紙の本
アンカーを見た人なら
2012/02/02 01:58
14人中、14人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kackie - この投稿者のレビュー一覧を見る
ニコ動や関西のテレビの媒体で拝見するのですが、本業の本という形で見るのは初めてでした。
ご専門の保安問題とエネルギーを直近の事象についてご解説されています。
福島原発、北朝鮮拉致問題、硫黄島と歴史観、そして希望のエネルギー問題を解説されています。
KTV「アンカー」の内容を踏襲した部分も多いのですが、改めて本という形でまとめられ、実に考えさせるないようでした。
若い人に祖国を伝える本がないという要望にこたえてルビもふられ、高校生でも読めるようになっています。
頼りない政治家がいないからこそ希望と問題意識を持つために若い人が手にしてほしい本でした。
電子書籍
必読です
2016/03/28 08:08
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投稿者:笑うパンツ - この投稿者のレビュー一覧を見る
当たり前のことが分かりやすく書いている。
子供用に書かれているけれど、これが分からない大人もたくさんいることでしょう。人への愛着、故郷への愛着、国への愛着が、愛国です。それを認識して、帝国主義さながらの世界情勢の中で生きていかなければならないと思う。
電子書籍
原発、集団的自衛権、憲法etcの根っこを考えるための本
2015/09/05 15:19
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投稿者:おぞんそう - この投稿者のレビュー一覧を見る
メディアで著者青山氏のお話しを聞く中で、氏の主張に共感する部分が多かったため、氏の著書を初めて読んでみました。
私たち日本人は、いつまで先の大戦について目を逸らし続けるのか。
私たち日本人は、いつまで日本について考えることを放棄し続けるのか。
一部の議題について賛成か反対かだけではなく、「祖国」日本について根っこから考えませんか?
私は、この本に詰め込まれた、著者の「祖国」日本に対する熱い想いに、心を揺さぶられました。
私も、「祖国」について考え、これからの日本がどうあるべきかについてはっきりとした意見を持ち、できれば実践していきたいと考えています。
電子書籍
親子で読みたい
2015/08/29 11:43
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投稿者:美恵子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
国際化とか国際人になれとか、よく言われますが、まずは自分の足下を確かに見つめるための助けになる書です。
日本というこの国について、どれだけの事を知っているか?先の戦争、ことに硫黄島の戦いについてどれだけ知っているか?その空港の滑走路については?
青山氏が直に歩き、聞き、そしてそれを伝えたい内容が凄いです。
内容は深いのですが、とても読みやすい文章ですし、写真もわかりやすいので、親子で読みたい一冊だと思います。
紙の本
歴史を見つめ直すきっかけに
2015/08/09 22:35
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投稿者:千島桜 - この投稿者のレビュー一覧を見る
学生時代に教わった近現代史は、果たして公平なものであったのか。
マスコミが提供する情報を基にしていて、私達は正しい判断を下せるのか。
本書により、様々な事象を見つめ直すきっかけを得たのは誠に有意義でした。
激動の時代を生きた先人の想いを斟酌し、諸外国における日本の評価とは本当はどのようなものであるのか理解し、祖国の真の姿を知ろうと思います。
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青山信者でもないのだけど、非常に面白かった。
硫黄島の話はラジオで聞いていたのだけど、「なんと大げさな...」と思っていた。しかし、本書を読むと、たしかにその気持よく分かります。そして栗原中将の言葉、死ぬな戦え、戦うことは本土の女子供の命を永らえることだ、にはしびれました。確かに英霊たちは自分のためではなく、子孫のために戦ってくれたんだなと、改めて思った。確かに自分の娘のためであれば命を危険に晒すことも厭わないな。なんて。
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うんと、どこらへんが祖国の話だったのか、おおっぴらでないいやらしい自慢話ばっかだった気がします。友人が一時世話になってたと聞いて気にしてたらたまたま見かけて目を通したんですけどね、まず祖国や戦争の捉え方の段で納得いかないことが多くて。メタンハイドレートや硫黄島で実際に行動しているのは凄いのでそれで☆二つ。
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めずらしく人から薦められて読んだ本。
文章の書き方に隙がなく、とても主観的だけど、さらっとすぐ読めた。
内容自体は、考えさせられるものもあった。
ただ、ファンタジックな話もあり、どこまで間に受けて良いか悩む。
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日本を愛するすべての老若男女への待望の書!!
今まで、見えていなかった、私たち日本人の祖国の本当の姿がここにある。
ご自身もお読みになり、周りの人にも足得てあげてください。
これからの日本を創るのは、私たち日本人自身です。
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家族にも読ませたい。
自分の足で見てきた人の重さ。
そして、それを行動に移す大事さ。
小さい頃から思っていた、何故本当のことを言う人の言葉を流すのが「危険」なの?
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上から目線の国家論ではなく、まして右とか左とかそんな次元の話では毛頭なく、筆者が現場で感じたことをありのままに目線を合わせて語りかける。人間、ここまで純粋に、他人への敬意を忘れることなく、美しい志を持てるものなんだなー。硫黄島の章は特に感動!
