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ワイツゼッカー 問題は過去を克服することではありません。さようなことができるわけありません。後になって過去を変えたり、おこならなかったことにするわけにはまいりません。しかし過去に目を閉ざすものは結局のところ現在にも盲目となります
ドイツのシュミット首相 日本はアジアに友人がいない
100万キロワットの原子力発電所 300万キロワットの熱がでるうち100万キロワットを電気にしているだけで、のこりの200万キロワットは海に捨てています。 水戸巌 ただしくいうなら海温め装置
原子力発電所発電効率 30% 火力発電所 50%
三菱 ウエスティンハウスと提携していたが今はアレバ
東芝日立 ウエゥティングハウス(加圧水炉)
エネルギー量が絶対的に少ないと長生きできない
わずかに伸びると寿命ものびる
ある程度以上のエネルギー消費は寿命の延長に役立たない
エネルギー中毒社会から抜け出す
小欲知足
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この本が 2010年12月12日に出版された事は何か重要な啓示の様にも
思います。
内容はとてのコンパクトに問題点を図表を使って解説してます。
USTで解説頂いた話が細部まで解説されています。
原子力は必要と言う方、ぜひ読んでみてください
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やはりさすがです。
原発の問題点を的確にコンパクトにわかりやすくまとめている。
原子力について何か1冊読めといわれたら、これをお勧めする。
特に、低線量被曝に関する問題と地球温暖化に対する問題について、個人的にはためになった。
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著者は京都大学で長年にわたり、原発反対を唱えてきたことで、出世の道を断たれた方。
しかし、皮肉にも3・11の福島第一原発事故が、彼の唱えてきたことの
正当性を証明した。
原発は要らない理由が、分かりやすく説明されています。
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原子力研究者による原発反対論集。何かのコラムにでも書いたものを集めたのだろうか、細かく章が分かれていて、各章ごとに出典が示されている。
福島原発事故で注目される著書との評判で購入。
前半の原発のリスクや廃棄物管理の総合コスト、温排水等に迫力があると思ったのだが、後半になると図表に誤りがあったり(カロリーの単位)、一方的な決めつけがあったり(電力消費と寿命の関係)で、残念ながらいまひとつ説得力に欠ける空回りの中で終わってしまう。 言いたいことは書き綴ったので満足、ということなのか?
原発反対というのが社会的な盛り上がりを欠くのは、こういう半端な著書しか出ないからではないか。 評判の本だっただけにがっかり。
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薄い本ですが、原子力発電についてとてもわかりやすく書いてあり、入門書として読むにはもってこいではないかと思いました。
著者が徹底して電気を使わない生活をしている事に感動すら覚えました。
外でエレベーターやエスカレーターも使わないなんて!日の出と共に起きて日が沈めば寝てしまうとも聞きました。これは本には書いてありませんでしたが。ここまで徹底するのは今のほとんどの日本人には難しいとは思いますが、出来る限りエネルギーの浪費を抑えた生活は真似していきたいです。
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2010年12月に出版された本。 被曝の恐ろしさ、エネルギー問題まで幅広く取り扱い、原発の必要性を問う。 再処理工場は原発より危険なもので、恐ろしかった。とても分かりやすく読みやすかった。
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最近話題の京大原子炉実験所小出准教授の著作。
隠される真実…とあるが大体既出の事項であった。
また、第六章で温暖化について割いているが、原発憎しからか、かなり不正確なことを書いており、全体の信頼性を低下させており、残念に感じた。
専門分野に徹していれば…と思わずにはいられない。
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話題の京大・小出教授が昨年末に上梓した簡易ガイドブック。
図表やグラフをふんだんに掲載しながら、ものすごくコンパクトに原発の問題点がまとめられていて、驚異的な読みやすさにびっくり。
あとがきによるとこれは編集者の手柄のようなので、専門家が見ればいろいろ難があるのかもしれないが、原発を巡る問題を、政治的バイアスも含めて知るためにはまずこの1冊がいいかも。
それにしても、今年2月に2刷が出て、3.11をはさんで4月に入って急に5刷まで版を重ねているの奥付けが生々しい。
