紙の本
未来へのターニング・ポイント
2011/08/01 22:32
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
出版順はこちらの方が先だけれど、内容的にはSF(すこしふしぎ)版を先に読んだ方が良いかもしれない。ニワルの説明があるのもあっちだし。
丹羽真と藤和エリオの前に、昔のエリオのような格好をした小さな子ども、リトルスマキンが現れる。その出現に触発されたエリオは、またもやスマキになってみたり、リトルスマキンに対して師匠として振舞ってみたり、再びマコトは振り回される生活に戻る。だがそんな面倒を、少しは楽しんでみたり。
そしてリトルスマキンの挑発は、藤和エリオのひとつの宣言を引き出す結果となる。これが未来へどんな影響を及ぼすのか?マコトの妄想ではない、みんな幸せなEnding No.1へ向けた歩みが始まる。
もうちょっと、御船流子や前川さんをいじりたかった。今回はダブル・スマキンがメインだからなあ。
投稿元:
レビューを見る
リトルスマキンは結局なんだったのか? エリオ父の親戚?エリオの子孫?
んで、エリオは電波女から青春女を経て、宇宙飛行士になるわけだ。
女々さんはあいかわらずだなあww 安心するくらいに。前川さんは巻数を得るごとにかわいくなったな!
投稿元:
レビューを見る
あれ、これで終わり?という感じがしました。自分自身まだ読んでいたいという気持ちが思いのほか強かったのかな。ただリュウシさんも前川さんも四十路さんも、皆それぞれらしいまま終われたのはいいかなと。エリオはエリオで多少なりにも成長してるとも思えたし。リトルスマキン相手に嫉妬してた(?)のも微笑ましかった。まぁ前巻でマルチエンディングみたいなのやったしね。とりあえず最終巻までリュウシさんは可愛かった。アニメで動き声のつくリュウシさんに期待せざるを得ない。
投稿元:
レビューを見る
まさかの最終巻。
春からアニメも始まったからもしかして、終了フラグ!?って思いましたが、
まさにその通りでした。
最後の終わり方は賛否両論みたいですが、
エリオの失踪事件やら、りゅうしさんとの関係やら、前川さんの名前については、
回収パートなどを設けずに、謎のまま終わってしまいましたので、
たしかに消化不良感はいなめないです^^;
ただ、それだけ読者が期待していた人が多かったんじゃないかな?
謎は謎のまま、解明されないことがいいことだってあるわけですしね^^
投稿元:
レビューを見る
特に謎は解決せずに終了。こういうのもありではある。リトルスマキンのボケっぷりやら、エリオの小動物っぽさやら、メメさんの子供っぽさやら、それらのキャラはかなり完成度が高くてよいよい。
ストーリーとしては前巻の妄想が具体化しそうな展開なんだけど、その辺りの作者の意図が読み取れず悩ましい。
結論としてはニワくんのハーレム(青春)話という事でOK?
投稿元:
レビューを見る
一応これで完結なのかな?
冒頭での回想シーンをよんで改めてETと
ETちゃんと見た覚えないのよねー
あと章ごとのタイトルをみてタクティクスオウガやってたのかなと
リトルスマキン大活躍だな
いろいろネタが懐かしい
投稿元:
レビューを見る
2011 4/16読了。くまざわ書店で購入。
リトルスマキン登場、そしてEnding No.1へと至る最終巻。
この巻が最終巻なんて知らなかったのでびっくりした。
宇宙飛行士の夢をあきらめたエリオを煽るリトルスマキンと、徐々に性格が記憶喪失以前に戻りつつあり(真にあたりが強くなっていく)、リトルスマキンに自転車では飛べないと諭すエリオ。
4巻に続いて不思議な現象も起こりはするものの、ことエリオ自身に関しては最後まで地に足が着いた・・・いや、地から足が離れきれない話だったんだなあ、というのが面白い。
謎はどれも謎のままだし、数々の宇宙人は何やってたんだかさっぱりだし、そういやエリオとエリオット出くわしてないし、この分じゃあ劇的な何かでエリオがすぐに社会復帰ってこともなさそうだけど、でもこれはこれでいいんじゃないか、と思うようなEDだった。
投稿元:
レビューを見る
“「どうした?」
顔を覗きこんで尋ねる。エリオの表情に苦痛はない。ただ、苦いものを呑む顔だった。
「心の古傷が痛んだ」
「......それ、昨日のドラマで主人公が言ってたな」
俺の指摘は無視して、顔を上げたエリオがぽーんと胸を叩く。軽薄な音だった。
