にはそれまでほど受に構わなくなった」攻、結局受の言う通りそのままだと飽きて終わってたのか?それとも受の誤解?
そこの説明ないまま終わってスッキリしませんでした…。
電子書籍
執着してるのはどっち?
2012/07/01 16:19
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投稿者:和 - この投稿者のレビュー一覧を見る
途中からあれ?と思い始め最後までバレずに終わり読者にまかせるかバレるのかと最後まで一気読みでした。
ただ個人的にはもっとドロドロした方が好みなので3ですが…
電子書籍
最初は、、、
2016/10/27 02:03
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投稿者:Sota - この投稿者のレビュー一覧を見る
なぜ、喬一目線で、話が進行するのだろう?と、喬一に良い印象をうけなかったのですが、話が進んでいくうちに、理由が分かってきて、なるほど、と、納得しました。ラストも、納得できる終わり方でした。
ただ、夜光さんにしては、少し物足りない印象を受けました。
7人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はにーとーすと - この投稿者のレビュー一覧を見る
たぶんこういうお話は好き嫌いが分かれると思います。
始終受けが一人で心理戦やってます。
攻めの義隆は飽きっぽい性格で受けの喬一はいつ自分が
捨てられるのだろうかと思い悩みいろいろ画策してます。
でも読者はきっと途中までそんなことには全く気がつきません。
夜光さんがあとがきで書かれてましたが、執着攻めとみせかけた
執着受けのお話だと。
まさに、その通り!
夜光さんってうまい読ませ方しますよね。
私はこういうお話大好きです。
でもなんだかもやもやする感じがするお話が苦手な方はダメでしょうね。
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【重要】あとがきを最初に読んではいけない本
読んでちょっと損した……ネタバレごきげんよう(´・ω・`)ノ
受けが必死で思い込み激しくてかわいい。攻めをせいいっぱい翻弄しようとしてて、好きなんだなあとほのぼのしないはずの話でほのぼのしたりした。
書き下ろしのオチがすごく好きです。すとんって落ちていく感じ。私はあれはあれでいいと思うなあ。落語っぽいラストでおもしろい。読み手の思考切っちゃうみたいな。
夜光さんの「えっえっ」みたいな話が好きだ!
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受けが『性悪』かと思ったら、意外に一途で臆病で、束縛の呪文から解放の呪文のエンドに行き着くまでの過程は楽しめたけど、エンディングが中途半端で、いただけない。「その先が知りたいんじゃないか!」と不完全燃焼でございました。あとがきで夜光さんが書いてるように、お話をどうもっていくのか、かなり悩まれたんだろうというのがわかるようなエンディングだったのではないかと(笑)
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☆5にしようかとも思ったけど、終わりまであんまりな話なんで。
他のエンドだったら、どんなのがありえたのかな。でも、筋的には十分納得の困った終わり方です。
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受けが屈折し過ぎていて・・・
でも、全然理解できないわけでもなくて・・・
なんだかなーな一冊でした(笑)
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受の心理戦がメインの、かなり読ませる話でした。
喬一は、高校からずっと義隆と付き合っているのですが、その付き合い方が尋常ではなく、ちょっと屈折しています。受の喬一は義隆との距離をつかず離れずな状態にキープすることにこだわっていて、傍から見ても危うい関係。
なぜそこまでする?という疑問から、思いがけない喬一の深い執着愛を理解するまで圧倒されっぱなしでした。
読み手が受け取る義隆のイメージは、喬一視点のフィルターを通して脚色されてる部分があって、攻受両方の本心がなかなか見えてこないのがじれじれもするけれど面白いところです。
喬一は、義隆のことを好みのいい顔だけど飽きっぽくプライドが高いと分析していて、自分がいつか捨てられるんじゃないかと思い込んでいます。飽きられないように義隆の心を常にコントロールしようとする、その小細工に呆れるか、頷けるかで両極端の意見が出てきそう。
