紙の本
天才アラーキー写真ノ愛・情 (集英社新書 ヴィジュアル版)
著者 荒木 経惟 (著)
天才アラーキーの写“真骨頂”、自らの人生の一瞬一瞬を凝縮した傑作91点を収録。生と性と死を鋭くとらえた写真をはじめ、アラーキーが自らの人生への愛を語りつくす、「私小説」の...
天才アラーキー写真ノ愛・情 (集英社新書 ヴィジュアル版)
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商品説明
天才アラーキーの写“真骨頂”、自らの人生の一瞬一瞬を凝縮した傑作91点を収録。生と性と死を鋭くとらえた写真をはじめ、アラーキーが自らの人生への愛を語りつくす、「私小説」のような一冊。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
荒木 経惟
- 略歴
- 〈荒木経惟〉1940年東京府生まれ。千葉大学工学部卒業。写真家。「さっちん」で第1回太陽賞受賞。2008年オーストリア科学・芸術勲章を受勲。ほかの著書に「天才アラーキー写真ノ方法」など。
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『天才アラーキー 写真ノ愛・情』を読んで
2011/05/21 09:48
5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:K・I - この投稿者のレビュー一覧を見る
最近、体がだるい。
微熱が続いている。
吐き気もする。
そういう日が何日か続いている。
もしかしたら、白血病じゃないのかとすら思ってしまった。
ちょうど、住宅顕信についての本などを読んでいたこともあって。
bk1の送料無料キャンペーンが終わってしまって、
再び手数料がかかることになった。
でも、僕は本を買うときは、bk1を使いたい、と思う。
サイトも使いやすいし、書評も充実している。
気分も落ち込みがちだが、
新聞広告で、新書でアラーキーの本が出ると知って、買ってみた。
写真もかなり入っていて、文章は聞き書き。
写真集を見る、ようでもあるし、アラーキーの発言を聞く、という要素もある。
夫人の陽子さんについて。チロについて。町について。女について。
それぞれの写真とそれを見ての発言。
僕もデジカメを持っているが、たぶん僕は写真家には向いてないのだと思う。
でもそんな「素人写真家」の僕にもアラーキーの写真についての考えは、勇気づけられる部分があった。
文章を一通り読み終わったら、写真集として眺める。
そういう長い付き合いができそうないい本だと思う。
チロが死ぬ直前に目に涙をためている写真なんかを見ると、
本当に、写真がもつ「業」と写真があることの「意義」を感じる。