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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2010.12
- 出版社: マガジンハウス
- サイズ:19cm/397p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-8387-2215-0
紙の本
マリアの涙
冬のある日、高校生の藤原道生は教会の聖母マリア像の前で卵型のメダルを拾う。それは、「夢原罪のマリアの不思議のメダイ」と呼ばれるものだった。その15年後、新進気鋭の画家・彫...
マリアの涙
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商品説明
冬のある日、高校生の藤原道生は教会の聖母マリア像の前で卵型のメダルを拾う。それは、「夢原罪のマリアの不思議のメダイ」と呼ばれるものだった。その15年後、新進気鋭の画家・彫刻家に成長した道生は、「聖母マリア美術館」の落成記念にミケランジェロのピエタ像のレプリカを制作し、絶賛を浴びる。ところが2年後、像は何者かによって傷つけられる。ピエタ像破壊の目的は何か?マリアはなぜ涙を流し続けるのか?十字架の下にただすむマリアの本当の悲しみとは?…エキュメニズム(キりスト教の教会一致運動)を妨げるマリアの「無原罪の御宿り」の教義を巡って、不可解な事件・事象が次々と起こる。【「BOOK」データベースの商品解説】
道生は「無原罪のマリアの不思議のメダイ」と呼ばれるメダルを拾った。その15年後、新進気鋭の彫刻家に成長した道生はミケランジェロのピエタ像のレプリカを制作する。だがその像は何者かによって傷つけられ…。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
ピーター・シャビエル
- 略歴
- 〈ピーター・シャビエル〉プロテスタント・カトリックのほかギリシャ正教・ユダヤ教・イスラム教などについて学ぶ。新聞や雑誌で執筆する傍ら、神学的テーマを小説で表現する試みを続ける。著書に「イエスの涙」がある。
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紙の本
こんな本がどんどん現れて欲しいです。
2011/05/15 15:41
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ペンネーム - この投稿者のレビュー一覧を見る
最優秀作品という帯をみて少し立ち読みしてみると、プロローグを読んだだけで鳥肌が立つような感覚を覚えた。そこで語られている内容は不思議なことではあるがそれが作りごととは思えないし、理性で測りきれない世界ではあるが実際にあり得る事だと数ページ読むだけで感じさせられた。目に見える世界だけでなく目に見えない世界にもっと関心を持つべきだと思わされた一冊だ。
紙の本
不思議な魅力に富む21世紀の小説です。
2010/12/27 10:09
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:アニエス - この投稿者のレビュー一覧を見る
『マリアの涙』はインテルの「あなたを作家にするプロジェクト」で、応募総数8443件の中から、最優秀作品として選ばれた作品である。
審査員からのメッセージによると「哲学、自己啓発、教養小説の面をもちあわせた新感覚のミステリー」であるとのこと。
読んでみると正にそのとおりであり、よみやすく為になった。日本人にはなじみの薄い「キリスト教」が読んでいく中に、身近なものと感じられていった。
主人公と思われる登場人物を中心としての意外な展開には驚かされ、時間の経つのも忘れて、先が気がかりで次々とページをめくってしまう。
今までの小説にはなかった不思議な魅力のあるミステリータッチの小説である。
紙の本
時間が経つのも忘れて没頭した!
2011/07/21 11:06
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:3人の子持ち母 - この投稿者のレビュー一覧を見る
読み初めから、どんどんこの世界に引き込まれていき、時間が経つことなど忘れて没頭しました。久しぶりにこんな面白い本に出会いました☆
昔から本が大好きでいっぱい読みましたが、最近は読む時間があまりなく・・・でも、本っていいなぁと思わせてくださった一冊です♪
聖書のこともキリスト教のこともマリア様のこともあまり勉強しておらず無知な私でしたが、それでも、分かりやすく入っていきやすい世界でした。マリア様に深い思い入れはありませんが、読んでいくうちにマリア様の姿が神さまの姿と重なり、既存の考え方を変えることがいかに大変なことであるかということが、すごく伝わってきました。
神さまはいつも側にいて、私に語ってくださったように
「もっと私を感じてほしい」
とこの世の人々にあまねく語り続けていらっしゃることを思うと、本当に胸が痛みます。
私も以前は、神さまは何でもできて、高いところに威厳高く座っていて、光り輝いているのが、神さまだと思っていました。でも、そうではないことをこの本が教えてくださっています。
悔い改めることの素晴らしさ、それをこの本を読んでたくさんの方が感じてもらえたらいいな、と切に願います。
読み終えたあとは、すっきり、すがすがしい気持ちでした!
たくさんの方にこの本を読んでもらえたら、どんなにいいかと思います。読んで損はない一冊です!