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紙の本
ホタル帰る 特攻隊員と母トメと娘礼子 (草思社文庫)
出撃の前夜、特攻隊員の宮川軍曹は「小母ちゃん、死んだらまた小母ちゃんのところへ、ホタルになって帰ってくる」と鳥浜トメに言い残し、鹿児島県知覧基地から出撃していった。その夜...
ホタル帰る 特攻隊員と母トメと娘礼子 (草思社文庫)
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商品説明
出撃の前夜、特攻隊員の宮川軍曹は
「小母ちゃん、死んだらまた小母ちゃんのところへ、
ホタルになって帰ってくる」と鳥浜トメに言い残し、
鹿児島県知覧基地から出撃していった。
その夜、トメの家には本当に一匹のホタルが入ってきた……。
大戦末期、軍の指定食堂で特攻隊員たちを親身に世話した鳥浜トメの姿を、
娘の礼子が自らの体験を交えつつ語る。
戦争の真実の姿がここにある。【商品解説】
著者紹介
赤羽 礼子
- 略歴
- 赤羽 礼子(あかばね・れいこ)
昭和5(1930)年、鹿児島県知覧生まれ。20年2月、県立知覧高等女学校3年進級を前にして、勤労動員で知覧の特攻基地へ。隊員の世話をする。動員解除後は母トメのもとで隊員たちの世話をする。31年赤羽茂一と結婚。二児の母に。45年、新宿三丁目に酒亭‘薩摩おごじょ’を開店、元特攻隊員が全国から礼子を慕って集い、賑わった。平成17年10月16日腎臓ガンのため逝去。
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