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紙の本
天体の回転について (ハヤカワ文庫 JA)
著者 小林 泰三 (著)
科学とは無縁の世界で育った青年はある日、月世界を目指して天空へと伸びる「天橋立」に向かう。そこで待っていたものは、とびきり可愛い謎の少女だった—無垢な青年が抱く、宇宙への...
天体の回転について (ハヤカワ文庫 JA)
天体の回転について
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商品説明
科学とは無縁の世界で育った青年はある日、月世界を目指して天空へと伸びる「天橋立」に向かう。そこで待っていたものは、とびきり可愛い謎の少女だった—無垢な青年が抱く、宇宙への憧れとみずみずしい初恋を描いた表題作のほか、ロボット三原則の盲点が引き起こす悲劇を描いた「灰色の車輪」、宇宙論とクトゥルフ神話が驚愕の融合を果たす「時空争奪」など、ヴァラエティに富んだ全8篇収録の傑作ハードSF短篇集。【「BOOK」データベースの商品解説】
収録作品一覧
天体の回転について | 7−70 | |
---|---|---|
灰色の車輪 | 71−108 | |
あの日 | 109−137 |
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書店員レビュー
あの初音ミクのキャラ...
ジュンク堂書店仙台ロフト店さん
あの初音ミクのキャラクターデザインを手がけた
KEI氏の表紙だけでもジャケ買いOKですが、
書店員としては内容もおすすめしないわけにはならないのです。
ラノベ風宇宙+恋愛モノからロボット三原則に踏み込んだ本格モノ、
ホームグラウンドのホラー、ちょっとセクシー系までまさにギガ盛り。
ホラーの名手でありSF実力者の小林泰三ワールド入門書として
これ以上おすすめできるものは(今のところ)ございません。
紙の本
ハードSFとしての楽しみ
2010/12/23 11:30
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:きりのふ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ハードSFと呼べる作品が枯渇している昨今において、そのストーリー以上に、既知の科学技術の延長線上における、著者なりの未来像やアイデアを楽しめる作品だと思います。
単にSF的な舞台を使っただけのドタバタではなく、科学的根拠に基づいたストーリーを短編の中に凝縮させ、各々の作品で、読み終わった後にも自分自身の発想を刺激される短編集でした。
個人的には、ストーリーや表現がやや荒削りな感じはしましたが、ハードSFを読ませていただいたという実感に変わりはありません。