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紙の本
魂の変容 心的基礎概念の歴史的構成
著者 中畑 正志 (著)
【和辻哲郎文化賞(第24回)】心のはたらきにかかわる基本用語の形成・受容・変容の過程を古代ギリシアから歴史的にたどり、それらの言葉に織り込まれた意味を解きほぐす。心をめぐ...
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商品説明
【和辻哲郎文化賞(第24回)】心のはたらきにかかわる基本用語の形成・受容・変容の過程を古代ギリシアから歴史的にたどり、それらの言葉に織り込まれた意味を解きほぐす。心をめぐる探究に、分野を超えて豊かな示唆を与える論文をまとめて収録。【「TRC MARC」の商品解説】
目次
- 序 異なる思考の方向感覚を取り戻すためにI 名づける,喩える,書き換える1 何を名づけるのか2 心の能動—受動という「メタファー」3 「堪え忍べ,わが心臓」4 プラトン——能動—受動はいかにして魂について語られるのか5 アリストテレス——魂のはたらきはなぜパトスなのか6 心の人文学,そして心の哲学へ向けてII オブジェクトとの遭遇——「主客転倒」以前の対象概念——1 主—客は転倒したか?2 「オブイェクトゥム」の参入3 相関的対象——アリストテレスのアンティケイメノン4 「オブイェクトゥム」の導入状況5 魂が直面する身体への刻印——ボエティウスにおける「オブイェクトゥス」6 小休止——哲学的含意7 事物の形象(スペキエース)——アウグスティヌスにおける「オブイェクトゥス」8 表象(ファンタシアー)——ストア派における「オブイェクトゥス」9 オブイェクトゥムはいかにしてとなったか10 精神はオブイェクトゥムに遭遇する11 対象に開かれた心へIII の論理,理論としての1 の現在2 古代感情論の再評価3 の理論IV ファンタシアーの変貌——現われ・表象・想像——1 ファンタシアーの略歴2 アリストテレスのファンタシアー論の影響3 アリストテレスのファンタシアー論の実際4 ファンタシアーの像性5 普遍化への指向6 ファンタシアーの問題圏V 志向性——現在状況と歴史的背景——1 志向性素描2 問題の図柄の定着3 議論の諸前提4 ブレンターノにおける「志向的内在」5 アリストテレス・デカルト・ブレンターノ6 アリストテレスの解釈史における志向性7 異なる系譜づけの試み註あとがき文献古典引用索引人名索引事項索引
著者紹介
中畑 正志
- 略歴
- 〈中畑正志〉1957年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程学修指導認定退学。文学博士(2005,京都大学)。同大学大学院文学研究科教授(西洋哲学史・古代)。
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