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返却期限が今日までだったので急いで読んだが、早く読んで
読み返すくらいの時間が欲しかったと感じた。
次に読みたくなったら買う。
青山さんのことはネットやテレビで知っていた。
竹島、尖閣諸島、硫黄島、戦争のこと、本当のことを今まで
教わったことはない。福島のことだってそうだ。本当のことは
何も知らされない。
資源のない日本、ずっとそう思わされてきた。
私も本当のことを知る努力をしなければいけないと思った。
今まで何でも見ているつもりで、何かしら用意されているものを
見てきたにすぎないと感じた。おかしいと感じながらもそれが
本当のこと、矛盾したものと曲解してきたのだ。
世界には国家は存在する。日本も国家だ。「人類みな兄弟」と
国家は違う。私の祖国は日本。日本のことをちゃんと考えるため
にも本当のものをちゃんと見ていこうと思う。
この本にはそう思わせることが書いてあった。
気になる人は読んで欲しい。
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2012/08/06 津市津図書館---芸濃図書館。再読。
2012/06/24 県立図書館から所蔵館へ リクエスト済み。
2012/07/01 大台町立図書館---県立図書館
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きもは祖国を知っているか。あなたは祖国を知っていますか。
ぼくは知らなかった。なぜか。日本の学校では、教えないからだ。日本の大人も、語らないからだ。
で、始まる青山さんの著書。最初、何を言われているのかピンと来なかったけど、読み終わって最初のページに戻ってもう一度読んでみれば、彼のいわんとすることがよくわかる。
硫黄島(いおうとう)、拉致問題、福島原発、資源、などラジオですでに青山さんの話を聞いていたので、内容はすぐに理解できた。
しかし、いつも聞き流しているラジオですらもの凄い熱量を感じる青山さん、本からも彼の真摯な姿勢が伝わってきた。
彼の言っている事の全てを鵜呑みにするわけではないけれど、本気で物事を語る人の話はいつだって興味深くておもしろい。
祖国を語れる大人...。自分はまだまだだな。
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誤解を恐れないで言えば、これは右翼と疑われかねない本です。
(本書の例えの引用ですが、)
でも、ギリシャ神話が好きだと言えば、なんだかお洒落な話になり、
日本神話が好きだと言えば、右翼かも、と警戒される。
この文化は、どういうことなんでしょうか。
祖国や領土について教えない国は、世界の中で日本だけだそうです。
いつから教えていないのか。
それは戦後です。
戦争に負けてからです。
戦争で負けた経験のある国は、世界に沢山あります。
でもその中で唯一、日本だけが祖国を教えていないのです。
おかしいと思いませんか。
「なぜ日本人は日本ことを知らないのか」(武田恒泰 著)を少し前から読んでいて
それとつながってきました。
青山繫晴氏は
『平和とは、世界の国々がお互いに相手の国を大切にすることだ。
自分のことは大切にしないで、相手だけを大切にする。そんなことができるのか。
それは、きみもぼくも、身の回りの生活を考えればわかる。
友達と悲しい喧嘩をしないために、相手になんでも合わせたり、
相手の言いなりになったりするのではなくて、むしろ自分をしっかり持っていたら、
周りもきみを認めてくれておかしな喧嘩は起きない。』
と述べている。
その通りだと思う。
『天照大神なんて神話の話であり、神話だから当てにならない話しであり、
大切にすれば戦前の「軍国主義」に戻り、また戦争になるからね、近づかないでください。
こういう教育だ。
しかし、そうなのか。
神話は、その民族の秘めた哲学、理念を指し示している。ほんとうは神話だからこそ大切なのだ。』
少し自分の国のことについて学んでいいと思う。
少し学んだ程度で、軍国主義に自分が染まってしまう恐れを感じるのなら、
その程度の知性しかまだ育っていないということであり、
アンチ軍国主義に染まっている自分にも気づく機会を失うのではないかとも思う。
本の中では、硫黄島で戦った中将の話がある。
自分たちの命は、過去の人々の犠牲の上に成り立っている。
そのことを感じる話である。
様々な環境の中で苦しみを耐えている現在の子どもたちにとっても、
自分の命の尊さを考えるきっかけになるのでないだろうか。
まとまらないので引用に近いものをつなげると、
『日本人は二千年を超えて外国に一度も占領されたことがなく、
負けることの練習をしたことがない。
アメリカをはじめ買った側の言うとおりにせねばならないと思い込んだのだ。
ほんとうは逆である。負けたときにこそ、その民族と国家の先達が営々と築き上げてきた大切なものを護らねばならない。』
『「日本は資本小国である」という思い込みを捨てることであり、
「日本は敗戦国であるから、勝者の作った世界秩序に従属せねばならない」という
もはや旧世界の思い込みを脱することである。』
『世界からどう見られるかとか、世界が何���してくれるとか、そういう受身じゃなくてこちらから、危機の渦中にある日本の方から
逆発信していく。それが外交です。』
などある。
最近、思うのは、「本の知識を信じる」ということ。
経済の講演で「読書人階級の皆さんには伝えたい」と講演者が言っていたことがある。
マスメディアで流されることが全て嘘だとは思わないし、自分が読んでいる本の知識が全て事実だとも思わない。
でも、自分の認識する真実とは、自分で集めた情報の中から作り出していくしかないと感じる。
もっと本を読みたくなる、勉強したくなるありがたい本でした。
この本との出会いにも感謝。
本題とは違うけれど
「ひとがひとを誤解してみるとき、それは、その誤解するひとの本性、欲望が露見している。」という言葉もグサっときた。