そういう関係って疲れるんじゃないかとか、それであんた楽しいの?と思ってしまいますが、喬一はそうすることで心の均衡を保っているかんじがします。すごく策士のようであるけど、デリケートな心の持ち主。
攻受の関係にこだわっていたりして、男としての矜持は、むしろ義隆より強いんじゃないかな…
あまりの臆病さに直球の甘い言葉を相手に投げることができなかった喬一が、最後に本音を告白できてよかった。
好きすぎて捨てられたくなくて恐くなって相手の気持ちを疑って策を練ってしまった、みたいですね。わからないでもない…
遠距離恋愛で、つかず離れずな関係という割には、とってもラブラブで相性抜群なベッドシーンです。ただし萌えは喬一の臆病さでいまひとつ。
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攻め:俳優・高瀬義隆
受け:カメラマン・的場喬一
カメラマンの喬一はフランスで助手をしている。師匠について撮影の為に帰国して仕事場で再会したのは新人俳優・義隆。
実は彼とは高校時代からの付き合いでずっと抱かれている関係。しかし喬一は義隆に対して距離をおいて接する。そのつれなさに執着を続ける義隆。思い通りにならない喬一を何とかしたいととうとう監禁して…。
あとがきにもありましたが、攻めの執着愛かと思いきや執着していたのは受けだったというどんでん返し。
喬一の愛が歪んでいるのか?
義隆が自分に飽きないように画策する内容がちょっと尋常じゃないと言えば尋常じゃないかな。
でも、結局慣れると相手の粗が見えてきて好きという感情が萎えてくる、それは分かる。相手に飽きさせないようにするためには全部は見せない、それは鉄則よね。
物語には関係ないけど結婚とかしちゃったらだからだからダメになるのが多いのかな。
そういった意味で、飽きっぽい義隆とここまで続いたのは喬一の努力の賜物で、それを義隆に知られた喬一の絶望感がよく分かった。
最後、喬一は納得してるみたいだけどこれからどうなるのか、それも読みたくなりました。
エチ回数は多いです。
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イラストとあらすじを読んで黒髪はカメラマン・金髪は芸能人と勘違いして読み始めてしまった。逆転させるまですごい違和感。ずーっと不信感がバックボーンにあるうっとうしいストーリーはイマイチでした。しかし、解放の呪文で不信感が無くなるハッピーエンドと予想したら大間違い。最後も不信感バリバリのままラストへ、さすが、意外性のある終わり方でした。
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昔この作家さんの本を読んだ時は、幼かった所為もあるだろうが、あまり好きなタイプではなかったんです。
でも、この作品で大好きに(笑)
俳優xカメラマン(卵)。
多分これも心理戦。何だかんだ色々と思いを巡らせながら、実はそんな事考えてたんだねって作品。
主人公の性格はかなり好みです。
対して、攻め子には時々イラッと来たりもする。
恐らく、主人公に感情移入していたからだろうが。
まぁ、結局どっちも相手を手放したくないんだよね。
その行き過ぎた想いが、読んでて楽しかった。
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お友達のオススメで読みましたが、萌えた!
物事に執着しない攻めに飽きられないために、受けがわざとつれない態度をとるんですが
それが切なくて…高慢だけど健気で可愛かった(*´ω`*)
そんな受けの思惑通りに嫉妬しまくって束縛しようとする攻めも良かったですww
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執着受けのお話って作者さんがあとがきで書いていたけど、屈折した受けに湾曲された攻め?みたいなお話でした。心理描写が病みすぎてて少し読んでいて疲れた。
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執着攻めと見せかけた執着受け。というか受けによって執着するように仕向けられていた攻め…ですかね。
私はすごく好きでした。切なくて胸が苦しい。結局大半のことが解決しないままエンドを迎えるのですが、こうするしかなかったですよね~。むしろ無理やり全部解決してたらエッってなってたと思います。