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せっかくの好著を、同じ著者の「検証 東日本大震災」という、リアルとかかわりが強いテーマの後で読んだ分、共感が薄く感じられたのが残念。
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ソーシャルメディア時代に成功している人たちへのインタビューが多く掲載されており、自分もやってみようという刺激になる。これからは個人の時代。
ソーシャルメディア時代に必要なもの
・起業家精神と国際感覚
・「好きなことを書け、とにかく続けろ」
自分が得意で差別化できる分野を探す。
あると有利なもの
・英語力
・中国語・韓国語
欧米だけでなくアジアにも目を向ける(急成長市場)
インフルエンサーの育て方
・共感と情熱をもった最初のフォロワーの存在
デレク・シヴァーズ 「社会運動はどうやって起こすか」 | Video on TED.com
http://goo.gl/9aiG
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最近のfacebookの話題から、日本でもソーシャルメディアにスポットが当たることが多くなりました。と言うことで早速読んでみました。
この本が出版されていること自体が「ソーシャルメディア革命」であると筆者のブログで書かれています。出版の経緯が、ロサンゼルスで書いていたブログがツイッターを経て、その1週間後には出版が決まり、80日後には原稿を仕上げ、110日後には日本の書店に並ぶと・・・・(その前にネットでは無料のダウンロードも企画もあった)
本当に革命と言えるような動きになるのか、これからソーシャルメディアが日本でどうなるのか、そんな予想を聞きたいわけでもないので、そちらの内容はほどほどの知識として読みましたが、この本から感じたことがひとつ。
それは個人が大切になる時代であると言うこと。
だからこそ、「やってみる勇気と実行力」が必要となる時代なんだと言うこと。
よく話題に出るfacebookやmixiのことなど、私にはうまく説明できないけど、確かに、実名か匿名かではなく、リアルの世界をネットに持って行くかどうかの違いなのかもしれません。そこで、リアルとネットが本当の意味で融合するときが来たとしたら、いくつかの新しい価値観が生まれることも事実でしょう。
さらに、この本では触れていないけど、日本の企業が、すでに高度成長時代もバブル時代も経て、これから「景気」に頼るのではなく「人」が大切になると言う価値観を持った企業が生き残ると思うのです。そんなときに、このソーシャルメディアの波がタイミングよくマッチする時代かとも思いました。企業のあり方の価値観自体も見直すタイミングかも。
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米国在住のブロガのソーシャルメディア論。
米国事情を中心にしているが、比較的読みやすい。
「SNS」がリアルな関係をネット上に移したものであるところに重要性があるという指摘はもっともだ。ただ、mixiやGREEはそうではないと言い切るのも行き過ぎな気がする。mixiも最初はメールでの招待制であったはずだ。確かにFacebookとは色んな面で違いがあるが。
著者は、日本でのソーシャルメディアの立ち上がりが遅れるのではないかと懸念しているが、その理由として挙げているものをあえて並べてみる。
1. 既存大手メディアの影響力が強すぎる
2. 人権意識が低い
3. 政治(や社会)とジャナリズムへの関心が薄い
4. 個性を認めない「出る杭を打つ」文化の存在
5. 自営・独立をする人が少ない
6. 非営利団体に対する支援と理解の欠如
7. 語学力の低さと国際意識の欠如
8. PV神話が根深い
9. 先駆者としての匿名掲示板の存在
10. 芸能ネタへの偏り
このリストは、ある意味では日本人の評価に対する常套句であり、偏った見方とも言える。それほど悲観する必要もないのではと思う。TwitterだってBlogだって日本の活動はそれほど低調なわけではない。アメリカだって似たようなところがあって程度の問題だとも言える(語学力以外は)。いずれにせよ、学生時代からSNSを使っていた世代は懸念する必要もないのだと思っている。問題は、それより上の世代がどこまでついていけるのかだろう。
ソーシャルメディアを使うことが当たり前になる日がそこまで来てはいる。身構えずにさっと乗っていければいいのかと。
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思いの外期待はずれ。どうも筆者の思い入れが前面に出すぎてから周りしている感じ。日本人論やら語学論やら、どれも青臭く本論からずれてしまってる。英語力が低いから日本のソーシャルメディアは広まらないだなんて、おこがましいにもほどがある。
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言語の壁が立ちはだかって、せっかく世界とつながるソーシャルメディアを日本人の多くが生かし切れないというのは共感できた。
