しあわせな恋のはなし （ティアラ文庫）

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良くもなく悪くもなく....
結婚する気も特になかった主人公が求婚に頷いた時の心境の変化があまり伝わってこなかったので、微妙でした。
お決まりの横槍も入って来ないので、基本的に二人だけの世界です。
熱が伝わって来ない主人公を除けば、旦那さまの溺愛っぷりにキュンとくる人もいるでしょうし、まぁ悪くない作品かと。

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特に横やりが入ることもなく、悩みと言えば、自分の相手への気持ちと相手の自分への気持ちですか。ユーシスもセラフィーナもそれぞれ自問自答してて、それですぐに悶々としてます。

特にセラフィーナには、さっきも同じことで悩んでて、それはユーシスの説明で解決したのでは？って突っ込みいれたくなるときもありました。

何も起こらないのに、お互いの気持ちの確認だけで1冊っていうのはある意味すごいかなって思いますが、まあタイトルそのままで、かわいらしい話だったと思います。

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9年前にたった1度会って楽しい時を過ごした男の子――
その人から求婚された少女が、
結婚を経て恋を知り、悩んだりしながら幸せになる話。

ユーシスは常にセラフィーナらぶ。優しくて穏やかな好青年です。
セラフィーナも、恋に悩んだりはしますが
穏やかでちょっと天然で、好感のもてる女の子です。

恋のライバルが現れたり事件が起きたりするわけではないですが、
常にお互いが相手のことを想っているので
読んでいて温かい気分になれるお話です。