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商品説明
山梨県トップのバスケット選手・田中正幸15歳を襲った脳動静脈奇形による脳出血、右半身麻痺。「再び試合に」の強い夢で、利き手転換、左手1本でシュートを決め、インターハイ出場の奇跡を呼び込んだ、涙の実録。【「TRC MARC」の商品解説】
死の淵から生還。バスケ少年の復活シュート
希望あふれる高校入学式の3日前。県下No.1のバスケット選手・田中正幸15歳を、脳動静脈奇形による脳出血という悲運が襲った。もうバスケットは無理…その宣告を覆し、正幸は絶望の底で夢を心に誓う。「再び試合のコートに立ってみせる!」。そんな夢が、そして強い意思が、驚愕の復活を生んだ。
高校3年最後の試合。残り3分32秒。悲願の試合に出場コールされる。まだ麻痺の残る走り。右手は上がらない、利き手ではない左手一本だけでシュート。見事きまった! 泣き崩れるベンチ、チームメイト、相手チームの応援席までもが割れんばかりの拍手を送った。そうして、チームの夢、インターハイ出場の切符をも掴んだ…。
本書はこの、1167日に及ぶ涙の軌跡である。
家族、仲間、医師、チームの顧問、学校の先生…みなが一丸となって、「正幸をコートへ」という夢の実現に向かった。彼の言葉が胸に響く。
―――あの出来事は、僕が周りの人に支えられて生かされていることを忘れないために、神様が僕にくれた贈り物だって思っています―――
絶望の底に見つけた夢は、どんな苦境も乗り越えさせてくれる、と痛感する実録である。
【編集担当からのおすすめ情報】
「夢」、「こうなりたい、という強い強い想い」は、
人間を生還させ、不可能も可能にさせる。
人は人に支えられ、支えている人もまた、勇気をもらう…
本書を読むと、このことを痛感します。
逆境にあればこそ、ぜひ手に取っていただきたい。
わたしは、校正するたびに、涙で文字が見えなくなりました。
【商品解説】
著者紹介
島沢 優子
- 略歴
- 〈島沢優子〉筑波大学体育専門学群卒業。ノンフィクションライター。雑誌等で教育関係、スポーツフィクションを中心とした執筆活動を行う。著書に「33歳からのハローワークアタシ探しシゴト探し」など。
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書店員レビュー
中学時代、県下でも1...
ジュンク堂書店ロフト名古屋店さん
中学時代、県下でも1,2を争うバスケットボールのスター選手だった正幸は高校入学を目前にして脳出血をおこして倒れてしまう。なんとか一命は取りとめたものの右半身麻痺という、スポーツ選手にとっては残酷な後遺症が残ることとなる。もうバスケをするのは無理と医者から告げられるが、「いつか、やがて、きっと」コートに立つという夢を支えにリハビリに励む正幸。倒れてから3年半、インターハイの県予選、ついに正幸は試合に出場する。大切な贈り物のようにチームメイトから差し出されたパスを受け、正幸は左手一本でシュートを放つ・・・。
人が人を支えることの素晴らしさを教え、困難に立ち向かう勇気と力を与えてくれる、号泣必至のスポーツノンフィクションの良品です。
店長 石本