サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

アプリで立ち読み

hontoアプリの確認

立ち読みには最新の「honto」アプリ(無料)が必要です。

バージョンの確認はアプリの「設定/情報」から確認できます。

最新の「honto」アプリをご利用の方

立ち読みする

最新の「honto」アプリをダウンロードされる方

hontoビューアアプリ

  • みんなの評価 5つ星のうち 3.8 12件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2011/03/15
  • 出版社: 講談社
  • レーベル: 講談社文庫
  • サイズ:15cm/697p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-06-276909-9

読割 50

読割50とは?

読割50とは?

hontoネットストアおよび、丸善・ジュンク堂・文教堂の提携書店にて対象の紙書籍を購入すると、同一の電子書籍が紙書籍の購入から5年間、50%OFFで購入できるサービスです。
購入時点で電子書籍が未発売でも、紙書籍の購入時期にかかわらず、電子書籍の発売後5年間、50%OFFで購入できます。

または読割50のアイコンがついている商品が対象です。

一部、対象外の出版社・商品があります。商品ページでアイコンの有無をご確認ください。

  • ※ご利用には、honto会員登録が必要です。
  • ※書店店頭でのお買い物の際は、会計時にレジにてhontoカードをご提示ください。
  • ※hontoが提供するサービスで、販売価格の50%OFFを負担しています。

読割50について詳しく見る

文庫

紙の本

青春の門 第7部 挑戦篇 (講談社文庫)

著者 五木 寛之 (著)

未知の時代を目前に、嵐の前の静けさが日本を覆っていた。一九六〇年。伊吹信介はタバ風の吹き荒む江差にいた。そこで会ったオーストラリアの友人・ジョンの「あなたは一度日本を出て...

もっと見る

青春の門 第7部 挑戦篇 (講談社文庫)

税込 1,210 11pt

青春の門 第七部 挑戦篇 【五木寛之ノベリスク】

税込 1,155 10pt

青春の門 第七部 挑戦篇 【五木寛之ノベリスク】

ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは

ほしい本に追加(値下がりすると通知がきます)

このシリーズの最新巻を自動購入できます

続刊予約とは

今後、発売されるシリーズの本を自動的に購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • ①お気に入りのシリーズは買い忘れしたくない
  • ②不定期の発売情報を得るのが面倒だ
  • シリーズ購読一覧から、いつでも簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

ご利用中のデバイスが対応しているかご確認ください

  • ブラウザ
  • iOS
  • Android
  • Win
  • Mac

対応デバイスごとのコンテンツタイプやファイルサイズヘルプ

オンライン書店e-honとは

e-hon

hontoは「オンライン書店e-hon」との連携を開始しました。
「e-hon」は書籍、雑誌、CD、DVD、雑貨といった多岐に渡る商品を取り扱う総合オンライン書店です。130万点以上の取り扱い点数、100万点以上の在庫により、欲しい商品を買い逃しません。honto会員向けにお得なキャンペーンを定期的に実施しています(キャンペーンに参加するにはMy書店をhontoに設定して頂く必要があります)。
・まだe-honの会員ではない方
下記リンクからe-honへ遷移し会員登録する際に自動でhontoがMy書店に設定されます。
・既にe-honをご利用いただいている方
「マイページ」-「会員情報の変更」-「My書店の変更」に進み、検索窓に「honto」と入力し、検索結果画面で会員登録ボタンを押すことでMy書店がhontoに設定されます。

e-honで紙の本を探す

※外部サイトに移動します。

対応デバイス毎のコンテンツタイプやファイルサイズ

対応デバイス コンテンツタイプ ファイルサイズ
ブラウザ EPUB
iOS EPUB 6.2MB
Android EPUB 6.2MB
Win EPUB 6.2MB
Mac EPUB 6.2MB

対応デバイス毎のコンテンツタイプやファイルサイズ

対応デバイス コンテンツタイプ 閲覧期限
ブラウザ EPUB 無制限
iOS EPUB 無制限
Android EPUB 無制限
Win EPUB 無制限
Mac EPUB 無制限

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

未知の時代を目前に、嵐の前の静けさが日本を覆っていた。一九六〇年。伊吹信介はタバ風の吹き荒む江差にいた。そこで会ったオーストラリアの友人・ジョンの「あなたは一度日本を出てみるべきです」という言葉に惑う信介。特攻船やソ連との関係に揺れる函館を訪れたとき、彼の背中を押す風が吹く。第七部。【「BOOK」データベースの商品解説】

【吉川英治文学賞(第2回)】【「TRC MARC」の商品解説】

未知の時代を目前に、嵐の前の静けさが日本を覆っていた1960年。伊吹信介(いぶきしんすけ)はタバ風の吹き荒む江差(えさし)にいた。そこで会ったオーストラリアの友人・ジョンの「あなたは一度日本を出てみるべきです」という言葉に惑(まど)う信介。特攻船やソ連との関係に揺れる函館を訪れたとき、彼の背中を押す風が吹く。世代を超えて読みつがれる不滅の大河ロマン。(講談社文庫)


