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そこまでやりますか! 感嘆符がつくほど痛快です。少人数だからこそ難しいマネジメントに光をもたらす福音の書。
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言葉って難しいなと思いました。例えばで挙げられていた「価格」にも大きく3つ意味があって(上代、提示価格、取引価格)、使う人の意図と受ける人の認識にズレがあればこれだけでも会話が噛み合わない。その解決策そのまま導入は難しいけれど、自分がこういう意図で使っていると示していくことはできるかな。やってみようヽ(・∀・)ノ
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小さい会社だからこそ、専門化が進み「◯◯さんしか出来ない」となり、人事異動もできずにコミュニケーションが悪くなるという点は納得です。大きい会社では代わりは誰でもいますからね。でも、タイトルとは関係なく「会社でも個人でも、社会に役立っていれば、社会は見捨てないはず」という社長の信念がこの会社を良くしてるんだろうと思いました。
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自分は当然だと思っていたことが
他の人にとっては当然ではなかった。
というようなことは良くあります。
小さな会社だから、みんな同じ認識のはずだ。
というのはまったくの誤解のようです。
本日ご紹介する本は、
世界中から注文が殺到する「気配りミラー」の専業メーカー
コミーに学ぶ、少人数マネジメントです。
コミーは社員16人の中小企業でありながら、
世界的な鏡メーカーです。
本書のポイントは
「コミュニケーション」
中小企業だからこそ、
企業の強さの源泉は、
コミュニケーションの密度にある。
「ユーザー満足」
商品を実際に使う本当のユーザーの声を聞くことが大切
売ることと納品することに精一杯で、
納品後の状況の確認については
手が回らないのが現実です。
売れているからと安心して、
ユーザーの不満を知らずにいたら、
商売が先細りになる経験は十分しています。
「言葉化」
問題の発見と共有の過程で、大事なのが言葉化
言葉化しないことには、みんなが同じ認識を持てません。
異なる経験を積んだ人間が集まっているのだから、
認識を共有する努力は惜しんではいけません。
「物語化」
コミーでは、問題を解決したら、
そのプロセスを物語として詳細に書き残すことをしています。
そうすることで、過去にどのような問題があって
どのように解決してきたのかが、人伝いでなく
書類でだれでも確認できるようになります。
仕事は、いろいろな人が関わって進みます。
単なる、問題と対策の記録ではなく、
ストーリーが分かれば、未来の問題点への
対応もしやすくなります。
その他、コミーで取り組んでいる仕組みや
ルールがたくさん紹介されて言います。
参考になりますので、
ぜひ、読んでみてください。
◆本から得た気づき◆
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社員16人の中小企業の強さの源泉は、コミュニケーションの密度にある
コミュニケーションをどう深めるかは経営の大命題
一斉US訪問=「ユーザーさんからこんな話を聞きました」と他の社員に伝える
「戦略室」の壁一面に社内で発見された問題とその進捗、取り組んでいる議題が書かれている
限られた獲物を争って捕る「狩猟民族」でなく、限られた場所で種をまきじっくり育てる「農耕民族」でありたい
どんなに小さな問題でも、見つけた人が「大騒ぎ」して全員に知らせなさい
異なる経験を積んだ人間が集まっているのだから、認識を共有する努力を惜しんではいけない
「やりかけ15」=自分がどんな仕事をしているか、途中経過を毎週15分報告する
何か問題に気づいたのに、解決しないでそのままにしておくのが一番よくない
コミーが並みの企業と違うのは、社員がよくしゃ��ること
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◆目次◆
【第1章】社員16人の世界企業
【第2章】思い込みを徹底的に取り除く
【第3章】本当の「売れた理由」を突き止める
【第4章】小さな組織をむしばむ「ヌシ化」
【第5章】言葉の定義を厳密に決める
【第6章】「物語化」し、何度も追体験
【第7章】人はなぜ成長するのか?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆マインドマップ◆
http://image01.wiki.livedoor.jp/f/2/fujiit0202/d41cbfa3cb7b4bfc.png
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今日はビジネス系で自分の紹介本と繋がっていたので意見交換も活発に行えました。
今日はビジネス系で自分の紹介本と繋がっていたので意見交換も活発に行えました。
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201105読了 大企業病とかいうけど、組織が同じベクトルで動くのが難しいっての規模や会社組織に限らず普遍的な事。物語化、言葉の定義の明確化など、良い組織にはその組織の規模や目指す姿に応じた工夫や仕掛けがあるなーと。
岡田斗司夫の公開読書に向けて読みました。
Togetterまとめ
http://togetter.com/li/141120
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□コミー