ただ、ソーシャルメディアの歴史的なものに興味があまり持てなかった。
また、大見出しと小見出し、小見出しと内容が呼応していないところがあり、いまいち納得できない部分が多かった。
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SNSってのは元々どうなんだろうか。
FBはアメリカの上流社交クラブのような感じだったのに、よく日本に根付いたな。
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北米のソーシャルメディア事情が参考になった。
facebook のすごさを表現するためにmixiをディスらなくてもいいのに・・・。
マスメディアが持つ最高の武器「黙殺」
→ mixi が殺された
ソニー 長い時間を費やしてこそ一人ひとりのファンとつながっていける
無意識というのは、大きな利権構造によって知らず知らずのうちに選択させられている
島国日本、村八分
Will it blend ではミキサーを販売して収益
クラウト
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twitterやfacebookが既存のメディアといかに違うのか。
ソーシャルメディアとは何か。
1.mixiやグリーはどこに位置づけられるか。
→日本独自?の感覚
人権/個性の尊重の感覚が他国と比較して低い
人権/個性が尊重されているからこそ、実名で活動できる面もある。
2.twitter,blogでインフルエンサーになるためには?
→自らのアカウントの方向性を決める
最新ニュースなどの配信?創作を押し出したもの?
前者ならなにか一つ秀でたジャンルを開拓する
後者なら、個性の設定をきちんともつ
インフルエンサーになるには、
自分のブランドをもつことが大切。
日本の企業は対日本人を意識してしまったために、
グローバルに受ける企画/商品を作ることができなくなっている。
この二点が印象深かった。
全体的にはかいつまんで少しずつという感じ。
この本で興味を持った箇所は、
他の本で追ってみようと思う。
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最新のUSのソーシャルメディア事情を伝える。ビジネスというより、ブロガーとして、プロになるための方法の話が多い。著者がブロガーだからなのだろうが、現場の最新の空気が伝わり、おもしろい。鳥喘げているサイトにアクセスしたくなる。
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「ブロガーとしての視点で北米の最新事情を伝え、日本におけるソーシャルメディアの今後に役立ててもらいたい」という狙いで書かれたのが、本著『ソーシャルメディア革命』だ。米国におけるソーシャルメディア事情を1つ1つ記述しながら、ひるがえって日本ではソーシャルメディアが普及するかという考察を加えている。
日ごろからソーシャルメディアを活用し、周辺情報やニュースをある程度把握している人にとっては、既に知っている内容が多いという印象を受けた。そのため個人的には、得られるものが少なかった。逆にTwitterやFacebookを活用してみたい、もしくは使い始めてみたけどいまいち使いこなせない……といった人が本著を読むと、ソーシャルメディアが歩んできた歴史を振り返ることができ、さらに活用してみたいと思うきっかけになるかもしれない。
個人の力を中心としたソーシャルメディアの台頭を、筆者は「セミプロ化」という表現で言い表している。コンシューマーのプロシューマー化だなと感じた。米国の動向を見ていると、すでに個人がソーシャルメディアの世界で大きな力を持ち、世界を変える動きにつなげている。こういった流れがすぐに日本に来るとは思えないが、その時に備えてソーシャルメディアを使い込んでおくことは、もはや作法の1つになるのだと思う。
以下、個人的に関心を持った部分をメモ書き。
・ブログで成功するには「専門知識を持つこと、自分が情熱を注げる分野について書くこと、プライベートのことを書くと、(読者にとってあなたの)存在が身近になり、共感が得られる」(ジョン・チャウ氏)
・ソーシャルメディアはとりあえず使ってみるという勇気と行動、そしてトライアルアンドエラーの中から出てくる感想や使用の是非、可否などを自分なりに結論づけることがたった1つの正解
・誰しも完璧ではない、自分の意見はどんどん述べてみる勇気を持つべき。セミプロがソーシャルメディアで活躍するには、周囲の寛容な姿勢と、当事者が発言の質を高める努力が必要。
・Facebookはリアルな世界に基づいており、友達や親戚など「誰かとの交流が前提」となって作られている。ゲームアプリもこの設計思想を踏襲している。一方mixiやGREEを代表とする国産SNSは誰かとの交流を前提としておらず、誰とも交流しなくていい機能や個人で完結できるゲームアプリがたくさんある。FacebookはMyspaceを反面教師にしているが、mixiやGREEはMyspaceを基準にSNSを作っている。
【目次】
●はじめに
●第1章 北米におけるソーシャルメディアの勃興
・1 ソーシャルメディアとは何か?