「よしっ」と、意気込むように頷いてから、自分の顔を指差した。
「ここはこのエリオさんに任せておきなさい」
「なんと頼もしい」
ぱちぱち、とスーパー投げやりに拍手して送り出した。リトルスマキンの前で背を伸ばしたエリオが、控えめに、慣れないように腕を組む。深呼吸を一度挟んでから、言葉を発した。
「まず、わたしをししょーと呼んでみなさい」
『しっしょー』
「ちっちゃいのが余分」
『しっしー』
「あ、あにきー」
「そうだねすっごい舐められてるね、なんでだろうね」
数秒のやり取りで舎弟キャラに逆戻りしたエリオに対して、笑いを堪えるのが大変だった。”
リトルスマキンはウチュージンだったのかエリオの子孫的人間だったのか。
前川さんの下の名前は知りたかったなー。
“『あ、紙が切れた』
肩をすくめる。補充してくれと頼まれても、手持ちはもうないぞ。
俺の鞄の中身もぐっちゃぐちゃだし。
さてどうする、と気怠く見守っていると、リトルスマキンが新しい紙を掲げた。
なんだ、あるじゃんと笑いかけたところに。
『仕方ないなぁ』
「......っ」
リトルスマキンが腕を引っこめて、そして。
その布団を軽やかに、初めからなんの束縛もなかったように外す。
バラバラバラ、と手品かなにかのように油性マジックや紙の束が地面へと散らばる。それらを拾い集めることもなく布団を緩やかに振り回し、リトルスマキンがその『正体』を晒す。
布団に隠されていた顔。
髪。
そして、溢れる粒子。
「きみは、何者?」
「だから、ウチュージンですよ」
肉声で偽らずに言葉を、初めて発する。
そして布団を取り払ったリトルスマキンの素顔に、目を剝く。
その顔が無邪気に微笑み、俺に腕を突き出してきた。
「ししょーによろしく」”
投稿元:
レビューを見る
完結。まあ妥当な落とし所かな、とは。
まあ7巻で色々やったわけだから、これより先はそれこそ妄想ポイントに委ねる所存か。
アンソロとか同人とかで今後おもしろくなっていくかも。
投稿元:
レビューを見る
電波女と青春男の完結作です。
リュウシさんといい前川さんといいみんな良い子達でした。
エリオは結局宇宙飛行士を目指すことをあきらめていないってことでいいのかな?
詳しい感想はこちらのブログに書いています
http://librarianimpressionk.blog.fc2.com/
投稿元:
レビューを見る
青春ってほんと素敵です。僕の人生、まだまだこれからってよく言う先輩がいますが、青春の観点から鑑みれば、やっぱり悲しくなってきます。涙が流れます。透明で青色で海のような涙です。ぽろぽろと、じゅるじゅると。青春は必要です。このものがたりで補完します。1,2,3,4,5---よし、もう一回読むか。もう一回アニメ見るか。人間先生ばんざーい!かっこいいぞー。
投稿元:
レビューを見る
なんか変なの出た(笑)
フラッシュバックですね
またややこしい去り方しますよね
ヤシロ同様、結局どっちなのか分からない・・・
まあ、慣れましたけどね
(マコトに同情・・・)
投稿元:
レビューを見る
突如現れたリトルスマキン.
それに触発されてスマキン再び!
更に何故か大供さんもスマキンに!
どんどん増殖していくスマキン….
このままでは世界中がスマキンになってしまう.
このスマキンパンデミックをにわちは止めることができるのだろうか!?
はい,そんなわけでとりあえず最終巻です?
まだSF版が残ってるけど.
面白かったお.
うん,シリーズ通しての感想だけど.
というか,そんなに面白くない話がなかったのは凄いね.
あ,冒頭に書いたアレは半分くらい嘘なので間に受けないように.
投稿元:
レビューを見る
妄想からリトルスマキンの襲来。
SF版を読むとなんとなく分かるような分からないような。
リトルスマキンの襲来には社が関係あってつまり社が首謀者?ん?
結局宇宙人ってなんだったのか、エリオの過去ってなんだったのか。
そもそもどうしてこうなったのか。
なんとも投げやりな最終巻だなーと思いました。
エリオの神秘性を重視した結果なのだろうか。曖昧にすることで妄想膨らむ的な。
投稿元:
レビューを見る
最終巻でこれまで出てきたキャラクターがほぼ登場していた。
一巻でやっていたことをもう一度行っていたり一巻で出てきたスマキンがエリオとは別に登場していたりと最初の物語を意識しているように感じた。
前回同様オチが分かりにくい。
作者は何を言いたかったのだろうか。