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女子の古本屋(ちくま文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 4 21件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2011.6
  • 出版社: 筑摩書房
  • レーベル: ちくま文庫
  • サイズ:15cm/271p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-480-42837-0
  • 国内送料無料
文庫

紙の本

女子の古本屋 (ちくま文庫)

著者 岡崎 武志 (著)

女子の古本屋 (ちくま文庫)

907(税込)

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書店員レビュー

ジュンク堂書店大阪本店

古本カフェ、古本バー...

ジュンク堂書店大阪本店さん

古本カフェ、古本バー、ギャラリー併設の古本屋、カレーが売りの古本屋、雑貨が豊富な古本屋、洋服を見るあいまに古本を買う。そんなこともよくあること。古本は古臭くて、おじ様たちだけが熱心に買いあさるものではなく、いまや若者たちや女子たちのあいでにも立派に市民権を獲得している。こんなふうに古本屋という特殊な文化が若者たちのあいだにもすっかりなじんでしまっているのは、彼女たちのおかげではないだろうか。この本には13人の古本屋が登場する。しかも全員、女性だ。古本屋を始めることになった経緯を一人一人紹介しているのだが、それはそのまま一人の女性の人生垣間見ることになる。わたしは彼女達に憧れている。そしてその憧れを持ち続けながら、働いていこうと思った。そういう本だ。文庫担当 桟

みんなのレビュー21件

みんなの評価4.0

評価内訳

  • 星 5 (3件)
  • 星 4 (9件)
  • 星 3 (5件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

古本屋という道で生きる覚悟

2011/10/03 11:58

10人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mieko - この投稿者のレビュー一覧を見る

 まったく、恐ろしい本に出会ってしまいました。単行本は2008年に出版されていたにもかかわらず全然目に留まっていなかったのに、なぜ今、出会ってしまったのか。
 『女子の古本屋』ってタイトルを見て、怪しい予感はしていました。著者が岡崎武志さんというのもまた恐ろしい。この本、読みたいけど、読みたくない。どうしようかと一瞬悩んで、次の瞬間にはやっぱり買っていました。「一瞬」しか悩めないというところが、すでに恐ろしい未来に足を突っ込んでしまっているという感じなんですけれど。

 四大工業地帯の一つである地方の街に生まれ育った私は、古本屋というのはあまり馴染みがありませんでした。私は1960年代の高度経済成長期まっただ中、行け行けドンドンという風潮の中で育ちました。子どもの本もその頃から多くの良書が出版されるようになったような気がします。そして、たとえばディズニーアニメの本のような、子どもにとって夢のように楽しい本もまた、シリーズで出版されていました。世の中は高度経済成長期でお給料は右肩上がり。私の親世代は自分たちが戦中・戦後の貧しかった時に与えてもらえなかった教育を自分の子どもには与えたいという気持ちが強く、塾に通わせてくれたり、本も買ってくれていました。ですから買う本は古本ではなく新刊だったのです。

 そんな私が古本屋というのに興味を持ったのは、結婚後、夫の転勤で幼い子どもも一緒に家族で東京に住むことになってからです。夫の会社の社宅が三鷹にあり、ただでさえ魅力的な本屋の多い中央線沿線なのに、子どもの通う幼稚園の近くに凄く素敵な古本屋がオープンしたんです。文芸書・美術書などの他に、絵本や児童書も扱っていたので子どもを幼稚園に迎えに行くときにいつも立ち寄るようになりました。その古本屋のレジカウンターのすぐ脇に「岡崎武志さんが選んだ本のコーナー」のような棚があって、当時の私は岡崎武志って誰?と思いつつ、なんとなくその棚の本をパラパラと見ていたのです。
 その後、また夫の転勤で故郷に戻ったのですが、ある本屋で『古本道場』というタイトルの本を見つけました。その本は作家の角田光代さんと、ライターの岡崎武志さんの共著なんです。その本を読んで、岡崎さんってこんな人だったのかっていうことが解ったのですが、まあ解っただけで、子育てに追われる私は、だからどうしたということもありませんでした。地方に戻った私の生活圏には児童書を扱う洒落た古本屋はないし、全国チェーンの古書店を時折利用する程度になっていたので。

 それが、子どもが中学の2年生になり、そろそろ子育ても一段落しそうな今、岡崎武志・著の『女子の古本屋』を読んでしまったものだから、子育て期間中に心の奥底でふつふつとしていた古本屋への興味が一気に噴き出してきています。

 以前読んだ『古本道場』は、古本の素人である角田光代さんが、岡崎さんの古本道場に入門して、古本屋めぐりの醍醐味を知っていくというもので、いわば古本屋を楽しむお客さん側の視点を書いた本であるのに対して、この『女子の古本屋』は、紆余曲折を経て古本屋を営むようになった女性店主13人の、開業までのエピソードを綴ったもので、経営者側からの視点を書いています。そして最後の章「女性が古書店主になるには」の中に「店を始めるにあたっての心構え」やら「開業すると決心してから」まず何をしたらよいのかという基礎的なことがチラッと書かれていて、それを手がかりに調べて手続きを踏めば私のようなド素人にも「やれるかも」と思わせてしまうところが恐ろしい。

 子どもが高校を卒業するまであと5年。まずは年に一度のイベント的に「一箱古本市」への出店から始めてみようかな、それから、7、8年前から書いている読書記録のブログを広げてインターネットの古本屋を開業できるんじゃないか、そして子どもが大学へ進学して家を出たら……なんてことが頭をよぎってしまいます。

