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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2010.9
- 出版社: メディアファクトリー
- レーベル: MF文庫J
- サイズ:15cm/263p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-8401-3513-9
読割 50
紙の本
神明解ろーどぐらす 3 (MF文庫J)
著者 比嘉 智康 (著)
一学期最後の日。池田十勝は、丹下まりもに些細な嘘をついた。「ねえ、土曜とか日曜とか、昨日の月曜とかにキララと会ったりした?電話したりとかした?」会ったり、電話したりしてい...
神明解ろーどぐらす 3 (MF文庫J)
神明解ろーどぐらす 3
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商品説明
一学期最後の日。池田十勝は、丹下まりもに些細な嘘をついた。「ねえ、土曜とか日曜とか、昨日の月曜とかにキララと会ったりした?電話したりとかした?」会ったり、電話したりしていないと答えたのだが、それは嘘だった。そんな嘘をつかなくてはいけなくなった日の前日までは千歳キララ、富良野咲との四人でただただ楽しく下校していた。夏休みまであと二日—。はやくも雲行きの怪しくなってきたパラダイス下校伝説、異変。【「BOOK」データベースの商品解説】
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紙の本
シリーズ最初の山場到来か?
2010/10/10 23:59
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る
読み終えてから改めて見る表紙に何とも切ないホロ苦さが残る。本シリーズが長期化すれば「最初の山場」となり、そうでなければ「最大のクライマックス」と称されるであろう大きな出来事が起こる第3巻は、その舞台となり、全8話のうち5話を占めた夏祭りのために用意されたと言っても過言ではあるまい。最初の3話は、実質的には前振りである。
アハハでウフフ、もしかしたらちょっぴりムフフ?という、いろいろと楽しげなイベントではあるが、多少強引ながらもこれを下校に絡めつつ、ゆっくり時間をかけて夏祭りを綴っている。いつもの4人による、いつも風景の中に、ほんの少しだけまりもの思惑を滲ませた流れを“表の展開”とすれば、突発的に行われた千歳の行動を“裏の展開”とすることができよう。そして、そこに現れる千歳の“心の友”が驚きをさらに助長することになる。三石留萌。そう、本巻で初登場を遂げた留萌が本巻最大の見どころであり、同時に今後の行方を大いに悩ますのである。
登場の仕方も驚きなら、その後の言動も驚き。ここまでの作風からすると、かなり毛色の違うキャラだけに、読み手としては少々戸惑うところだが、「せっかく良い雰囲気だったのに不穏な空気が漂ったなぁ」になるか、「これまでがちょっとユルかったから、これはこれで面白くなりそう」になるかは、読み手の好みもさることながら、今後の展開をどのように運ぶかで大きく変わってこよう。人の話をあまり聞かず一人で思い込むタチのまりもには「まず、千歳や十勝の話を聞きなさいよ」という気がしないでもないが、これをどういう形で収束させるのかが不安でもあり楽しみでもある。この仲介役としてさきっぽが意外な活躍をするかもしれない。どちらにせよ、これまでの下校仲間から一歩進んだ関係に発展するのか、やはりお仲間同士の関係は維持しようとするのか。この波乱の行方に注目である。
紙の本
夏休みにも下校をする方法
2010/09/19 17:04
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
夏休み前に池田十勝が丹下まりもについていた小さな嘘の内容とは。そして、夏休みも下校をするために十勝が繰り出した秘策とは何か?
3巻目だからそろそろ出しても良いかなという感じで、千歳キララが抱えていた秘密が十勝に開示される。中盤ではそういうキャラで行くんだ、というくらいだったけれど、ラストはかなりエグい展開になっていた気がする。
色々かき回されたけれど、次はどういう話になるのか。夏祭りに行くのは下校じゃないじゃん、という点はおいておいて、意外にシリアス要素のあるストーリーになってきました。