- カテゴリ:一般
- 発行年月:2011.5
- 出版社: 化学同人
- サイズ:20cm/352p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7598-1467-5
紙の本
子どもの頃の思い出は本物か 記憶に裏切られるとき
著者 カール・サバー (著),越智 啓太 (訳),雨宮 有里 (訳),丹藤 克也 (訳)
ときに歪められ、ときに植えつけられる子どもの頃の記憶。その思い出は本当にあなた自身のものか? 記憶のなかでも特に自伝的記憶とはどのようなものか、その科学的な研究を背景にし...
子どもの頃の思い出は本物か 記憶に裏切られるとき
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商品説明
ときに歪められ、ときに植えつけられる子どもの頃の記憶。その思い出は本当にあなた自身のものか? 記憶のなかでも特に自伝的記憶とはどのようなものか、その科学的な研究を背景にしてわかりやすく解説する。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
カール・サバー
- 略歴
- 〈カール・サバー〉キングス・カレッジ(ケンブリッジ大学)で、実験心理学を学ぶ。作家・ジャーナリスト。長年ドキュメンタリー番組のプロデューサーとして英国と米国の放送局で活躍した。
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書店員レビュー
子どもの頃の記憶には...
MARUZEN&ジュンク堂書店札幌店さん
子どもの頃の記憶には特別なものが多い。楽しかったことにせよ、怖ろしかった出来事にせよ、強烈な印象をもってたびたび想起され、広義の意味のトラウマやメランコリーを誘発して人を揺さぶる。
ところがそうした幼少記憶が、単なる思い違いですらなく、本当は起こらなかったこと――後付けされた追体験であるケースが、ままあるという。
本書は、現在その有効性が科学的に最も実証されている認知行動療法の観点に基づく、自伝的記憶についての研究報告である。そこでは、リアルで迫真性のある記憶ほど偽物である可能性が高いという驚くべき検証結果が見出されている。
私たちの大切な思い出は、「UFOにさらわれた経験」や「前世の記憶」といったものと同様の、突拍子もない脳のイタズラであるかもしれず、そんな不確かなものの上に現在の自己が成り立っていると考えると、不意に足元が揺らぐ思いがする。
人文 武良
紙の本
記憶
2022/11/17 17:05
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投稿者:タタ - この投稿者のレビュー一覧を見る
あんまり自分の記憶を疑ったことがなかったのですべて本当のことのように思っていたので、面白い意見でした。