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- 税込価格:28,600円(260pt)
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商品説明
江戸時代の天皇は、政治的にはどん底に落ち込んだが、実は形式的・名分的には近世日本の政治と社会の頂点に位置していた。無力の天皇が日本国の君主へと浮上する契機と歴史的経過を明らかにする。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
「幕末の天皇」から。
2011/06/23 22:03
5人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
それまで光が当たる機会が殆どなかった光格天皇の重要性に光を当てた「幕末の天皇」の著者が、後水尾院から孝明天皇まで取り上げたのが「江戸時代の天皇」である。江戸時代の天皇というと後水尾院は取り上げられる事はあるが、普通は論じられる事が殆どない。
明正・後桜町の両院のような江戸時代の女帝が、如何なる存在だったのか、が興味深かった。両院が古代の女帝と違って中継ぎの天皇であって、女帝であるがゆえに神事や政務に制限があったというのは初めて知った。
南北朝から室町時代にかけて衰微していった朝儀の再興や改元についても、案外触れられないところだ。
ただ何故か、この本は仁孝天皇については殆ど触れられていないが。