社員16人
ミラーメーカー
エアバスA380に納品
■少人数でも分かり合えない理由
□ヌシ化
ヌシが発生すると他の人がヌシに頼るようになり、ヌシにしかできないことが増えていきわかり合えない。
役割分担が明確であるほど。
□仕事の原点
慣習に流され何のために?と考えないのでわかり合えない。
□疑問
仕事の進め方について変だなと思っても声をあげないからわかり合えない。
■問題点をみんなで解決→モノガタリ化
基本プロセス
・「なぜ?」
・問題発見
・大騒ぎ
・文字化
・物語化
□物語化
「問題の最前線にいた社員が何を思ってどう行動したか、そしてその結果どうなったか。その一連の物語こそが最高の教材になる」
■言葉の定義を明確に
・問題意識をフォーカスするために言葉化が重要
・長いことばには逃げ口がたくさんある。短く的確な言葉で。
■少人数チームの利点/欠点
・仕組みで動かざるを得ない大企業より、暗黙の了解に頼りがちな中小企業の方が、仕事の進め方を変えるのは難しいかもしれない。
■過去・現在・未来
過去に思いをはせて
「なぜそうなったのか」と考えると
現在のありようがよく理解できる。
現在の状況を
「なぜそうなっているのか」と突き詰めれば、
未来の道筋が浮かび上がる。
「なぜ?」と問わなければ、現在は過去
、未来と分断され、人は現在にしか生きられない。
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なぜを徹底的に追究する姿勢に感服。また、ヌシ化の件は自分含め今の会社全員に当てはまりそう。自分に問題提起してくれた一冊となった。
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メーカーが売りにしている点と顧客が評価する点が一致するとは限らない。そのズレを埋めるには顧客に聞くしかない。
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コミーは看板製作から鏡製作の会社へ。その変化の柔軟性こそこの本で書かれている様々な要素が含まれている。以下ポイント抜粋。
・作り手の思い通りに製品を使いこなすユーザーはほとんどいない。だからこそ使用後の調査を大事にする。
・マニュアル、説明書、カタログ等はこれでもかというほど見直し、作り手側ではなくユーザー視点でのよりわかりやすいものを作る努力を怠らない。説明書の文言を社内でどうこう考えるより、本当にわかりやすいか確かめるため、お客様に頼んで目の前で組み立ててもらう。
・信用という財産を作る。コミーなら!という関係性をつくる。そのためには常に相手のことを考えること。
・経験則や前例の惰性から適当に判断するのは危険。「なぜ」、「本当にもっと良い方法はないか」をひたすら問うことが自らを高める唯一の方法。「なぜ」の文化を持つこと、そして浸透させること。
・ロボットになるな。今からやろうとするのは何のための仕事か。それを理解しないままではロボットと変わらない。ロボットは確実に台数分は働くが、それを上回るパワーはでない。対して人間は気まぐれで、人数以下の力になってしまうこともあれば、人数以上の力を発揮できることもある。その以上の力を出す人間だからの手段は、思考すること、コミュニケーションをとること。それににょる改善や組織力のアップである。
・プロセスを物語風に書き残す。それにより、時を超えて経験や思いを共有することができる、最高の教材となる。
・自分以外はお客様と考える。一人一人の社員は、他の社員をときにお客様のように思い、他人にわかりやすい仕事を心がける。
・なぜをトップが繰り返せば、社員は自ら考えるようになる。なぜと問うことこそ仕事の楽しみ。
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小規模組織のマネジメントの成功例です。
一人一人が考える癖をつけ、共有し、風化しないように残していくというポイントをユニークな手法で実現しています。
読んでいて、ヒントになる部分が多く、飽きもこないので、スラスラと読めますね。
ただ、いいトコばかりを取り上げていて、その裏にはかなりの苦労や失敗があるんだろうなぁとも感じます。
しかし、それを踏まえたうえで、チームマネジメントや個人のセルフマネジメントに活用するための参考になります。
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・仕事ができる人は自分の感情をコントロールするのが上手いと言われている。一番重要な感情のコントロールは感情的に怒ることをやめるということ
・自分の夢に他人も参加させることがリーダーシップ
・部下は萎縮させるより、調子に乗せること
・タイムマネジメントとは最も大切なことに集中すること。やらないことを決めること。
・大きな夢ビジョンを掲げること
・一番有効な仕事を任せ方は。本人がその仕事に自主的に取り組む状態を作ること
・仕事を任せる時はゴール、目的、ルール、権限の範囲、報告をきちっと伝える
・部下のモチベーションを上げるには、自分たちの仕事が社会に対してどのような貢献をしようとしてるのか理解ができること、書かれた大きな目標に対してチャレンジしていることが確認できること、業務好調で勝ち続けていること。
・業績が良くない部署や会社はコミニケーションが悪い場合がほとんど。
・精鋭の集団を作るための組織の活性化は、共通目標、コミニュケーション、意欲や動機を満たすこと。
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鏡で世界一!コミーに学ぶ少人数マネジメント ―
http://ec.nikkeibp.co.jp/item/books/191870.html ,
