サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

ブックオフ宅本便ポイント増量キャンペーン ~4/15

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 5 1件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2010.10
  • 出版社: 八坂書房
  • サイズ:20cm/259p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-89694-965-0

紙の本

宮本常一旅の手帖 村里の風物

著者 宮本 常一 (著),田村 善次郎 (編)

「隠岐島信仰見聞」「山陽沿線の農家」「加越海岸遊記」など、著者が民間伝承の研究を志し、各地を歩き始めた頃の論考、紀行文、調査記録を収録する。【「TRC MARC」の商品解...

もっと見る

宮本常一旅の手帖 村里の風物

税込 2,200 20pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

「隠岐島信仰見聞」「山陽沿線の農家」「加越海岸遊記」など、著者が民間伝承の研究を志し、各地を歩き始めた頃の論考、紀行文、調査記録を収録する。【「TRC MARC」の商品解説】

収録作品一覧

村里の風物 1 7−36
村里の風物 2 37−56
履物に寄せる心 57−78

著者紹介

宮本 常一

略歴
〈宮本常一〉1907〜81年。山口県生まれ。大阪府立天王寺師範学校専攻科地理学専攻卒業。民俗学者。日本観光文化研究所所長、武蔵野美術大学教授、日本常民文化研究所理事等を歴任。勲三等瑞宝章受章。

関連キーワード

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー1件

みんなの評価5.0

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (0件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

街や村に住む人々の心

2011/06/08 04:37

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:良泉 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 東日本大震災により無惨にも打ち砕かれた街や自然の映像を見るにつけ、一刻も早く、もとどおりの街を、そこに住む人たちが取り戻すことを願わずにいられない。
 この大震災の復旧・復興が、真に、そこに住む人たちのものとなるように、日本中が見守り、支援を続けていかなければならない。
 それでは、いま考えられている復興策は、本当にそのようなものとなり得ているだろうか。
 新聞などで見聞きするにつけ、“お上”や“先生”の考えることはどうも怪しい。公共や学識者の考えることは、本当に“庶民”の感覚に沿ったものとなっているというのだろうか。
 もとあった街の上に津波の届かない高さで大規模人工地盤をつくるというものがある。人々はその人工の薄っぺらいコンクリート板の上で、あらたな街をつくって暮らせということである。
 原発の安全神話に騙された人たちを、再度、コンクリートの安全神話で騙そうとしている。そんなの決して未来永劫存続できる街にはなりえない。
 そのほか、今回の津波の高さに負けない防波堤築造であるとか、防波堤機能を有する高規格道路の建設であるとか。
 “お上”や“先生”といった“お偉い方々”は、どうして住民を人工構造物の檻の中に囲い込みたがるのか。どうしてもうがった見方をしてしまう。こんな計画を喜ぶのは誰だ。大手ゼネコンが陰で活発に動き出しているとしか考えられない。
 こんな計画にうんざりし、げんなりした後には、宮本常一を読みたい。何百年も続いた村や街の、決して名を残すことも無かった人々の暮らしの丹念な記録である。
 人間の生活とは、本来こうであったはずなのだ。そんな生活を洗い流した自然災害であるが、その後の人工復興策は、住民のかつての暮らしをすべて否定したところから入ってきているとしか考えられない。
 宮本常一の調査の旅における心がけのようなものが本書に記されている。「採訪の旅行というものは面白いもので、あるテーマを持って調査に出向く事もそれはそれとして価値があるが、このように唯知らぬ世界に触れてみたい気持ちでやって来た場合に心にとまり、書きとめておいた事が、その後自らの心の中であたためられ、また読書などによって類似の事柄を見つけたりしていき、次第にその全貌をあきらかにしたり、また研究の態勢のととのって来る事が多い。」
 何も知識も先入観も持たずに入っていっても、民俗学の材料・資料がごろごろしているのが、人間の住む街や村なのである。
 そんな街や村を、もう一度取り戻そうとするところから、復興計画はスタートしなければならない。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。