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- カテゴリ:一般
- 発売日:2011/05/01
- 出版社: たちばな出版
- サイズ:16cm/267p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-8133-2391-4
沢庵不動智神妙録 (タチバナ教養文庫)
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収録作品一覧
沢庵の今日的意味 | 5−23 | |
---|---|---|
不動智神妙録 | 25−122 | |
玲瓏集 | 123−221 |
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紙の本
何百年前の日本にもこんな考えの人がいた。
2015/03/20 21:29
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦国時代末期に生まれ、徳川家光にも敬われ、仏教に生きた沢庵の著作、「不動智神妙録」、「玲瓏集」、「太阿記」の3つを収めています。
此の3つの中では「玲瓏集」の根源的な所に惹かれました。「人は欲でできていて、この欲が何をするにも原動力である」「無機物のみが物でなく、人間も物である、物は常に入れ替わっている」「一つづつでも明らかにしていけば全てがわかるだろう」などというのはどうしてもギリシャ哲学を想起してしまいます。ギリシャに比べれば時代は随分遅いですが、同じような考えに至った日本人もあったのですね。
本書は原文も難しくはないですが、訳文もついているので読みやすくなっています。仏教書としてではなく、哲学書として読める本です。何百年前の日本にもこんな考えの人があった、ということはもっと知られてもよいと思います。