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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2011.5
- 出版社: 音楽之友社
- サイズ:20cm/298,38p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-276-21796-6
- 国内送料無料
紙の本
マルタ・アルゲリッチ 子供と魔法
家族のルーツ、神童時代、グルダとの出会い、輝かしいデビュー、恋愛・結婚・出産、ショパン・コンクール、闘病、日本と祖国、そして現在…。天才ピアニスト、マルタ・アルゲリッチの...
マルタ・アルゲリッチ 子供と魔法
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商品説明
家族のルーツ、神童時代、グルダとの出会い、輝かしいデビュー、恋愛・結婚・出産、ショパン・コンクール、闘病、日本と祖国、そして現在…。天才ピアニスト、マルタ・アルゲリッチの実像に迫る伝記。ディスコグラフィー付き。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
オリヴィエ・ベラミー
- 略歴
- 〈オリヴィエ・ベラミー〉1961年マルセイユ生まれ。ジャーナリスト。「ラジオ・クラシック」局で平日レギュラー番組を担当。『パリジャン』紙と『クラシカ』誌にも寄稿。テレビのドキュメンタリ番組も多数手がける。
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書店員レビュー
マルタ・アルゲリッ...
MARUZEN&ジュンク堂書店梅田店さん
マルタ・アルゲリッチは稀有な存在である。その奔放な性格と若い頃の破天荒な生き方は女性の域を遥かに超え、ロックの世界だったらジャニス・ジョプリンのように早世したことが容易に予想できる。それは結婚や出産といった経験を経ても変わらない。チョン・キャンファが出産後は以前の鋭さを失ったとは宇野功芳の評価だが、マルタに限ってはそんなことは起こりえない。
こういう個性を前にして師たるものは無論困惑を隠せない。グルダやミケランジェリとの関係は実に微妙で演奏以上に面白い。ましてや共演する指揮者たるやいかにして折り合いをつけるかで苦労しそうである。序章のクラウディオ・アバドとのエピソードは愉快だ。いかにもマルタが口にしそうな一言を吐き捨てている。
別府でアルゲリッチ音楽祭を主催し、若手演奏家への援助も厭わないなど決して人嫌いではない。歳を重ねてもなおその率直さを失わないマルタ。様々な名演があるが、やはりチャイコフスキーのピアノ協奏曲第一番こそマルタがその個性を余すことなく発揮できる十八番である。ライブはまさに火を噴く。
MJ梅田店 黒書店員 D