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商品説明
政策や組織の考え方が180度異なりながら、総理大臣にまで登りつめた宮澤喜一と竹下登。戦後保守政治を生き抜いた2人の成功と挫折を分析。知性の世界、そして情緒の世界から政治に迫った2人を徹底対比する。〔「宮澤喜一と竹下登」(ちくま文庫 2016年刊)に改題〕【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
御厨 貴
- 略歴
- 〈御厨貴〉1951年東京都生まれ。東京大学博士(学術)。同大学先端科学技術研究センター教授。「政策の総合と権力」でサントリー学芸賞、「馬場恒吾の面目」で吉野作造賞を受賞。
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書店員レビュー
本書は多くの政治家や関係者から・・・
MARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店さん
本書は多くの政治家や関係者から聞き取り調査を行い、オーラル・ヒストリーの出版も多い著者が、同時代を生きた二人の人物の語りからその時代背景を探ろうという試みの第二弾。
同じ戦後自民党の本流を生きた二人。多数の内閣でブレーンとして活躍した知の宮澤。語る内容の合理性とともに、その言葉の選び方からは政治へ携わる人間の矜恃と情熱が姿をのぞかせる。許すことを人心収攬の術とした情の竹下。彼は政治家の力量を定量化し、政界を覆うほどのパースペクティブをも持ち合わせていた。
二人のテキストを縦軸と横軸に、そして福本邦雄の回顧録を補助線にしながら著者の解説も加わり、戦後保守政治を鮮やかに描いた一冊。
(評者:MARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店 社会担当 中田)