 本書の最後は、「古本屋というのは資金がいくらあったらやれるとか、古本屋で儲けようとか、そんな考えでやるもんじゃない。古本屋とは、つまり生き方の問題なのだから」なんていうふうに締めくくられているのですが、こんなこと書かれると、もう心がグラグラしてしまいます。本書に紹介された13人の女性たちのような強烈な人生を持っていない私でも、5年後、ささやかに、けれど自分自身の生き方として、古本屋をやっているかもしれない。この気持ちが「はしか」のような一過性のものなのか、それとも覚悟といえるものなのか……。

 本書がキッカケで独立した女子もいる、ということですが、ホントにその気にさせられる、恐ろしい、いや、背中を押してもらえる一冊です。

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紙の本

女には向かない職業は古本屋?

2011/09/25 13:28

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:更夜 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 古本屋さん、というところは、行く人はすごく行くけれど、行かない人は全く行かない店では
ないでしょうか。
私は、もう、古本屋さんは中学生くらいのときから、大好きです。
色々な個性があって、本屋とは違う独特のこだわりがありますね。
今はインターネットの時代になって古本の流通も売り手も買い手も変わってきました。

 この本は、古本屋界にとてもくわしい岡崎さんが全国の「女性が店主の古本屋」を取材した
ものです。
こんな古本屋があるのか・・・という驚きと、岡崎さんのフットワークの良さ、そして、女性が
古本屋を経営することへの深い理解がよくわかる本です。

 ただ、古本屋というのは女性にはなかなか難しい職業です。
まず、本というのはとても重いので、重労働であること。
エロ本を扱う事が多くて、女性店主だと、客がなかなかつかないこと。
すれっからしのマニアの男性客は、女性店主を甘く見る傾向があること。
そして、男女問わず問題なのは、儲かる仕事ではないこと。

 この本で紹介されている13の書店の共通点は、女性ならではのこだわりがあることと、
親の店を継いだというものではなく、最初は他の仕事をしていて、紆余曲折を経て、
独立して古本屋になったことなどがあります。
そして、もちろん、本が大好きであること。

 店主となると、若い人ではなくある程度、年のいった方となりますが、共感するのは
最初は、他の業種で、猛烈に働いて、社会の波にもまれている。時には過労で体を壊すまで
働く、そんな人生経験から人生の岐路にたったとき、「古本屋をやる」と決意した女性たちで
あることです。
若いころから、苦労して勉強、仕事をしてきた人たちが多いですね。
また、とても自立精神があって、親に頼らない人が多い。

 どの書店も魅力的なのですが、岡山県倉敷市にある田中美穂さんの「蟲文庫」
田中さんは、本が好きで、子どものころから周りとはなじめず、決して明るい子ども時代を
過ごしたわけではないそうです。しかし、自然や虫が好きで、本が好きで・・・自分の世界に
こもりがち・・・男性から見たら「可愛くない」と言われてしまいそうな劣等感をずっと
持ってきたそうですが、古本屋には、本だけでなく、鉱石標本や古い顕微鏡・・・まるで理科室の
ような雰囲気を作りあげました。
外から見ただけでは、古本屋とは思えない倉敷の古い街並みにひっそりとある古本屋。

 岡崎さんは、取材をして、女性店主にははっきり二つのタイプに分かれると書かれています。
人づきあいが苦手そうな、声も小さい物静かなタイプ。
よく通る大きな声で客と対応するのが楽しくてしかたないという姿勢を露わにするタイプ。
いわゆる「女社長」という人を知っていますが、どちらかというと、後者のバリバリ自己主張、
ハイテンションタイプの人が多いですね。やはり、男と対等に渡り合っていくためには
人一倍の体力、気力、ハイテンションが必要なのだと思います。

 私はどちらかというと物静かなタイプの店主の古本屋に親しみを持ちました。
しかし、本が好き、本を大事にする、それにとどまらず、それを商売にする厳しさも同時に正直に書かれています。
一日、収入なし、というのがあたりまえ。会社や外で働いていた時の収入の方が多い。
それでもやはり、儲けより、好きなもの・・・というぎりぎりのところで、古本屋を経営する
女性たちが甘えがなくてとても潔いと思うのです。

 女性の社会進出は、めざましいものがありますが、それだけに色々な問題も出てきます。
あぶりでてくるのは、好きなものを「趣味」にとどめたくなくて「商売」にする大変さを
受け入れて、堂々として生きている、働いている女性たちです。
ある店主は絵本がメインですが、出産、子育てなどで絵本に出会って絵本の世界を知り、癒されるなどと
いう人もいるけれど、好きになったならば、もっと・・と踏み込まなければいけないと思ったと
語られていました。

 収入に関係なく「好きなことを好きなときに好きなだけやる」ではすまない厳しい商売の世界。
それでも、やはり「本が好き」というものすごいマグマのようなものを静かに秘めている
女性たちが語る古本の世界。
あえて楽な道を選ばなかった女性たちへの、岡崎さんの深い尊敬の気持がよくわかる本であり
ネットでは得られない全国、おもしろい古本屋のガイドにもなっています。

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2011/06/28 22:54

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2011/08/12 02:30

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2012/01/08 12:45

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2012/04/20 13:11

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2011/07/12 00:15

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2015/01/27 00:38

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2011/07/21 19:24

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2011/10/15 02:44

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