http://www.komy.co.jp/
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この会社で働いてみたい。そして”コミー文化”を身に着けたい。自分の生き方と方向性が似ていると思った。 「なぜ?」と問い続けること。考え続けること。常に思い違いや誤解があることを想定すること。常に改善し続けること。つまり、自らを更新し続けること。 忙しさに追われていつの間にかできなくなっていることばかりだ。 [more] ・思い込みや決めつけが誤解を招く。「自分の想定と違っていた」ことを見つけたら、それはチャンスだ。絶え間なく「自分と世界の齟齬」を埋めていく作業。 ・ユーザーの役に立つものであれば必ず売れる。だから本当にユーザーの役に立っているかが不安でしょうがない→徹底的に顧客とコミュニケーションし、予断を持たない。 ・売れなかった理由は考えない。たとえ1個でも「なぜ売れたのか」が重要。使ってもらうことが何よりも大事。だから無料で試してもらうことも当たり前。「役に立ったら払ってください」となる。 ・儲けよりも顧客との信頼関係構築を重視する。だから効率は求めない。じっくり丹念に問題を突き詰める。 ・信用こそ財産。 ・「社会的子供」=人間社会で生きてはいるが、自分のことしか考えられない人。「社会的大人」=これまで自分を支えてくれていた様々な人とのつながりに気づき、感謝し、社会のために役立つことを考える人。 ・整理整頓=モノと書類だけでなく、頭の中も。毎朝5分間必ず時間を取る。 ・「DNA要因」「環境要因」「時間要因」。生来の性質と大きく異なることをやろうとしてもうまくいかないし、何より苦痛だ。DNA要因に合う環境に移動するか、環境を変える。その上で時期が合わなければ、機会を待つか、他のことをやる。「適材適所」「人事を尽くして天命を待つ」「急がば回れ」 ・「得手に帆を上げ」(本田宗一郎)得意なことだけやる。 ・「ヌシ化」その人しかわからない、できないことを作らない。誰でもできる、皆が知ってる状態に保つことが最重要。「(人の名前)しか問題」とコミーでは呼ぶ。 ・そのためにはベテランの仕事も聖域化せず、どんなことでも「なぜ?」と問いかけ、ちょっとでも問題だと思ったら新人であっても(むしろフレッシュな新人は貴重)アラームを発することができる、なんでも言いやすい環境にする。 ・「プロ詣で」自分たちに足りないものを無理に何とかしようとせず、その道のプロに指導を仰ぐこと。 ・ロボットのような人は要らない。今やロボットでさえ簡単な状況判断と行動の選択ができるようになっている。人間はより高度な「知的生産」ができないとダメ。PLAN(計画)、DO(行動)、SEE(振り返り)で常に改善あるのみ。 ・社員のコミュニケーションを深めるために、週に一回の「土曜日会議(全員休日出勤日)」を設けている。通常の業務は行わず、ひたすら議論や情報共有。 ・「言葉」を大切にする。 ・短い文章で説明できなければ、それは分かっていないということ。「分ける」は「わかる」に通じる。 ・通じる「言葉」を使う。用語を明確に文章で定義し「用語集」を作り、それを社内で共有する。社員心得の6ページを割き、100以上の用語を定義している。 ・状況が変われば言葉も変わる。用語集は定期的に見直され、再定義される。 ・物語を作る。 ・失敗談、���功事例などに限らず、何か問題を解決したら、その一部始終を「物語」として記述する。文章にすることで思考が整理される。他の社員や新人がその体験を共有できる。 ・物語を作ると、いかにたくさんの人物に支えられていたのかが分かる。 ・「掃除と分類」の物語。用品、不用品、保留品の3分類が大いに効果を発揮した。掃除の大切さ(鍵山秀三郎、イエローハット創設者)から日本式の「心の文化」に気づく。「掃除をする→心が落ち着き、周囲に感謝する余裕が生まれる→役立ち、喜ばれる」のサイクル。一方、欧米式では「契約の文化」で、「ルールを定める→その通りに行動する→評価する」のサイクル。ISO9001が良い例。組織で行動する場合に必要。組織には「和魂洋才」で、両方が備わっているのが望ましい。 ・「ブレスト作り」参加者で一緒にものを作りながらワイワイ話し合う。ブレストともの作りを組み合わせた会議。 ・「無所属の時間」(山本七平)組織からも、時間の流れからも解放され、自由にものを考えられる時間のこと。なぜ?という問いにより、過去・現在・未来がつながる。「?→!→感謝→志」 ・「質問力」相手の思考を促し、問題の本質に迫るための上手な質問がある。
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タイトルから引っかかるものを感じ購入。
求めていた情報はなかったが以下の点は興味深いので記載する。
・ベテラン社員が固定化して、業務がヌシ化し始めたら、「○しか問題」と呼んで警告する。(→○○さんしか、できない、わからない)
・商品の使い勝手は使っている人が一番よくわかっているので、社員全員が顧客を訪問してエンドユーザの使い勝手を徹底的に観察する。
・「なぜなぜ」を繰り返して、考える社員を育てる。弱みを克服するのではなく、強みを活かす。
・組織内で用語集を作り、共通言語でのコミュニケーション。
・新人でもすぐ社内の文化に慣れるために「物語」を作成
・整理整頓分類を徹底し、モノの整理、書類の整理、頭の整理を徹底し、社員のだれが見てもわかるようにする。
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小集団を組織するためにはどのようなことに気を配れば良いのか。
特に「物語を記す」というのが参考になった。
何度も読み返したい本。