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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2010.12
  • 出版社: メディアファクトリー
  • サイズ:19cm/221p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-8401-3596-2
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紙の本

マンガ狂につける薬 二天一流篇

著者 呉 智英 (著),ダ・ヴィンチ編集部 (編集)

マンガを読んで活字を知り、活字を読んでマンガを知る。評論家・呉智英がマンガと活字の本を組み合わせて紹介する。『ダ・ヴィンチ』2006年6月号〜2010年9月号の連載をまと...

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マンガ狂につける薬 二天一流篇

税込 1,320 12pt

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商品説明

マンガを読んで活字を知り、活字を読んでマンガを知る。評論家・呉智英がマンガと活字の本を組み合わせて紹介する。『ダ・ヴィンチ』2006年6月号〜2010年9月号の連載をまとめて単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

呉 智英

略歴
〈呉智英〉1946年愛知県生まれ。早稲田大学法学部卒業。評論家。文筆家。京都精華大学客員教授。著書に「現代マンガの全体像」「現代人の論語」「言葉の煎じ薬」など。

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みんなのレビュー7件

みんなの評価4.3

評価内訳

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  • 星 3 (1件)
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  • 星 1 (0件)

紙の本

マンガ狂を映画狂人とくらべて

2010/12/18 10:44

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:本を読むひと - この投稿者のレビュー一覧を見る

 本書が単行本化4冊目となる長期連載は、毎回マンガとともになんらかの本をとりあげることで独自なスタイルの書評となっている。かなり面白く、いくつかのマンガ、本を読む用意をこちらにさせてしまった。書評としての要件を十分に果たしていると言えるだろう。
 ここでタイトルに入っている「マンガ狂」という言葉を少し吟味したいのだが、ある表現ジャンルに「狂」をつけて何冊もの本を出した例として、近年では蓮實重彦の「映画狂人」シリーズがある。私は他の表現ジャンルで(文学、音楽、美術、もっと細かくして小説、絵画など)この「狂」をつけたタイトルがないか探したが、ほとんど見当たらなかった。
 戦前の映画でチャップリンの『黄金狂時代』、戦後のマンガで手塚治虫の『冒険狂時代』などが思い出されるように、なんとなくこの強烈な、狂熱的な「狂」は、マンガと映画に似合うのかもしれない。
 ところで呉智英のこのシリーズと、蓮實重彦の映画狂人シリーズとでは、著しい批評の言葉としての差異がある。蓮實重彦における映画はそれのみを語り、それのみに語らせるもので、他のジャンルと比較するなどとんでもないという気持ちがあるだろう。そこでは映画を通して何かを語る、ということもない。1978年刊の、タイトルを「映画狂い」とした哲学系雑誌『エピステーメー』における(蓮實重彦の「映画と落ちること」が巻頭に載っている)映画特集も、哲学などに目もくれない内容である。
 一方、呉智英においてマンガは、みずからが「マンガ狂」でありつつも、書くべき内容はその「マンガ狂」に「つける薬」である必要がある。広い範囲の活字本(現在活版印刷は無きに等しいが、文章中心の本の意)を横におき、マンガ本来の面白さにふれつつも、著者の関心に沿って書かれることは実にさまざまだ。

 たとえば著者はまがまがしい魅惑をたたえている(と読んでいない私に思わせる)マンガ『真説 ザ・ワールド・イズ・マイン』にふれた回で、本居宣長の歌論を引用する。宣長がいうには、歌(つまり表現)は、表現するものが心に思うことをいうより他ないもので、場合によってそれは国家の害ともなるし、身のわざわいともなる。
 そのような表現というものの核心に向かう文章をさらりと書く一方で、著者は、およそ表現というよりマンガという形態を利用したに過ぎない「いわゆる解説マンガ、情報マンガ、学習マンガ」について「限界」を指摘しつつ、その「可能性」にも言及するという懐の広さをみせる。あるいは歴史の淘汰に耐え得なくても「消耗品であることに徹し、娯楽としての独自の様式まで確立し」、長くファンに愛読されてきたマンガについて「その業績は文化史に確実に刻み込まれなければなるまい」と評価する。
 とりあげたマンガで退けているのは(ユーモラスにだが)、新聞の連載マンガ『サラリ君』ぐらいか。それに比べると、とりあげた活字本に対しては内容、訳、ミスなどへの批判が目につく。そしていつもの流儀だと思うが、差別語狩りや戦後民主主義的欺瞞、ある種のフェミニズムへの著者の舌鋒は鋭い。だからそうした批判や舌鋒の鋭さの割にマンガへの評価が時々甘いという気がするのである。
 結局、本書から読みとることができるのは、限られたスペースの問題もあると思うが、マンガ表現の素晴らしさとか凄さに「狂」的に向かうことよりも、さまざまなマンガや本を楽しみながら読みつつ、常に批判の刃を研ぐのを忘れない著者の姿勢である。
 本書のなかで女性(母親)が兵士になることにふれた回で、著者はありきたりなレポートの本を批判している。だが著者が「これだけ重要で面白いテーマ」という内実は、戦争こそ女を家庭のくびきから解放した、という程度しか語られない。
 私は以前、著者が女性兵士による逆レイプにふれた文章を読んだ記憶があるが、ともあれさまざまな考えが、このテーマに沿って著者にはあるのだと思う。
 私がここで考えたいのは、そうした著者の思考は結局、なんらかの理論的な創見を導き、なんらかの提言になったりすることはあるだろうが、マンガそれ自体からは離れた問題ではないかということである。
 たとえば私は女と戦争にかかわって(女の、兵士にかかわって、ではないが)、『清作の妻』という映画に強く惹かれているのだが、そこでは愛する夫を戦地に行かせないために女は五寸釘で男の両眼をつぶす。狂っている、としか言えないヒロイン(演ずるのは若尾文子)を監督増村保造は最高のリアリティめざして造型する。それは元の原作を超え(ずっと以前には反戦的なものだった)、また原因としての戦争をも超える(ただし男と女と逆のケースは考えにくいことにおいて、かろうじて「戦争」に繋がる)。
 狂っているが美しい女を、確信に満ちた演出で描いた監督は、本居宣長がいうように、まさにみずから描きたいものを描いたのであり、なにかの目的(たとえば反戦というメッセージとか知的な関心とか)によるものではない。
 とはいえ本書がもともと表現の深みをめざしてのみマンガや本をとりあげる連載ではないことくらい私にはよく分かっている。
 対象となったもののうち、作品としての凄さを感じさせるマンガとして山本直樹『レッド』と山上たつひこの作品集をぜがひでも読みたいと思った。

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2011/04/24 12:21

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2011/09/14 00:21

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2013/11/01 19:54

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2014/09/17 20:07

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2019/04/08 12:43

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2022/01/13 22:25

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