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紙の本
樹木ハカセになろう (岩波ジュニア新書)
著者 石井 誠治 (著)
葉の色が緑なのはなぜ? 樹齢1000年といわれる木は何時代に芽生えたもの? 木が生きていくようす、都会の木がおかれている状況、各地の木の物語などを紹介する。樹木の写真も多...
樹木ハカセになろう (岩波ジュニア新書)
樹木ハカセになろう
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商品説明
葉の色が緑なのはなぜ? 樹齢1000年といわれる木は何時代に芽生えたもの? 木が生きていくようす、都会の木がおかれている状況、各地の木の物語などを紹介する。樹木の写真も多数掲載。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
石井 誠治
- 略歴
- 〈石井誠治〉1951年東京都生まれ。武蔵大学人文学部卒業。樹木医、環境カウンセラー、森林インストラクター。市民や子どもたちに環境教育、自然観察を指導している。著書に「都会の木の花図鑑」がある。
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紙の本
あらためて木を観察してみよう!
2021/11/17 11:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:野間丸男 - この投稿者のレビュー一覧を見る
樹木にも生き物として存在している理由がある。
そのことを意識して周りの木々を見ると、私たちが恩恵を受けていることが分かる。
木のこと、どれくらい知っていますか?
木の生き方を知ろう、木たちがかわいそう
樹木ハカセになるために
木のもつ不思議な力
樹木を観察することで、それぞれに理由があることが分かってくる。
木を通して日本の豊かな自然に目を向け、
日本人の感性を磨き、日本文化を維持する大切さを知った。
紙の本
木々
2019/05/17 06:12
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
身近な自然を大切にする心をはぐくむ本。近所に生息する木を詳しくすることで自然への接し方がわかり、より興味がそそられる。
紙の本
ただ真面目に、密度の濃い情報を流せばいい、っていうものじゃあないんです。樹木のことを知り、外に出て実際に触れたりして確かめたくなる、そういう喜びを教えてくれるものでなくては。残念なことに、この本にはその視点が欠けています。
2012/01/25 19:40
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
以前ほどではありませんが、あるとも言えないような狭い庭をみていると突然、木を植えたくなります。元気のない樹木をみていると何とかならないか、と思います。花が思ったほど咲かないと、なぜだろうと思い、大事に種から育ててきた苗が枯れてしまうと、何がいけなかったんだろう、どこで間違ったんだろうって悩みもします。そんなとき見つけたのが読みやすくて好きな岩波のジュニア新書。カバーイラストは上原エミ。カバー後の内容案内をみてみると
*
樹木ハカセになろう
サルスベリの幹が冷やっとするのは? 落
葉するハンノキが紅葉しないのは? 銀座
にヤナギなのは? 葉や枝,幹や根の構造
やはたらきなどの基本を学び,いろいろな
木を見,触れながら,種類による個性に注
目すると,動かない木たちがいきいきと見
えてきます.Q&A方式も使い,木の見方と
うんちくが楽しく学べる本.
*
とあります。もしかしてこれが私の求めていた本? なんて思って早速読むことに。ところがです、思っていたよりQ&Aが少ないこと、私が知りたいこと、というより、著者が教えたいことが書かれているため、殆ど役に立ちません。おまけに、文章全体に笑いがない、というか樹木とともに生きることの悦びが伝わってこない。どうも子供の勉強の本のようで、森に出かけて遊ぼう、というよりはこの本を読んで、理科の成績を上げよう、みたいな雰囲気になっています。
なぜか、と考えると、結局は石井が真面目すぎる、ということだと思います。文章は、ともかく癖がなく必要なことを伝えることに徹しています。写真も豊富です。でも、図版が少ない。文章を説明するのに、姿だけを写した写真では、ましてこの本の印刷レベルでは限界があります。こういう場合は、イラストの方が確実に文意をる伝えることができます。それと、葉っぱの色を説明しているところに載っている写真がモノクロ。これも中途半端。
とはいえ、真面目に過ぎる、と思わせるくらいに情報密度は高い。ただ、提供する情報のベクトルがちょっと違っている。例えば、根は深く伸びるよりは広がる傾向が強いという文章。先日、我が家でも思ったより大きくなってしまったケヤキを抜根しました。その根は確かに、ある地点で予想外の横への展開を見せていました。確かに大きな木が倒れるのを防ぐ場合、根が横に張っていた方が抵抗力があります。そういう意味で、この文章は正しい。
でも、種から育てたツバキ、この本ではヨーロッパに渡り、カメリアの名で愛されているとありますが、そのツバキの根はまっすぐにのびていて、鉢に移し替えるときに偉く難渋しました。では、この苗は、いつ頃になれば横に根を張り始めるのでしょう。そういうことについて言及はありません。例えば、木の剪定ですが、栽培する視点での剪定、という文章にはなっていません。
つまり、この本は、木を実際に家で育てている、ちょっと発育が悪い、或いは元気がよすぎる、葉の様子がおかしい、そういった問題を抱えている人が読むには全く向いていなくて、むしろ自分では育てないけれど自然の中にある樹木のことをよく知りたい、という人用なのです。確かに、ジュニア新書ですから、中学生が植木に入れ込んでいる姿は想像しにくいし、そんなオタクになるのは年取ってから、とも思うのですが、でもちょっと園芸、という視点もあってよかったかな、と。
ジュニア新書としては珍しく外した内容だと思います。繰り返しますが、知ることの悦びは、ただ机上でおわるのではなく、実際に外に出て木に触れたりして確認することで本物になります。そういう植物と触れ合う、自然の中にいることの喜びを伝えることこそ、このての本の役割だと思うのです。最後に目次を写しておきます。
口絵
上北沢の桜並木/サクラの不定根/名前にイヌのつく樹木たち ほか
はじめに
1 木のこと、どれくらい知っていますか?
Q1 木はどんな姿をしているでしょうか。紙やノートに、根、幹、枝、葉を描いてみてください。
Q2 知っている木の名前はいくつありますか?
Q3 イヌの名がつく木をどれくらい知っていますか? ほか
私の気になる木1 日本一大きな木はクスノキ
2 木の生き方を知ろう
1 芯の強い木は大木になる
2 葉で考える木たち
3 木の心臓はノミの心臓 ほか
私の気になる木2 銀座のヤナギ
3 木たちがかわいそう
1 都会の巨樹たち
2 悪者になったスギ
3 電柱になったケヤキ ほか
私の気になる木3 仏教にまつわる木々
4 樹木ハカセになるために
私の気になる木4 日比谷公園のイチョウ
5 木がもつ不思議な力
Q1 樹齢一〇〇〇年といわれる木は、何時代に芽生えたのでしょうか?
Q2 巨樹は、人があまり行かない山の上に多いのでしょうか?下のほうに多いのでしょうか?
Q3 枝先から樹齢はわかるでしょうか ほか
私の気になる木5 ミズナラは世界をかける
おわりに