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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2011.6
- 出版社: 集英社
- サイズ:19cm/238p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-08-780598-7
紙の本
トーキョー・ストレンジャー 都市では誰もが異邦人
著者 姜 尚中 (著)
街に出ると見えてくる!歴史、世界、思想、未来—。トーキョーから「今」を読み解く知の散策。【「BOOK」データベースの商品解説】明治神宮、千鳥ケ淵、新大久保、神保町、秋葉原...
トーキョー・ストレンジャー 都市では誰もが異邦人
トーキョー・ストレンジャー
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商品説明
街に出ると見えてくる!歴史、世界、思想、未来—。トーキョーから「今」を読み解く知の散策。【「BOOK」データベースの商品解説】
明治神宮、千鳥ケ淵、新大久保、神保町、秋葉原、国会議事堂…。街に出ると見えてくる、歴史、世界、思想、未来。トーキョーから「今」を読み解く知の散策。『BAILA』連載を訂正加筆し書き下ろしを追加。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
姜 尚中
- 略歴
- 〈姜尚中〉1950年熊本県生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了。東京大学大学院情報学環教授。専攻は政治学・政治思想史。著書に「オリエンタリズムの彼方へ」「在日」など。
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書店員レビュー
大人になって、初めて...
ジュンク堂書店福岡店さん
大人になって、初めて訪れた東京の街は、とにかく暑苦しかった。
東京はどこへ行ってもごみごみしていた。
人も、建物も、どこか遠くを見つめているだけ。
ひんやりとした印象を持った私は、東京の街で、目を伏せてばかりいた。
政治学者・姜尚中の最新刊である本書は、著者が東京のあちこちを訪れている。
六本木、秋葉原、原宿、銀座、エトセトラ。
鋭く涼やかな視線越しに見えるトーキョーは住んだこともないのに、郷愁を覚える。
「ここ、知ってる、気がする」
そういう気持ちが、ふと、こみ上げるのだ。
それはたぶん、今までの日本のほとんどがこの都市に押し寄せていて、そしてこの都市が、それを黙って引き受けているからなのかもしれない。
グローバル化とかIT革命とかクラウドとか
とにかく、あらゆる境界線が曖昧になってゆく現代。
その曖昧の渦の中に溶けてゆくのだろう、トーキョー。
ひんやりとした都市が、人をやさしくつつみこんでくれるから、
寂しいようなそうでもないような、そんなかんじでとけてゆけばいい。
余談だが、姜さんは本当にナイスミドルの良いお手本だと心から思う。
社会書担当 au