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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.7 69件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2011.1
  • 出版社: 朝日新聞出版
  • サイズ:20cm/234p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-02-250832-4

紙の本

海に沈んだ町

著者 三崎 亜記 (著),白石 ちえこ (写真)

数千人の人々を乗せて海を漂う“団地船”、永遠に朝が訪れない町、“生態保存”された最後のニュータウン…喪失、絶望、再生—もう一人の“私”が紡いでゆく、滑稽で哀しくて、少しだ...

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海に沈んだ町

税込 1,650 15pt

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商品説明

数千人の人々を乗せて海を漂う“団地船”、永遠に朝が訪れない町、“生態保存”された最後のニュータウン…喪失、絶望、再生—もう一人の“私”が紡いでゆく、滑稽で哀しくて、少しだけ切ない九つの物語。『失われた町』『刻まれない明日』に連なる“町”を、気鋭の写真家との奇跡的なコラボレーションで描く連作短篇集。【「BOOK」データベースの商品解説】

数千人の人々を乗せて海を漂う“団地船”、永遠に朝が訪れない町、“生態保存”された最後のニュータウン…。滑稽で哀しくて、少しだけ切ない連作短編集。『小説トリッパー』掲載に、書き下ろしを加え書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】

収録作品一覧

遊園地の幽霊 5−26
海に沈んだ町 27−44
団地船 45−72

著者紹介

三崎 亜記

略歴
〈三崎亜記〉1970年福岡県生まれ。熊本大学卒業。2004年「となり町戦争」で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。ほかの著書に「失われた町」「刻まれない明日」など。

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みんなのレビュー69件

みんなの評価3.7

評価内訳

紙の本

大震災を予知したかのような作品群

2011/05/03 17:01

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:風紋 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 9編の短編小説をおさめる。全編、近未来小説とも寓話ともいえる。どの短編にも共通して色濃く漂うのは喪失感だ。

 寓意がことに目立つのは「午前四時八分」。ひとつの町全体が、標題の時刻以降、眠りについたのだ。例外的な少数が覚醒し、そして眠ることがない。歳をとらない。覚醒者は、旅人を無事に町の外へ連れ出すべく案内する。次の町にも、寓意に満ちた異変が起きている。

 表題作「海に沈んだ町」は、このたびの震災を予知したかのような作品だ。少なくとも評者の読後感は、震災前とそれ以降ではまったく異なった。「失って初めてわかることもある」と主人公はつぶやく。ありふれた感慨だが、まるごと失われたものが故郷となると切実だ。

 「橋」では、市役所から委託を受けた(小説では不明の機関の)女性が、一介の市民にカフカ的迷路をもたらす。昨日かくてありけり、明日もかくてありなむ、の日常性のもろさを剔抉する。これも、震災前とそれ以降では異なる読後感を与える作品だ。

 書き下ろしの「ニュータウン」は、喪失感が希望に転じている。国家にささやかな抵抗を試みる庶民のエネルギーと狡猾さ、連帯が描かれて、読者にかすかな笑みをもたらす。幾分重苦しい作品群の最後にかかる作品を配するとは、心憎い。

 白石ちえこの、随所に挿入された写真は、それ自体、鑑賞に耐える作品だ。小説と併せ眺めるとき、言葉なき写真の背後に無数の言葉が河となって流れているような錯覚を与える。

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紙の本

三崎亜記さんの世界が写真となって

2017/01/20 00:56

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:koji - この投稿者のレビュー一覧を見る

実はこの本は去年の3月頃に買ったのですが、2011年1月の初版本に著者のサインが入ったものがポツンと書店に残っていたのです。単純に考えて5年もその本屋さんにいたことになるのですね(笑)

作品は9編からなる短編集ですが、三崎亜記さんのその他の作品とリンクするものも何編かあり、三崎亜記さんが好きな私には楽しめる本でした。

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2011/12/06 11:47

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2011/02/16 13:42

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2011/01/14 21:36

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2011/03/01 18:35

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2011/02/06 11:19

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2011/02/02 05:04

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2011/02/02 21:59

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2011/02/09 10:04

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2011/02/11 23:17

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2011/02/13 21:05

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2011/02/18 17:20

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2011/02/19 13:23

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