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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2010.12
- 出版社: 富士見書房
- レーベル: 富士見ファンタジア文庫
- サイズ:15cm/365p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-8291-3598-3
読割 50
紙の本
花守の竜の叙情詩 3 (富士見ファンタジア文庫)
著者 淡路 帆希 (著)
「テオバルト。愛しているから、あなたを忘れる」囚われの王女アマポーラと、王位継承に敗れた王子テオバルト。支配した者とされた者として出会った2人は、長い旅の果てに恋に落ちた...
花守の竜の叙情詩 3 (富士見ファンタジア文庫)
花守の竜の叙情詩3
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商品説明
「テオバルト。愛しているから、あなたを忘れる」囚われの王女アマポーラと、王位継承に敗れた王子テオバルト。支配した者とされた者として出会った2人は、長い旅の果てに恋に落ちた。だが運命は、二人が互いを守ろうとする気持ちすら弄ぶ。アマポーラのため、テオバルトは人外のものに。そんなテオバルトを救うために、アマポーラは彼の記憶を捨てた。それでもなお平穏は遠く、アマポーラは命を狙われ続ける。懸命に守ろうとするテオバルトだが、彼女はその存在すら拒むのだった…。たとえ同じ時間を生きられなくても、たとえすべてを忘れてしまっても、君を守る—。宿命の愛と冒険の三部作、ついに完結。【「BOOK」データベースの商品解説】
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紙の本
互いの想いゆえに傷つく心
2011/02/13 13:45
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
妹姫ロゼリーを取り込んだ悪魔キャンディッドに狙われる銀竜テオバルトは、共に狙われる女性アマポーラを護るため、思い出を失い彼女に他人を見る目で見られて傷つきながらも、必死に悪魔を倒し続ける。月神との契約を果たし、再び彼女の隣に戻るために。
一方、影ながら守られるアマポーラは、テオバルトを救うために失った彼との思い出の欠落に苦しんでいた。何か大切な記憶があることは分かるが、それが何か分からない。その困惑は徐々に彼女の精神を、肉体を蝕んでいく。
同じ銀竜であり、アマポーラを保護するラトレイア王家の千年前の姫でもあるラシェルの護衛をかいくぐり、あの手この手でアマポーラに手を出して来るキャンディッドを完全に倒すため、銀竜たちはある計略を練るのだった。
滅ぼした国のいらない王子と滅ぼされた国の王女がはじめは憎悪しながらも、様々な困難を乗り越えていくにつれて思いを通じていく。しかしその恋慕は、王子が人外の存在となってしまうことにより引き裂かれる。そして、傷ついたその王子を救うために、王女は彼に関する記憶を失うことに同意する。そんな二人が再び出会うのが今回の話だ。
レーベル名にファンタジアと入りながら、ここまで純粋なファンタジーは珍しいのだが、二人の心情と、その間で心を痛める幼い娘エレンの姿を丁寧に描写しており、美しい。1巻だけだと悲恋という印象なのだが、ここまで続編が刊行されることにより、ハッピーエンドとなった。
電子書籍
ラストは王道
2015/10/19 23:12
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:青汁8000 - この投稿者のレビュー一覧を見る
真のヒロインたるエレンさんがいい味出してます。
結局最後まで、エレンがいるからこその、シナリオだったなと。
一番衝撃的なのは、あとがきのある一言でしたが。