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樹液そして果実

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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.7 4件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2011.7
  • 出版社: 集英社
  • サイズ:20cm/426p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-08-771408-1
  • 国内送料無料

紙の本

樹液そして果実

著者 丸谷 才一 (著)

刺戟的で創見に満ちたジョイス論を幕開けに、「源氏物語」を世界的視野で分析し、後鳥羽院と折口信夫の驚くべき関係を語る。万巻の書をひも解き、王朝和歌から20世紀のモダニズム文...

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樹液そして果実

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商品説明

刺戟的で創見に満ちたジョイス論を幕開けに、「源氏物語」を世界的視野で分析し、後鳥羽院と折口信夫の驚くべき関係を語る。万巻の書をひも解き、王朝和歌から20世紀のモダニズム文学までを一望する思考の軌跡。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

丸谷 才一

略歴
〈丸谷才一〉1925年山形県生まれ。「笹まくら」で河出文化賞、「年の残り」で芥川賞、「たった一人の反乱」で谷崎潤一郎賞を受賞。

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みんなのレビュー4件

みんなの評価4.7

評価内訳

  • 星 5 (2件)
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  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

どうやらこの人は筋金入りのフェミニストのようですね

2011/08/30 21:49

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あまでうす - この投稿者のレビュー一覧を見る



甘味滴る書名に惹かれて読んでみたが、柔らかな表皮の内部は博学才知をもって鳴るこの著者ならではの広く深い考察に満ち満ちていた。前半はジェームズ・ジョイスの「若い藝術家の肖像」と「ユリシーズ3」を巡る才走った文芸評論、後半は八代集や源氏物語、王朝和歌、後鳥羽上皇、折口信夫などを、筆が疾走する思考に追いつこうと必死に飛び回る刺激的なエッセイだが、もちろん後者が抜群に面白い。

 折口の推測では、源氏物語の主人公がやたら王朝の女性をものにしようと齷齪するが、これは彼が色狂いしているのではなく、女の財産を狙っているからで、その代表が光源氏が朱雀院の懇望を入れて女三の宮を引き受ける箇所だという。
もちろん源氏は「皇女」を蒐集したい気持ちもあったが、この豊かな財力を持つ少女が政敵の太政大臣の息子の柏木に収蔵されたらマズイ、というので紫上の正妻の地位を格下げにしてまで結婚したというのです。 

これに関連して著者は、男子が単独相続する父権制社会の成立は鎌倉時代からで、それ以前は女性が荘園領地内の不動産や物権を相続する母権制の名残が色濃く残っていたのだ、と主張しています。目から鱗とはこのことでしょう。

また著者は、偉大なる学者、高群逸枝の驥尾に付して、天皇家という家系は存在しない。その証拠に天皇には名があっても姓がない、と説いて我々を驚かせます。確かに神武以来歴代天皇の系譜は存在するが、それは家系図ではなく、単なる皇統譜であるというのです。

例えば源氏物語を読んでも桐壺の更衣は里の実家に下がって源氏を産んでいる(源氏は天皇ではないけれど、天皇の場合も同じことです)。
つまり母権制の社会では、帝は皇居をあちこち移動させながら、複数の后の実家に婿入りをしているのだが、帝名義の家族は、ない。家族がなければ、姓もない。だから現代でも裕仁だの明仁という名前しかないというのですが、どうやらこの人は筋金入りのフェミニストのようですね。

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紙の本

大谷崎には陰に谷崎松子という大きな存在があった、いえ、知りませんでした。それに気付いた丸谷も、その丸谷を認めて大切なものを託した谷崎松子もエライ!

2012/04/18 20:43

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

なんともとぼけた日本風味。それに色合いがいいです。だからといって、この装幀は誰が手掛けたんだ、って本を手にした人に思わせないところが立派、で、最後のページに著者紹介とともに、さりげなく〈装丁 和田誠〉って書いてある。え、これが和田誠? ってじっくり見なおせば、そう思えないこともない。和田らしさを控えめにした、でもそういわれれば納得の本づくりでした。

で、出版社いわく「時代と国境を越えたスリリングな批評集」なんだそうで
               *
英文学研究を踏まえたジェイムズ・ジョイス論から『源氏物語』、日本の近代小説まで。万巻の書をひも解き、おもしろがることが流儀の丸谷才一流の文芸批評の頂点となる一冊。
               *
ということになります。丸谷才一が名エッセイストであることは有名で、当然、私も何冊かは読んでいます。でも、出る本すべてを読むか、というと、そういうことはありません。私の中の文学ヒエラルキーは、フィクション>ノンフィクション>エッセイとなっていて、批評もエッセイの一部となれば、優先順位は低くなってしまいます。エッセイの類で私が絶対に読む! と思っているのは吉田秀和と村上春樹、佐野洋くらい。

