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紙の本
いいね!フェイスブック (朝日新書)
著者 野本 響子 (著)
世界最大のSNSであるフェイスブック。しかし、「つまらない」「何をしていいのか分からない」という声も多い。フェイスブックを仕事に遊びに活用する著者が、その使い方から付き合...
いいね!フェイスブック (朝日新書)
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商品説明
世界最大のSNSであるフェイスブック。しかし、「つまらない」「何をしていいのか分からない」という声も多い。フェイスブックを仕事に遊びに活用する著者が、その使い方から付き合い方までを徹底解説する。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
野本 響子
- 略歴
- 〈野本響子〉1966年埼玉県生まれ。早稲田大学法学部卒業。安田火災海上保険、アスキーを経て、98年よりフリーの編集者に。
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紙の本
建前の世界、facebook。本音は語りにくい?
2012/01/30 23:06
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MtVictory - この投稿者のレビュー一覧を見る
私はfacebookもMixiも使ったことはないが、自分が新し物好きで、かつ飽きやすいのを自覚している。
Twitterは始めやすいと思い、昨年始めたが、これも長続きしなかった。
しかしブログとbk1の書評投稿だけは自分が好きなときに書けるので、今もマイペースで続けている。
従って、最近では新手のサービスには、すぐに飛びつかなくなって来ている。
スマホもそれに近い。年のせいか?
さて、本書はよくあるfacebook入門書。内容はfacebook礼賛だが、熱くなりすぎていないところには好感がもてた。
日本にもユーザが広がっているそうだが、昨年のチュニジアやエジプトの市民革命にも活用されたことで注目度が上がった。
オバマも選挙活動に活用していたそうだ。
しかし革新性はない。従来のサービスの「いいとこ取り」では?というのが印象(facebookは何でもかんでも飲み込んでいる)。
最大の特徴は「実名主義」。そのメリットは、実名だと自分の発言に責任をもつようになるという点。”炎上”しにくいという。
CEOのザッカーバーグは実名以外(匿名を含む)の使用について「2種類のアイデンティティーを持つことは、不誠実さの見本だ」と言っているそうだ。理想主義すぎる。その点について著者は「facebookは”建前”の世界。本音を語るのは難しい。
本音を語りたい人は匿名サービスを使う」だろうとしている。
また、「実名か匿名か。どちらか一方だけの世界にはならない。統一される世界のほうが気持ち悪い」というのは同感である。
facebookが市民革命に活用されたことを世界の権力者たちは敏感に受け止めたことだろう。
実名ゆえに政府が国民の監視のために利用したり、サービス運営に干渉することはないのだろうか?
マレーシア政府はfacebookを監視していると公言しているそうだ。
また中国ではfacebookは禁止だが、一部の中国人はファイアウォールを乗り越えてまで利用しているらしい。
便利なサービスを多いに活用するのはよいが、どんなものでも、それを悪用しようとする輩やリスクの存在を意識しながら、ほどほどに使っていくほうがよいだろう。
ところで「facebookの情報の中にはGoogleには検索できないものがある」らしく、今や巨大なユーザを抱えるfacebookを、Googleも脅威に
感じ始めていることだろう。ユーザをGoogleの宇宙にとどめておきたいと思っていた同社も、検索サービスとは異なるfacebookにユーザを奪われている。ネットの世界の変化は激しい。一時はGoogle脅威論のようなものがあったが、次はfacebookが標的にされるかも?