グーグルゾン(Googlezon)とソーシャルメディア革命/「ソーシャルメディア」を定義する/ソーシャルメディアの本質を知るうえで重要な2つのポイント/マスメディアとの比較に見るソーシャルメディア8つの特徴/北米ソーシャルメディア界のインフルエンサーたち/マスメディアからの攻撃にどう対応するか? /やはり侮れない英語の壁/言語の壁は、開発レベルでも日本に後れをとらせている
2 広告大国アメリカで、いま何が起こっているのか?
「消���財広告主がオンライン広告業界を牽引」/世界的に伸びるインターネット利用/ソーシャルメディア上の広告戦略のあり方と「PV神話」の崩壊/今後注目すべきネット広告市場4つのポイント
3 アメリカをソーシャルメディア先進国とする土壌
アメリカでソーシャルメディアが拡がったこれだけの理由
4 アメリカで続々と誕生するプロブロガー
ブログだけで年収50万ドルも稼ぐジョン・チャウ氏の場合/カリスマポッドキャスター、カリ・ルイス氏が語る/ソーシャルメディアの魅力とは?
5 日本で、ソーシャルメディアはどうなるか?
インターネット広告はメディア2位の新聞を射程距離に/マスコミvsソーシャルメディアの構図/広告はどうなる? メディア界を襲う究極の中抜き現象とは? ツイッターの影響力を計測する/日本におけるツイッター普及の背景
6 続々と生み出されるソーシャルメディア・ツール
おもなソーシャルメディア・ツール/とりあえず使ってみる勇気と実行力を!
●第2章 ソーシャルメディア時代の新マーケティング戦略
1 ソーシャルメディアとソーシャルメディア・マーケティングの違い
マーケティング理論は誰にとって必要か? /再び、ツイッターをめぐる議論/ソーシャルメディア・マーケティングを理解するポイント
2 アマゾン・アフィリエイトとブログマーケティング
3 5年後にはグーグルを抜くとされているフェイスブックの底力
ソーシャルメディアとSNSの違い/「オ—プン」と「クローズド」/世界一のSNS、フェイスブックとは? /映画「The Social Network」に見るフェイスブック誕生の物語
4 独自のインフルエンサー指標 クラウト(Klout)の野望
クラウトが占うあなたのペルソナ/クラウトのスコアが、TVの視聴率のような意味をもつ?
5 SONYの逆襲
ソーシャルメディア担当者が語るソニーの取り組み/ソニーはソーシャルメディアの波にうまく乗りつつある
6 自分で手軽にSNSを作成 Ningの試み
Ningのビジネスコンセプト
7 ソーシャルゲームとソーシャルメディア・マーケティング
カジュアルゲームの流れのなかで、任天堂の栄光と苦悩/いまやカジュアルゲーム市場の牽引役は、/フェイスブックとスマートフォン端末/ソーシャルゲームの拡がり/カジュアルゲームの課金方式/アップルのカジュアルゲーム戦略/いよいよMacにもApp Storeが上陸する/海外ゲーム事情に最も詳しい人物が語るゲーム業界の行方
●第3章 究極の村八分 孤立していく日本
1 日本でソーシャルメディアが立ち上がらない10の理由
2 ソーシャルメディア発展のカギを握る個性と英語
国際競争力の低さを感じた日本での社会人経験/ガラパゴスは大陸の夢を見るか? /世界に目を向けよう/英語教育はこのままで通用するのか? /欧米だけではなくアジアにも目を向ける
3 日本の2大SNSが、いまのままでは
フェイスブックに到底太刀打ちできない単純な理由/ミクシィとグリーはマイスペースをもとに、フェイスブックはマイスペースを反面教師に/フェイスブックがSNSたるゆえん/SNSの商業利用
4 ツイッターは生き残るか?
