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- カテゴリ:一般
- 発売日:2010/12/18
- 出版社: 富士見書房
- レーベル: 富士見ファンタジア文庫
- サイズ:15cm/325p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-8291-3596-9
紙の本
棺姫のチャイカ 1 (富士見ファンタジア文庫)
著者 榊 一郎 (著)
目覚めればそこに義妹アカリの美しい顔があった。「兄様。おはよう」彼女は四つん這いで、俺—トール・アキュラの上に跨っていた。枕には、アカリ愛用の鉄槌が深々と突き刺さっている...
棺姫のチャイカ 1 (富士見ファンタジア文庫)
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商品説明
目覚めればそこに義妹アカリの美しい顔があった。「兄様。おはよう」彼女は四つん這いで、俺—トール・アキュラの上に跨っていた。枕には、アカリ愛用の鉄槌が深々と突き刺さっている。戦乱の後フェルビスト大陸を兄妹で放浪し、その日暮らしをしてきたが、とうとう食い詰めてアカリは俺に業を煮やしたのだ。「働いたら負けだ」とひとりごちながら、食料を探しに山林へ入ると、何かが草むらに潜んで動いている。凶暴な棄獣かと構えたが、現れたのは小柄な少女だった。「お…襲う?」黒い衣装をまとい、棺を背負った不思議な少女は、大きな紫の瞳で俺を見つめる。彼女—チャイカと俺はこうして出会い、世界は再び動き出した。【「BOOK」データベースの商品解説】
「働いたら負け」とうそぶくトールは生きる目的を失っていた。目下フェルビスト大陸を義妹アカリと放浪中だが、食い詰めてアカリに罵られ山中で食料を探すことに。そこでトールは棺を担ぐ不思議な少女と出遭う――。【商品解説】
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紙の本
出だしからシリーズのラストが気になる。
2013/04/13 14:57
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とある図書便り編集長 - この投稿者のレビュー一覧を見る
あの「ストレイトジャケット」などで有名な榊さんの作品。
あるサイトでもこの方の文章は綺麗、参考になるとの声が多かったので、まずは手始めにと購入。
世界観は中世の欧州辺り(ヨーロッパかも)。主人公は戦争を心待ちにしていたのに終戦のせいで気力を失った少年。そしてヒロインが棺を背負って旅をしているという設定。
話自体は典型的な「集め物」のシリーズ構成らしく、上手く読者の期待を煽っている感じがよかったです。さらにその期待を裏切らないのが流石というべきでしょうか。
恐らくは編集さんのせいでちょっと無難な方向に持ってかれてしまって、本来の魅力が十分に発揮されていないんだと踏みましたが、普通に面白いし、シリーズのラストが気になるので一冊買ったら二巻三巻と手を伸ばしてしまいそうです(笑)