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紙の本
輝く夜 (講談社文庫)
著者 百田 尚樹 (著)
幸せな空気溢れるクリスマスイブ。恵子は、7年間働いた会社からリストラされた。さらに倒産の危機に瀕する弟になけなしの貯金まで渡してしまう。「高望みなんてしない。平凡な幸せが...
輝く夜 (講談社文庫)
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商品説明
幸せな空気溢れるクリスマスイブ。恵子は、7年間働いた会社からリストラされた。さらに倒産の危機に瀕する弟になけなしの貯金まで渡してしまう。「高望みなんてしない。平凡な幸せが欲しいだけなのに」。それでも困っている人を放っておけない恵子は、一人の男性を助けようとするが—。5編の泣ける奇蹟。【「BOOK」データベースの商品解説】
〔「聖夜の贈り物」(太田出版 2007年刊)の改題〕【「TRC MARC」の商品解説】
大ヒット『永遠の0』著者による、もうひとつの号泣ストーリー
人は最後に誰を想い、何を願う?
幸せな空気溢れるクリスマスイブ。恵子は、7年間働いた会社からリストラされた。さらに倒産の危機に瀕する弟になけなしの貯金まで渡してしまう。「高望みなんてしない、平凡な幸せが欲しいだけなのに」。それでも困っている人を放っておけない恵子は、1人の男性を助けようとするが――。5編の泣ける奇蹟。【商品解説】
収録作品一覧
魔法の万年筆 | 7−45 | |
---|---|---|
猫 | 47−86 | |
ケーキ | 87−128 |
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書店員レビュー
サンタクロースってお...
ジュンク堂書店梅田ヒルトンプラザ店さん
サンタクロースってお父さんとお母さんだったのか…と
理解したのは小学三年生のクリスマスでした。
けれども、目に見えるプレゼントは無くても
サンタさんは居るのではないかとこっそり思っている。
私を含めそんな大人にぴったりのほっこりストーリーが
詰まった短編集です。
現実的な小説ももちろん良いけれど、たまには少女マンガばりの
幸せなお話たちをぜひ読んでください。
文庫担当
紙の本
クリスマスイブの、5話から成るステキなお話です
2022/09/05 13:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みえ - この投稿者のレビュー一覧を見る
女性が主役の、クリスマスイブに起こる、とてもステキなストーリーです。
百田さんの作品は何作か読んだ事がありますが、こんなにも優しく、そして少しせつない感情が沸き起こるのは、本作がピカいちではないでしょうか?
主人公に、若い頃の自分を重ねて、入り込むような感じもありました。12月、イブが近づいて読むと、もっと感情移入できるかと思います。
紙の本
泣ける?
2019/02/27 00:56
2人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:きりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
泣ける奇跡の話というウリなのですが、映像化されているのならともかく、小説だと安っぽい仕上がりだと思いました……
紙の本
クリスマス・イブの夜に繰り広げられるひと時の素晴らしい夢!
2017/06/26 08:55
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、百田直樹氏による短編集です。百田氏と言えば、『永遠のゼロ』や『海賊と呼ばれた男』などの長編が有名ですが、この作品は『幸福な生活』とも少し似た短編の絶品です。内容は、全部で5編から構成されていますが、そのどれもが素晴らしいひと時の夢を読者に与えてくれます。私個人的には「ケーキ」がとても好きですね。ぜひ、皆さんにも読んでいただきたいと思います。
紙の本
夢や魔法って、やっぱいいよね
2017/02/06 11:31
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ひろし - この投稿者のレビュー一覧を見る
「んな事あるかいw」とか「お涙ちょうだいかい」のと、夢や魔法に否定的な人は読まない方がいい。とはいえ、あんまりやりすぎるとげんなりしてしまう。こういう作品は、そのちょうど良いさじ加減が難しいと思う。そして基本的に「ああ良かったねえ…」と感じて読み終わりたい。夢や魔法の物語は、ぜひ幸せ物語であって欲しいもの。
その点この作品は絶妙なところをついていたと思う。5編の短い物語は、どれもさっと読めてぐっとくる。良い人がいつも良い思いが出来るわけではない。いやむしろ良い人ほどバカを見たりもする。そんなとき、不思議な魔法のような出来事が起こったら。そんな夢の詰まった物語でした。
紙の本
優しい気持ちになります
2016/03/03 05:46
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:悠々爺さん - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者の本で文庫化されている本を順に購入しています。10数冊目になりますが、人の心の優しさに触れられる良書です。心がほっとします。
