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- カテゴリ:一般
- 発売日:2007/03/01
- 出版社: アスキー・メディアワークス
- サイズ:20cm/343p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-8402-3774-1
紙の本
図書館危機 (「図書館戦争」シリーズ)
有川浩『図書館戦争』シリーズ最新刊!!図書館は誰がために—王子様、ついに発覚!山猿ヒロイン大混乱!玄田のもとには揉め事相談、出るか伝家の宝刀・反則殺法!—そしてそして、山...
図書館危機 (「図書館戦争」シリーズ)
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商品説明
有川浩『図書館戦争』シリーズ最新刊!!図書館は誰がために—王子様、ついに発覚!山猿ヒロイン大混乱!玄田のもとには揉め事相談、出るか伝家の宝刀・反則殺法!—そしてそして、山猿ヒロイン故郷へ帰る!?そこで郁を待ち受けていたものは!?終始喧嘩腰でシリーズ第3弾、またまた推参。【「BOOK」データベースの商品解説】
【星雲賞 日本長編部門(第39回)】王子様、ついに発覚! 山猿ヒロイン大混乱! 玄田のもとには揉め事相談、出るか伝家の宝刀・反則殺法! そして、山猿ヒロイン故郷へ帰る!? 終始喧嘩腰で「図書館戦争」シリーズ第3弾、またまた推参!【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
花言葉にこめられた想い
2007/02/12 21:30
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
表紙を開いて、目次を読んでぶっ飛んだ。それを目次に書いちゃうのか、というツッコミを入れてしまった。いずれは、と思っていたけれど、ここでそれが訪れるとは思っていなかった。
今回のエピソードで一番良いと思ったのは、図書隊の徽章の経緯について。登場人物たちは直情径行型が多くて、空気もほのぼの、ゆるゆるになることが多いのに、ポイントポイントでこういう空気を引き締める話題が出てくるところが好き。ピンと一本筋が通るような。これを書きたくてあの徽章にしたのだろうなあ。
題名の通り、色々な危機が登場しました。あとがきによると、もう1冊出版されるようです。作中の社会構造を変えるような動きも生じてきました。今回発覚した危機がどう回避されるのか。続きが気になります。
紙の本
危機の終わりに見えるものは……
2008/06/03 22:55
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はぴえだ - この投稿者のレビュー一覧を見る
前巻が前巻だっただけに、オープニングは私も小牧ではありませんが、上戸入りましたっ!
けれど、それはヒロインにとってはギャグではなく、真摯な決意というか想いで。
身もだえさせられつつも、ようやく一歩前に進んでいくのね、とほっと一安心。
そんなこんなで、今回も見事に初っ端で心をつかまれて、物語にぐいぐい引き込まれていく。
ただただ楽しくて、軽い感じで進んでいくのかと思いきや、甘く見てはいけない。
物語が進んでいくにつれて、それだけではないことを思い知らされる。
差別用語の問題や、人間関係・軋轢、そして戦いとその覚悟。
主人公の成長の跡に、ぽろりと涙がこぼれた。
たくさんのことが詰め込まれている1冊。
無理やり凝縮というわけではなく、匙加減が絶妙なので、最後までぐいぐいと読まされる。
一つ時代が終わる。
望んでいた結果ではなかったけれど。
それでも、明日はやってくる。
残すところ、あと1冊。
どうか幸せなラストでありますように、と願いつつ本を閉じるのだった。
紙の本
郁ちゃんからやっぱり目が離せない
2018/06/30 20:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:avocado - この投稿者のレビュー一覧を見る
とにかく感情に素直で、すぐに泣いたり笑ったり怒ったり、大の大人を投げ技でぶん投げてしまったりする郁と、郁のことを気にしぎて心配しすぎる堂上の、寸劇のようなドタバタに始終笑みが漏れます。というのがシリーズ3冊目になり、さらにエスカレートしていて本当に面白いです。
紙の本
読むアニメ?
2007/06/13 00:32
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:さあちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
相変わらすテンポがいい。結構な厚さがあるがさらっと?しれっと?すらっと読めてしまう。
このシリーズを通して言えることだが読むと場面が映像として頭の中に浮かんでくる。それもアニメで。場面の転換も早いし会話もセリフみたいだ。もっとも設定からしてメディア良化法によって検閲が横行する世界で図書館の自由を守るために戦うということだから無理もないか。書物が検閲される世界というとあのブラッドベリの名作を思いおこさせるがあちらがどちらかというと暗いブルーだとするとこの作品はメチャメチャ突き抜けた明るいブルーといった感じかな。ヘタベタな展開なんだよね。でもそれが結構好き。はまるのよね。
このシリースは主人公の図書防衛隊員の笠原郁というコンプレックスを抱えた一人の少女が色々な経験を積んで成長していくという話で恋と笑いと涙に包まれているがどきっとする問題も突きつけてくる。例えば「メディア良化法がうまれたのは人々の自分には関係ないという無関心のせいだ」というセリフ。現実の世界でも私達の知らないうちに知らない法律がうまれていく。えっいつの間にと思うことがある。本当に恐ろしいことは静かにやってくるのかもしれない。
さて次作でラストらしい。作者がこのままベタな展開でいくのかそれともあっと驚く結末を用意するのかいずれにせよこの世界にどんなカタをつけるのか楽しみである。