あの衝撃的な主人公伊吹信介はどこにいる。伊吹信介は、北へ旅立つ。激風の江差の町に彼を追う黒い影。そして混血の美少女、立原襟子。新たに会う友情と青春の憂愁に彩られた冬の日々。大河小説の決定版!【商品解説】

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー12件

みんなの評価3.8

評価内訳

紙の本

あの頃読んで胸を熱くした思いが次第に次第に甦ってくる。

2011/05/26 00:30

10人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:yama-a - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ともかく何年ぶりだろう。第1部<筑豊篇>の連載が始まったのが1969年らしいが、僕らはそれがまず単行本で出て、それから文庫本になって初めて読み、次の編が文庫本になったらまた買い、というのを繰り返していた。<筑豊篇><自立篇><放浪篇>の3部を読んだのが多分1970年代の半ば、そのあと<堕落篇><望郷篇>と続き、最後の<再起篇>を読んだのは恐らく30年近く前だろうと思う。
 だから、今さら、と言うか、漸くこの第7部が文庫で発売されているのを見つけて小躍りしながら買ったものの、実はもうほとんど憶えていないのである。信介は一体今どこにいたのか、織江はどこで何をしていたのか、そして他にはどんな登場人物がいたのか、ほとんど思い出せない。
 それが不思議なことに、読み始めると次第に次第に甦ってくるのである。ストーリーや設定だけではなく、中高大を通じて読みふけったあの頃の感動も併せて。そう、それは五木寛之の書き方による部分も大きい。まるで前の篇の読者がすでにいろんなことを忘れているのを見越しているかのように、かなり親切に振り返っての記述があるのである。
 しかし、それにしても今読んでみて、こんなにも説明的な文体だったのかと驚いた。今初めてこの小説を読んだのであれば、僕は決して高く評価しなかったのではないかと思う。
 こんなことがあった。信介はこう思った。あんなことになった。信介はこう考えた。そういう淡々とした繰り返しの構成である。他の人物の内面は語られない。そして、心理描写も風景描写もばっさりと省かれている。それがスピード感に繋がっているのは確かだが、文学としてはちょっと物足りない感じも正直否めない。だが、それにも関わらず読者がこれほど惹きつけられ引きずり回される小説は他にはないだろう。それはひとえに五木寛之のストーリー・テラーとしての非凡さに所以するものだと思う。
 それまでの普通の小説だったら、主人公の少年が故郷を後にするときには「必ず帰ってくるぞ」と誓うものなのだが、この小説では信介は「もうここには二度と戻らない」と誓って福岡を後にする──そんなことが確か、筑豊篇の巻末の解説に書いてあって、僕らは信介のそういう生き方にしびれたのである。
 しかし、信介という人間はそれほどふっきれているわけでもなく、きっぱりと故郷を捨てたわけでもない。心の中では何度も何度も故郷のボタ山を思い出し、父・重蔵と母・タエの面影を抱き、幼少のころからずっと想い合って生きてきた織江とはくっついたり別れたりを繰り返しながら、でも、決してその愛は途絶えない。
 信介自身の生き方も、何かきっぱりと心に誓ったことに従って突き抜けるのではなく、いつまでたっても自分が何をしたいのかを探す旅である。だから、ものすごく周囲に流される。しかし、それだけ流されて翻弄されながらちっとも凹まない強さがあり、そこからともかく何かを学ぼうとするしたたかさがある。別れ道では必ず未知の行先を平然と選ぶたくましさと度胸がある。僕らはひょっとしたら信介より目的意識はちゃんとあるかもしれない。しかし、こういうしたたかさと度胸には遠く及ばない。だから、内心こいつは一体いつまでこんな風に生きて行くんだろうと呆れながら、しかし、目が離せず、結局この大河シリーズにずるずると引きずり回されることになる。読んでいると、緒方が出てきて、トミちゃんが出てきて、丸玉のおやじが出てきて、西沢記者が出てきて、カオルさんまで出てきて、あの頃読んで胸を熱くした思いが次第に次第に甦ってくるのである。
 そしてまた信介は北方領土からシベリアに渡ろうとするところで<挑戦篇>は終わる。この後どうなるのかすごく気になる。しかし、ひょっとするとこれが僕らが読める最後の『青春の門』なのかもしれない。だが、それも仕方がないような気もする。だって、信介の旅は終わらないのである。
 僕はこの大著を、今の若い人にこそ読んでほしいと思う。いつまでも自分探しにうつつを抜かしてばかりで何も決めようとしないという悪評芬々たる世代に。
 信介の生き方は彼らと似ているようであって似ていない。僕らの世代と似ているようでもあって、やっぱりどこかが決定的に違う。これは誰もがそういう風に感じられる小説である。そして、どこが同じでどこが違うのか、それを探るために、きっと読むのを止められないシリーズなのである。
 もし時間があればもう一度<筑豊篇>上から読み直してみたい気になった。

by yama-a 賢い言葉のWeb

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2011/05/22 15:09

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/05/03 11:35

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/06/17 23:41

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2012/10/15 21:58

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2017/09/06 22:08

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2022/04/15 12:41

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2023/02/10 16:10

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2023/03/17 17:46

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2023/05/07 23:05

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2023/06/29 19:40

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2023/09/04 11:59

投稿元:ブクログ

レビューを見る

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。