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紙の本
人生をやり直すための哲学 (PHP新書)
著者 小川 仁志 (著)
人間関係、仕事、社会、迷いと不安、生きる困難…。誰もが直面する問題を、哲学者の思想から指針を示した書。人生の壁を乗り越え、力強く生きていくためのヒントが満載。【「TRC ...
人生をやり直すための哲学 (PHP新書)
人生をやり直すための哲学
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商品説明
人間関係、仕事、社会、迷いと不安、生きる困難…。誰もが直面する問題を、哲学者の思想から指針を示した書。人生の壁を乗り越え、力強く生きていくためのヒントが満載。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
小川 仁志
- 略歴
- 〈小川仁志〉1970年京都府生まれ。名古屋市立大学大学院博士後期課程修了。博士(人間文化)。徳山工業高等専門学校准教授。商店街で「哲学カフェ」を主宰。専門は公共哲学。著書に「転身力」など。
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紙の本
本当はみんな哲学者
2011/07/27 10:29
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:よん - この投稿者のレビュー一覧を見る
「哲学」
この言葉を聞くと、反射的に「小難しくて、なに言ってるのか分からない」という反応を示すひとがいる。
かくいう自分も、そのひとりだった。
しかし、哲学の基本とは「なぜ?」という問いに自分が、もしくは相手が深く掘り下げていく、ただそれだけのこと。
読めない漢字や、まわりくどい表現は必要ない。
なぜ、自分には教養がないのだろう?
なぜ、いつも孤独を感じてしまうのだろう?
なぜ、満ち足りないのだろう?
なぜ、浮気をしてしまうのだろう?
普通に生きてるだけでも「なぜ?」がたくさんある。
そんなときは、読みやすそうな哲学書を読みながら、そっと胸に手を当ててみよう。
きっと、なにかが見えてくるはず。
紙の本
遠い...遠い世界です。哲学って
2011/10/25 07:32
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:のちもち - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルはいいですねー。やり直したい、そんな気持ちにもなるもんです、40代って。「不惑」ってやっかいですね。その真っ只中にいるんですけれども、「惑い」が生じるのがこの年代なんだろうと実感、故に「惑い」が生じても強く生きていこう、という意味合いなのだと解釈します。
哲学者、たる著者が、この年代に向けて、これまでの哲学の考え方をベースに、「お悩み解決」を披露してくれる内容です。日常の悩み、仕事、夫婦、社会、生きることそのもの、これらに対して哲学者の考えを用いながら、「どう考えるのか」というヒントを与えてくれています。人間とはなにか、人生とはなにか、という「哲学」ですね。哲学者の言っている内容と、日常にはかい離が大きいと感じていて、露ほども参考にしようという考えは浮かびませんでしたが、こういう解釈をすれば役立つ、っていうイメージです。
しかしながら、そもそも哲学者の言葉、というものの「和訳」に問題があるんじゃ、って思うほど、読みにくい。著者は極力「一般的」に、分かりやすく説明してくれているものと思われますが、やっぱり「遠い」んですね。言葉がそのまま入ってこない。高尚すぎて近づけないなあ、っていう印象は残念ながら、読む前と変わりませんでした...
心と体、これをどうとらえるかで、「一元論」「二元論」という議論があるようですが、個人的には「一元論」を支持します。心がすさむと、体が動かなくなる。これを実感する場面も最近はありますから...
難しいことはとりあえずいいや。大事なことは、「自分を見直す」「前向きに生きる」ということだと認識します。この世に生を受けて、またこの世に生を生み出した人として、何をなすべきか、何を残す(あるいは残さない)べきか。「哲学的」に考えずに、素直に、自分の「心」に聞いてみることにする。
「心が弱くなったときに読んで」というメッセージが冒頭にある。著者が、そういう環境に包まれた人たちに向けて、「心が張り裂けそうになったときの相手」として著した本書です。哲学者の言葉に包まれて、見えてくるものは...いずれにしたって、「行動」を起こすのは自分。読書は行動を起こすきっかけにすぎない。ならば行動せねば、だね。
【ことば】...生きるということが、自分という生き物を育てることだと気づいている人は少ないのです...大切なのは、自分の身体をもっと意識することでしょう...そしてもう一つ大事なことは、心も一緒だということです。
「残り時間」が妙に気になってくる年代。心を身体をムリヤリ動かすのは、、もうやめよう。そしてムリヤリ「動かされる」のは、今すぐやめよう。そんなムリのために生まれてきたわけじゃない。生きていくわけじゃない。