URL短縮ツールは効果的に活用されているか? /ツイッターを終わらせてしまうかもしれない最も大きな力とは? /ユーザー各人が、時間の投資に見合う効果を考えるべきとき
5 リーダーシップのあるインフルエンサーは育つか?
リーダーの作り方/リーダーには欠かせないフォロワーの存在
6 日本でソーシャルメディアが成り立つための条件
●第4章 ソーシャルメディア その可能性と課題
1ソーシャルメディアが変える音楽業界
アップルの音楽SNS・Ping(ピング)は音楽シーンを変えるか/音楽で世界をつなぐ Playing for Changeの試み
2 ソーシャルメディアの雄、ウィキペディアはどこへいく?
3 ソーシャルメディアのROIはゼロ?
リツイートの危険/ROIではソーシャルメディアの価値は測れない
4 革命はツイートされるのか?
5 プロブロガーは職業として成り立つか?
ブロガーの2大区分──ニュース系と創作系/ニュース系ブログ事始め/コンテンツ・クリエイター系ブログのメリット/ファンをつくるには、ニュース系よりもコンテンツ・クリエイター系/レビュー系ブロガーにも可能性がある/世界最高のアクセス数をもつブログの作者とは? /プロブロガーは、主婦やニートにこそチャンス? /カナダ初の女性限定ソーシャルメディア会議/プロブロガーになるための5つの条件
●第5章 ソーシャルメディア革命 その近未来図
1 ソーシャルメディア革命の現実
再び、ソーシャルメディア革命とは何か? /ソーシャルメディア時代は「個」の時代/ほんとうのソーシャルメディアが日本に届くのはまだこれから? /日本の常識は世界の非常識? /捨て去るべきものと新たにもつべきもの
2 ソーシャルメディアの未来図
ソーシャルメディアはビジネスをどう変えるか? /ソーシャルメディアと電子化で大きく変わるネット企業の勢力図/ソーシャル・リワード・プログラム/顧客のところに移動する新店舗型ビジネス/世界水準を目指す日本の若手起業家たち ソーシャル翻訳サービス「コニャック」の場合/翻訳で、海外との情報伝達を相互的に、かつ、迅速に支援することが可能に
3 ソーシャルメディア時代を迎えるための2大キーワード
起業家精神と世界水準/ガラパゴスでいられなくなった日/起業家精神と国際感覚がカギを握る/一人ひとりの内なる抵抗勢力
おわりに
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えーこの本、電子書籍で購入しましたというか、キャンペーン中で無料でDLさせて頂きました。…凄いですね、太っ腹ですねありがとうございます。…。DLできて、運がよかったです。
丁度、フェイスブックに入るか入らないか。と迷って、入らなかった後でこれを読みまして、タイムリーでした。(笑)…やはり入るべきですかね。(苦笑)仮に入るとすれば、英語でするのが良い感じでしょうか。
率直な話、読んだ方がいい。という本になると思います。更にタイミング的なことを言えば、早く読んだ方が価値があるかなと。鮮度が大切です。
でも、革命は、必ずしも下克上ではないような気もする。
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本書ではソーシャルメディアの特徴を的確に解説している。多少難しい単語が出てくるが、それを除けば体系にまとまったわかりやすい内容となっている。
また、本書では「プロブロガーの可能性」と「日本における課題」を記している。プロブロガーを目指す人にとって役立つ内容が示されている一方で、日本人として乗り越えなければならない「壁」があることも示唆している。
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うん、率直に面白い。著者は日本人ですが、海外からの視点で書いてあるため、なるほど、と思う部分が多い。特に言語の壁や国際感覚について。facebookが日本で成功するかどうか?って日本人がどれだけ、言葉もマインドもグローバルになれるか?に依存していると、私は思います。極端に言えば、海外に友達がいなければ、facebookを使うメリットないもんね。自分もブログをやろうかとも思った。twitterやfacebookもいつか終わるかもしれない、そう思うとowned mediaの必要性は高いのだと思う。
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様々なソーシャルメディアの最新の動きをみるには便利でした。私レベルのIT知識の人間には適切なレベルです。著者の主張や見解がすべて適切かどうかわかりませんが、まあそれは他の本も同様で、後は自分で判断するしかないでしょう。値段は新書にしては少し高めですが、最新情報を出版するまでのスピード感で何とか許容範囲でしょうか。