ただし、小説となれば全く別。エッセイ、批評集でも、文学、芸術関係はノンフィクションを逆転することもあります。そういう意味で丸谷では対談集『文学のレッスン』を2010年に読んでいるので、さほど時間が経っているわけではありません。ちなみに、小説ともなれば丸谷は私にとって最重要作家の一人なので、『持ち重りする薔薇の花』には当然、飛びついています。ちなみに、『持ち重り』も装幀は和田誠でした、はい。

〈文芸批評の頂点となる一冊〉なわけなので、初めから読むということが決まっていた本ですが、気になるのは〈ジェイムズ・ジョイス論から『源氏物語』〉というところ。ジョイスも源氏も、実際に読まれもしないのに〈名作〉〈傑作〉と言われる作品、正直、私がもっとも嫌う存在であるわけです。ちなみに、私にとってプルーストはそういう存在ではなくなりつつあります。現在、『失われた時を求めて』読んでる最中ですから・・・

というわけで、ちょっと腰を引きながらの読書となりました。各話については、後ほど紹介しますが、意外だったのは1章のジョイスです。丸谷の手にかかると、ジョイス、なんとも面白そうに思えてしまいます。ただし、丸谷にして私の古典嫌いを矯正することはできませんでした。2章の和歌集なんて読む気に全くなりません。ま、これは私の問題ではあるのですが・・・

3章では、やはり気になる折口信夫でしょうか、死ぬまでには、というか記憶力がこれ以上衰えないうちに読んでおきたいと思います。そして、大谷崎の陰の大きな存在、谷崎松子、いやあ、偉い女性がいたもので、そういう人から認められる丸谷もエライなあと思った次第。それにしても、吉行淳之介って、そんなに読書きらいだったの? と驚きました。

以下、目次にしたがって個別に初出と、簡単な内容紹介です。

1 ジョイス

・空を飛ぶのは血筋のせいさ(ジェイムズ・ジョイス/丸谷才一訳『若い藝術家の肖像』(集英社)解説 2009年10月):ジョイスの偉大さばかりか英文法まで知ることができるなんて・・・
・巨大な砂時計のくびれの箇所(ジェイムズ・ジョイス/丸谷才一・氷川玲二・高松雄一訳『ユリシーズ3』(集英社)解説 1997年6月):ジョイスの言葉遊び、ってまるでキャロルみたい、ともかく死ぬまでに一冊は読まねば、ジョイス・・・

2 古典

・むらさきの色こき時(「文學界」2009年1月号):ちょっと贔屓が過ぎるような気もしますが、本文のない「雲隠」の意味も読めばわかるかも・・・
・北野供養(「海燕」1968年1月号):散逸して伝わらない『日観集』を読みたい、のはともかく、なぜ『古今和歌集』に醍醐天皇の和歌が一つもないかは面白い・・・
・王朝和歌とモダニズム(「文學界」2000年1月号):復古を唱えるなら、いっそ母系制社会にまで遡るくらいの気概が必要でしょ、右翼のおっさん・・・
・室町のこころ(「ZEAMI 01」2002年1月号):『新古今』と世阿弥か、才能ある作家ならさぞ面白い小説にしたろうに・・・
・ばさら連歌(「プリスマ」(小沢書店)1991年10月号):ばさら、傍目で見ている分にはいいけれど、身近にいると話は別、佐々木道誉もきっと・・・

3 近代

・美談と醜聞(「すばる」1995年6月号):小説で美談を書いてはいけない? そういう時代は終わったのでは・・・
・むかし物語のここちもするかな(尾崎紅葉『多情多恨』(岩波文庫)解説 2003年4月号):紅葉『多情多恨』って、そんなに凄い作品なんだ・・・
・折口信夫論ノート(『言論は日本を動かす 四 日本を発見する』(講談社)所収 1986年2月号):いや、天才ってこういう人のこと?
・隠岐を夢見る(『折口信夫全集』第9巻月報 1995年10月号):後鳥羽院と西行、どっちも興味がないから困る・・・
・批評家としての谷崎松子(「中央公論」1993年2月号):谷崎の文章には、こんなに素敵な女性の力があった・・・
・伊東整の方法(「文藝」1970年1月号):『小説の方法』を読まずに『鳴海仙吉』を読んでしまった私・・・
・『野火』の思ひ出(「群像」1989年3月号):『野火』、読んでません。大岡さん、ごめんなさい・・・
・『雲のゆき来』による中村真一郎論(『群像』2006年7月号):全く関係ないけど、なぜここだけ「群像」ではなく『群像』?
・『暗室』とその方法(「中央公論」1994年9月号):まともな本をあんなに少ししか読まなくてしかもあんなに知的な人がゐる、という一言がいいなあ・・・

4 藝術
 ・六日のあやめ(「國華」1331号 2006年9月号):海外の人が書いた日本文化論もきちんと読んで評価するっていう丸谷はエライ・・・

あとがき
初出一覧

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2011/08/05 18:21

投稿元:ブクログ

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2012/01/23 20:50

投稿元:ブクログ

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