紙の本
救われた
2015/01/13 22:25
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ほう - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本に命救われました
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この本には人生を生きやすくする、たくさんのヒントが隠れている。
まっすぐ自分と向き合うこと、
傷ついても死にはしないこと。
心の淀みを見透かされているような気分になった。
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一言で言えば、人は一人で生まれて一人で死んでいく。
そして、自ら死を選ばないように。ただ、それだけ。
寂しさを埋めるだけの人間関係にすがるよりも。
自分自身と真正面から向き合うことのほうが大事。
一人はみじめじゃないし。孤独は悪じゃない。
一人を楽しむことで人生も充実すると思う。
孤独が不安になってしまった時は。
ちょっと疲れてしまっているだけだと思う。
誰かに依存し続けると、相手も疲れてしまう。
自分自身の足でちゃんと立っている人間になりたいと思う。
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数年に一度、自分が死んだ後に子どもに読んでもらいたい本と出逢います。何年ぶりでしょう。そんな本に会ったのは。本に赤鉛筆の朱色がたくさん並びました。自分が欠落した人間だと自覚のある方にお薦めです。毎日をうまく生きている人には、きっと、興味のないクラブのフライヤーにしか見えないような素敵な本です。
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心のコントロールの指南書みたいなものかと思ったけど、エッセイに近いような
尾崎世界観さんがおススメされてたのでよんでみました。
心の持ちようは難しい
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易(やさ)しい文章であるにもかかわらず力強い。書こうと思っても中々書けるような文章ではない。ってなわけで本書を開いた。
はっきり言って大人が読む代物ではない。まず改行が多すぎる。そして私は孤独と不安に対して異様なほど耐性が高い。心の振幅が激しい季節にいる若者であれば何らかの手掛かりを得ることができよう。
http://sessendo.blogspot.jp/2017/08/blog-post_23.html
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あぁ、みんなはこんな風に「孤独と不安」について考えているんだなぁと再認識。いま僕が利き腕で反対の手の肘あたりをつねった。この痛みは誰とも共有できるはずが無い。そんな単純なことが「レッスン」を受けなくちゃ分からないなかと少し愕然とする。君は僕じゃないし、僕は君じゃない。そのことの絶対性を認識しなくては人間関係なんて構築できやしない。
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ある程度大人になった今となると、「空気と世間」の方が説得力を感じられて好きだった。
でも、お酒を飲んだら彼女に暴力を振るう友人のエピソードには少し涙が出そうになるところがあった。
この頃のやりきれないたくさんの思いが、鴻上さんの舞台で昇華されているんだろうなあと思った。
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読んでいると、鏡のような本。
自分に向き合い続けさせられる。
がしかし、時々こう言う本を読みたくなるのだ。
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話題になっていた本だとは知りつつ、同様の本は何冊か読んでいるし、真新しい発見はあまりなさそうかなとなかなか手に取る機会がありませんでしたが、文庫化されたので読んでみました。
小難しいことか説法的な事が書かれているのかと思っていましたが、著者は演出家、言葉をとても大切にされているのが伝わってくるし、文章の構成がとても分かりやすく読みやすかったです。
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どうして孤独を嫌うのか。
「本当の孤独」と「ニセモノの孤独」
孤独と向き合うことで、自分と向き合うことができる
他者との付き合い方から孤独との付き合い方を学ぶ
「今ある自分」と「なりたい自分」
一人暮らしが「本当の孤独」と向き合う経験値となる
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1週間以上の一人の時間を作るのは難しいですが、
意識して、自分と向き合う時間、前向きな不安と付き合いながら生きていけるようにしたいと思います。
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・決心してもふと、ひとりはみじめだなぁと思ってしまった時に、まず、「身体の重心を下げよう」と思ってみる
・つらくてたまらなくなったとき、不安でいてもたってもいられなくなったとき、誰かに何かをあげることを考える
私は、なんだか分からない不安感・孤独感でどうしようもない時期にこの本を読んだのですが、実生活でこれらの言葉を思い出して救われた瞬間が何度もありました。著者の経験から語られる言葉は優しく、心に沁みました。
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「本当の孤独」という言い方はなんとも大雑把な言い方だと思うけれど、
まぁ、分からんでもない。ホームポジションのことだね。
恐ろしくもカッコ悪くもない「本当の孤独」であるところから
始めればシンプルに考えられるよ、という本か。
それにしてもやや鬱陶しいくらい親切だが
著者がこの本を差しだしている相手は本当にいるのかね。
別に本当の孤独にたどりつかないまま、
もがくような人生もあっていいと思うよ。
というか、それを本当の意味で気づけないことはあり得ないでしょう。
生き続けるなら。
名前を捨てたら知らんけど。
そんなやつは僕は知らん。鴻上爺さんは親切すぎるよ。
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前半は子供向けかな?と思いながら読んでいたけど、『他者』と『他人』の違いについて、私は区別していなかったので、なるほどと思いました。勉強になりました。
死なないでというメッセージを何度も書かれているのも好きです。年甲斐もなくジーンときてしまいました。
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昔から、自分がそこはかとなく感じていた疑問や違和感の一端(あくまで全部じゃなく一端)をはっきりと文章化されたような気分になった。世間について説いた昔の原本や、演劇論なんかも織り交ぜて日本にある『孤独と不安』を分解したような印象がある。(『「空気」と「世間」』も同時進行で読み進めている。)
これを実践するには、『バランスのとれた世捨て人になれる感覚』が必要なのかもしれない。
それって、労力のいることだ。逆に教育と文化が創り上げる『常識』という幻想の強固さも知った気がする。
それと、なによりも文章が上手い。
「全体にうったえるものでなく、1人に語りかけるように」
きっと、それを意識しているんだろうなぁ。
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一生無くならないであろう不安という感情との
上手な付き合い方が書いてあります。
自分だけでなく、自分の周りの人にもお勧めしたい一冊。日々読み返したくなる一冊。