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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2010.9
- 出版社: 宝島社
- レーベル: このライトノベルがすごい!文庫
- サイズ:16cm/262p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7966-7886-5
紙の本
ファンダ・メンダ・マウス (このライトノベルがすごい!文庫)
著者 大間 九郎 (著)
おれはマウス。しみったれた倉庫でくそったれなAIシステム相手に終日ダラ〜っと、家に帰ればネーネがべったり。そんな毎日。でも、おれは今の自分にかなり満足。いい女はべらして万...
ファンダ・メンダ・マウス (このライトノベルがすごい!文庫)
紙の本 |
セット商品 |
ファンダ・メンダ・マウス (このライトノベルがすごい!文庫) 2巻セット
- 税込価格:1,152円(10pt)
- 発送可能日:購入できません
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商品説明
おれはマウス。しみったれた倉庫でくそったれなAIシステム相手に終日ダラ〜っと、家に帰ればネーネがべったり。そんな毎日。でも、おれは今の自分にかなり満足。いい女はべらして万ケンシャンパンドンペリジャンジャンBMベンツにPMゲッツーみたいなことが必要だとは思わない—のに!「嫁に!」とか言い出すジャリ娘の登場から怒涛の急展開だよ!独特で中毒性の高い文体、鳥肌ものの展開。全選考過程で物議を醸した作品が登場!第1回『このライトノベルがすごい!』大賞栗山千明賞受賞。【「BOOK」データベースの商品解説】
【『このライトノベルがすごい!』大賞栗山千明賞(第1回)】【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
どうでも良いところと、どうでも良くないところ
2010/10/02 21:32
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
横浜港の一角にある倉庫で、マウスは倉庫番をしている。とは言え、実際の管理はAIがやっているので、彼の仕事はAIの相手をするのみ。家に帰れば、マウスにべったりの姉が待っている。
そんな毎日に紛れ込んできた異分子、佐治まことは、かつての恩師の娘だ。名門女子高に通う彼女は突然押しかけて来て嫁にしてくれという。たいそう不審で迷惑だ。高校時代に知り合い今も付き合いがあるミツルの助けを借りて彼女の真意を調べてもらったところ、彼女と寄宿舎が同室の少女、豊島美月の父親と、マウスに恨みのあるアマルに関係があることまでは分かった。
そうこうしている内に、どうやら周囲がきな臭くなってくる。
文体は短いセンテンスが積み重なっている感じで、全体的には相当荒っぽいのだけれど、それがテンポを生んでいるとも言える。内容的にもバイオレンスなところがあり、文章も含めて好みが分かれると思うのだが、背景に知識を感じるところもあって、意外に深みがある部分もある気がする。
基本的には勢い重視、丸いよりもちょっと尖った感じの物語だと思う。
紙の本
作者とこのラノ文庫編集部に最大の称賛を!
2019/10/28 09:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Caris - この投稿者のレビュー一覧を見る
読み始めた瞬間、何だこれは!と衝撃を受けました。
今まで読んできたどの小説も、物語も、こんなぶっとんだ作品はなかったからです。
どのジャンルにも振り分けられない、完全唯一無二なオリジナル。
それでいて、面白い。
あとがきに「五行先の展開も考えてないで書いた」という作者さんの発言が本当かは分かりません。けれど読み終わって、作者さんの人生経験が成せる物語だと思いました。
ライトノベルしか読まないような人たちには到底受け入れられないと思いますが、それでもこの作品をライトノベルとして出版へと導いた編集部の皆さんは、素晴らしい!
愛が込められたこの作品が、少しでも多くの人の心に届きますように。