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原子力工学の専門家で、反原発という人は少ない。他の産業分野であれば専門家であっても推進派がいてアンチがいて、さらに取り巻きがいるという構図が普通だと思う。原子力の専門家は原子力でしか食えない、という原理的な問題があるためか電事連や経産省へのヨイショの産物と化すという。小出先生は数少ない反原子力の専門家だ。
小出氏の原子力建設の反対理由は、最近急に言い出された福島原発事故うんぬんというものではない。本自体が事故以前に書かれたもので、原子炉の非合理性と核燃料サイクルへの批判が主だったもの。天然ウランの可採年数は70年であり、石油の数分の一、石炭の数十分の一しかない。核燃料サイクルが回り始めれば、燃料効率が60倍になるというのが推進派の言い分だが、高速増殖炉は実現の見通しが立っていない。にもかかわらず計画は見直されないまま、「ウン十年後には実現されます」という説明しかなされない。
さらには、核燃料サイクルの中核となる、六ヶ所村の再処理施設は着工当初7,000億円の建設費用であったが、現在までに2兆2000億円を投じ未だに完成していない。しかも、廃炉にするために12兆円の費用を要するというオマケまで付いた。
また仮に、核燃料サイクルが回り始めたとしても、高レベル放射性廃棄物の最終処分場の問題は解決する道筋がない。深さ300メートルから1000メートルの地下に100万年のスパンで埋め立てを行うというが、広大な領土を持つ中国やロシアやアメリカでさえも、埋立候補地は見つかっていないという。狭い領土と地震リスクを抱えてしまい、「トイレなきマンション問題」の解決シナリオは絶望的だ。それらの政策の矛盾について何ら合理的な見解が推進派からなされていない。
福島の事故が起きるまで原発政策に見直しの声が出なかった事実について、我々はもっと考えなければいけないと思う。
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この本は理屈抜きに読んでほしいです。ここに書かれていることが必ず役に立つと固く信じております。でも、この本が役に立つようになってしまった時勢に対して、強く憤りを覚えます。
おそらくこの本は福島のことがなかったら、きっと読むことはなかっただろうなと思います。ああいうことは起こった以上は、こういうものを読んで自分で情報を入手するしかないんでしょうね。なんともいえない展開になってまいりました。この人の経歴をざっと記すと『1949年東京生まれ。東北大学工学部原子核工学科卒、同大学院修了。1974年に京都大学原子炉実験所助手になる。2007年4月から教員の呼称が変わり、現在は助教。専門は放射線計測、原子力安全。伊方原発訴訟住民側証人』だそうで、バリバリの専門家です。
先日僕が参考のためにみた『六ヶ所村ラプソディー』という映画にも出演していらっしゃっていて、
「どんなに注意しても放射能は必ず、漏れます。」
と力強くおっしゃっていたのが印象的でした。特に
「電力供給に利用される熱はたった三分の一。残りの三分のニは海に流されている。 」
この記述を読んだときもすごく衝撃でした。
原子力は安全で効率もよく、環境にもやさしい、ということはないんだと。そのことがよくわかっただけでも、この本に出会っただけの価値と意味はございます。見ていると不愉快になってしまうので、東電の役員たちのことは映像では見ないようにしているんですけれど、本書の中に『彼らを全員刑務所に入れるべき』という作者の主張を、今回に限って僕は断固支持したいと思います。
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原子力の専門家による原発の危険性を訴える図書。公園をまとめたということもあり、素人にもわかるように平易に書かれている。第6章「原子力に利用された二酸化炭素地球温暖化説」をどう判断すればよいか。第9章「原子力からは簡単に足を洗える」は、最大使用電力量が火力と水力の合計を超えたことはほとんどないというデータは説得的。また、火力の中で石油の占める割合は現在はそれほど高くなく、石炭の再評価はもっとされてよい(第6章をどう考えるかによるが)。これまで読んだ、原発への警鐘を鳴らす本の中では、説得力において自分の中では1,2を争う。
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アースデイで購入。原子力について客観的データを使い、専門的な解説がされるのですが、分かりやすく読みやすいです。エネルギーを得るためでない、原子力政策のずさんさが見て取れます。通勤の電車でさっと読める原子力(政策)解説としてお勧め。
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まだ読んでいないので内容もわかりません。
ただ勉強したい時なと思い、登録しました。
何処も彼処も売切れなのでAmazonで待ってみます!
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実は原発など無くても電力は足りていると主張する小出 裕章氏(原子炉実験所助教)の著書。是非読みたい。
参考動画1:http://www.youtube.com/watch?v=yVbRyLyT_I0
参考動画2:http://www.youtube.com/watch?v=4gFxKiOGSDk