紙の本
輝く夜
2016/02/10 16:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キャットウインド - この投稿者のレビュー一覧を見る
温かく不思議な話の短編集。
読みやすいです。
世の中がクリスマス一色の頃に読むのがおすすめです。
紙の本
百田ファンの女性の必読書
2016/01/31 21:00
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:けんたん - この投稿者のレビュー一覧を見る
『永遠のゼロ』の著者である百田尚樹さんの短編集です。
5編とも,クリスマスの時期の女性の話であり,一応はハッピーエンドで終わります。
ただ,第3話『ケーキ』は,あまりにも切ない病床での夢の話です。
百田氏の外見からは想像もできない(失礼),女性の心理を描いた作品で,百田ファンの女性は必読と思います。
紙の本
さらさらと。
2015/08/17 21:51
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:eri - この投稿者のレビュー一覧を見る
『永遠のゼロ』や、『海賊と呼ばれた男』などの後に読んだので、こんな作品もあるのだととても意外に感じました。でも、さらりと読めて、とても温かな気分になりました。
紙の本
そっと寄り添ってくれる本
2014/07/05 20:38
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:らくだ - この投稿者のレビュー一覧を見る
どうして自分だけこんな目に…涙
という、誰もが一度は感じたことがあるであろう経験。
たしかに報われないこともたくさんあるけれど、世の中、捨てたもんじゃないかもね、という希望を感じさせてくれる一冊。
じわんとこころあたたまる幸せを味わいたい人は是非。
紙の本
書きたいから書く。
2014/04/13 20:30
2人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
いい話しがいっぱい。私が小説など書くならば、それは、お金儲けのためだろう。
百田尚樹はどんなに素敵な方か。
男性だから書ける優しさもいっぱい。
紙の本
素敵なファンタジー
2014/01/04 13:56
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:sakura - この投稿者のレビュー一覧を見る
百田さんにこんな素晴らしい心温まる話が書けるのが意外!
一つ一つのお話が感動でした。
あっと驚いて感動させるっていうストーリー達は素晴らしい。
紙の本
おしゃれなストーリー
2013/06/26 22:34
2人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:bkktomi - この投稿者のレビュー一覧を見る
いくつかの「ほんわかTVドラマ」が詰まっているような一冊でした。
難しく考えず、軽い気持ちで読むのをお勧めします。
紙の本
輝く夜
2013/05/21 09:44
2人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オモニ - この投稿者のレビュー一覧を見る
何度も読み返したくなるクリスマスイブでのファンタジー系の恋愛短編集である。切ない気持ちが読み終えると、ただただ、感動。
紙の本
クリスマスイブの物語
2012/02/10 19:27
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kumataro - この投稿者のレビュー一覧を見る
輝く夜 百田尚樹 講談社文庫
輝く夜(クリスマスイブ)に向けて読む本です。30代女性向けです。3時間もあれば読み終える5本の短編集です。
「魔法の万年筆」庶民の生活があります。世にも奇妙な物語とか、固有名詞を忘れているのですが、口が大きくて丸顔の帽子をかぶった絵の人が笑うというようなストーリーテラーが登場する物語のパターンになります。ひとりぼっちの丸山恵子34才は、自分の幸せよりほかの人の幸せを優先します。いい話でした。(その後、笑うセールスマン、喪黒福造もぐろふくぞうであることがわかりました。)
「猫」青木雅子27才は片目がつぶれた捨て猫を拾って育てます。小椋佳(けい)の歌「少しはわたしに愛をください」がヒントになっているのでしょう。(歌詞では捨て犬を拾っています。)短編集全体をとおして道徳話のようでもある。鶴の恩返しとか、民話のようでもある。「ある小さなスズメの記録」という本を思い出しました。
「ケーキ」文字は大きくて読みやすい。途中で仕掛けに気づきました。概略版の短文であることが残念です。時間の経過が速過ぎる。
「タクシー」半分まで予想通りでした。読んでいて、この先はどうなるという楽しみがあります。ガツンとくる1発です。何度も推敲(すいこう)してある作品です。
「サンタクロース」珍しく文章が「説明」になっています。ちょっと創りすぎでした。