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- カテゴリ:小学生
- 発売日:2011/05/01
- 出版社: 幻冬舎
- サイズ:22×22cm/54p
- 利用対象:小学生
- ISBN:978-4-344-01994-2
読割 50
紙の本
おじいちゃんの大切な一日
わたしの大好きなおじいちゃんは、無口だけど、いつもニコニコ笑っています。今日は、そんなおじいちゃんの、とても大切な一日だっていう。いったい、何の日なんだろう…。すべての人...
おじいちゃんの大切な一日
おじいちゃんの大切な一日
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商品説明
わたしの大好きなおじいちゃんは、無口だけど、いつもニコニコ笑っています。今日は、そんなおじいちゃんの、とても大切な一日だっていう。いったい、何の日なんだろう…。すべての人に受け継がれる「明日」。それを、「希望」と呼ぶための物語。【「BOOK」データベースの商品解説】
工作機械を作る工場に勤めているおじいちゃんが定年退職する日、孫のエリカは工場を見学することになった。今までゲーム機を大切にしなかったエリカだったが…。〔私家版 2008年刊の再刊〕【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
重松 清
- 略歴
- 〈重松清〉1963年岡山県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。出版社勤務を経て、執筆活動に。「エイジ」で山本周五郎賞、「ビタミンF」で直木賞、「十字架」で吉川英治文学賞受賞。
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紙の本
命のリレー
2011/08/15 09:01
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
人はひとりでは生まれてきません。お父さんとお母さんがいて、私たちは生まれてきます。お父さんとお母さんも同じ。お父さんのそのまたお父さんとお母さんがいて、生まれてきたのです。おじいさんとおばあさんです。そうやって、たくさんのお父さんとお母さんがつづいています。
今の私たちはそのようにして在るのです。
そして、私たちもまた新しい子供たちをつくっていきます。そういう連綿とした命のつながりでこの世界はできています。
重松清さんのこの物語は、おじいさんと孫のエリカさんのふれあいを通して、ものづくりの大切さを描いた作品ですが、おじいさんから孫につながるそんな命のつながりの物語でもあります。
もともとこの本は、ある工作機械メーカーからの依頼でその会社の従業員の皆さんだけに出版された(こんな素敵なことを企画されるなんていい会社ですね)私家版の書籍でした。多分その時には、ものづくりの大切さが主要なテーマだったのだろうと思います。
ところが、3月11日の東日本大震災で、この本の運命も大きく変わりました。
作者の重松さんは、「震災で両親をうしなってしまった子どもたち」の「明日から」をどう支えたらいいかを考えて、この本を書店の本棚に並べてみることを思いつきます。
だから、この物語は、大震災がなければ私たちの目にふれなかったかもしれない、とても貴重な一冊なのです。
重松さんはこの本の刊行にあたってこんなことを書いています。
「僕たちは長い時間をかけて、無数の、けれど一人ひとりの死を、悼まなければなりません。そして、もっともっと長い時間をかけて、「明日から」の世界をつくっていかなければなりません」と。
私たちの命は、お父さんとお母さん、それに二人につながるたくさんの命から生まれたものです。その命を明日の命へとつなげるのも私たちの大切の責任です。
この物語はそんな命のリレーを描いた作品なのです。
紙の本
働くこととか生きること
2016/08/07 19:24
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ケロン - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分の仕事に誇りを持っているおじいさんがすごくまぶしかったです。
会社の人たち皆に愛され、尊敬されている様子が伝わってきて、働くっていいなぁと改めて思いました。
紙の本
退職
2017/05/09 08:05
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽぽ - この投稿者のレビュー一覧を見る
おじいちゃんが定年退職の一日を描いた本です。」こうやって次世代に引き継がれていくんだなと思って、しみじみしました。