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読割 50
紙の本
仏果を得ず (双葉文庫)
著者 三浦 しをん (著)
高校の修学旅行で人形浄瑠璃・文楽を観劇した健は、義太夫を語る大夫のエネルギーに圧倒されその虜になる。以来、義太夫を極めるため、傍からはバカに見えるほどの情熱を傾ける中、あ...
仏果を得ず (双葉文庫)
仏果を得ず
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商品説明
高校の修学旅行で人形浄瑠璃・文楽を観劇した健は、義太夫を語る大夫のエネルギーに圧倒されその虜になる。以来、義太夫を極めるため、傍からはバカに見えるほどの情熱を傾ける中、ある女性に恋をする。芸か恋か。悩む健は、人を愛することで義太夫の肝をつかんでいく—。若手大夫の成長を描く青春小説の傑作。【「BOOK」データベースの商品解説】
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著者/著名人のレビュー
タイトルは文楽に詳し...
ジュンク堂
タイトルは文楽に詳しい方ならお分かりと思うが、
「仮名手本忠臣蔵」の一節から。
文楽の若手大夫、健は仏果を得ず何を得たのか。
彼の大夫として、人間として、男としての成長を見事に描いた小説。
これほどまで彼と彼の周りの人々を突き動かす文楽とは何なのか。
古典芸能って奥が深い。決して古臭く退屈なものなどではない。
紙の本
仏果を得ず
2019/07/31 22:16
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:テツ - この投稿者のレビュー一覧を見る
義太夫に魅せられ修行を重ねる健と、師匠の銀大夫から強制的に組まされた三味線の兎一郎。ギクシャクしながらも芸を高めるために繋がる二人の関係。そして健が小学校で行う義太夫指導で懐かれた少女ミラの母親である真智との恋。何もかもを二の次にして芸の世界へ邁進する姿。生きることの全てを、人生で出逢う全てを自らの義太夫語りのために昇華していく姿。ああ。登場人物の年齢やテーマは関係ない。これは青春小説なんだ。恋も愛も葛藤も全てが散りばめられて生きている限り人生は続いていく。本当に三浦しをんに外れはないな。面白かった。
紙の本
文楽の世界を垣間見る
2023/04/23 14:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:トマト - この投稿者のレビュー一覧を見る
この題名を見ても、どういう内容の本なのかさっぱり分かりませんでした。
けれども、三浦しをん氏の小説ならつまらないことはない、と思い購入しました。
なんと、文楽の世界を描いていました。まったく、縁のない世界なので戸惑いましたが、そこは三浦氏が分かりやすく面白く説明がましくなく描かれていました。
読んでいただければ、その世界の一端がのぞけるのではないかと思います。
紙の本
文楽!
2019/01/12 20:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ケロン - この投稿者のレビュー一覧を見る
文楽って古風で堅苦しそうなイメージがありましたが、こんなにも若い人たちと、こんなにもぶっ飛んだおじいちゃんが支えているなんて、とってもROCK!
絶対生で見たい!
紙の本
しをんワールド
2017/03/29 09:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:すえきち - この投稿者のレビュー一覧を見る
「風が強く吹いている」や「舟を編む」が好きな人にはお勧めです。
不器用ながらもひとつのことにひたむきに打ち込む姿に感動しました。
紙の本
なぜこんなに魅力的なのか
2016/05/04 08:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:yu_kotikita - この投稿者のレビュー一覧を見る
芸事一筋に生きる人たちをかっこいいと思いました。
文楽は一度見たことがありましたが、この本を読んでからもう一度見たいと思いました。
そして兎一郎の素敵さと言ったら…三浦しをんさんの描く人物は本当に魅力的です。
紙の本
文楽への誘い
2015/10/15 12:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:szk - この投稿者のレビュー一覧を見る
文楽が見たくなった!知りたくなった!人間国宝のお師匠さんから始まって、みんないい人!どす黒い、人間の嫌な部分が全くなくて爽快極まりない。これでいいのか逆に不安になってしまうけど、まぁいいか!健大夫のちょっと弱くて、ふにゃふにゃしているところが主人公にうってつけだなあ。しかし、そんな健大夫が最後、勘平と一心同体になって語り切るところは、本気で鳥肌たった。乗移るってこういうことなのかな。リアルな舞台だったら失神してたかも。文楽、いい芸術を日本は生み出したものだ。クールな兎一郎、まっすぐで強い真智さん好みです。
紙の本
これぞ、芸の道!!
2015/03/29 16:51
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あるばとろす - この投稿者のレビュー一覧を見る
今までに人形浄瑠璃は何度か観たことありますが、「面白かった」とか「また行きたい」とかと言った感想はもてませんでしたが、こちらの作品で文楽という伝統芸能の詳細が描かれており、俄然興味が湧き、機会があったら観劇に行きたくなりました
主人公である健くんの芸に対する貪欲さがスゴイです
古典芸能の奥深さ故にこんなにも情熱を傾けられることができるのかなという感じです
こういう姿勢の人が大成していくのだろうなと思いました
ぜひ続編をお願いしたいです
電子書籍
読みやすい
2022/12/20 10:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とりまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
文楽の事はさっぱりわかりませんが、すいすい読めました。
三浦さんの文章は読みやすく、登場人物が生き生きしてますね。
ミラちゃんの潔さが魅力的。
主人公の健は一番グズグズしているのですが、そこも人間臭くて良かった。
ラブリーパペットのお寺の次男が気になります。何を経験してきたのか。この人についての物語はあるのかな?
紙の本
始めての世界
2022/04/13 17:51
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本の伝統文化・文楽の義太夫になるため、高校を卒業して修行を始めた健。師匠の銀大夫から三味線のパートナーとして兎一郎とコンビを組むように命じられる。三味線の芸を極めたいと考える兎一郎とちょっとのんびりした健とのコンビは思うようにはいかなかった。ある日、師匠の銀大夫が健に大きな無茶ぶりを行うのだが・・・・・。
健と兎一郎の成長が読んでいて面白かった。あと銀大夫の人の育て方には見習うべきことが多かったですね。遊びはあまり褒められたものではありませんが・・・。
紙の本
仏果を得ず
2019/11/21 20:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
人形浄瑠璃、義太夫など馴染みのない世界ですが、魅力的に生き生きと描かれていてとても興味を持ちました。
紙の本
文楽を知らなくても楽しめる
2018/11/14 21:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:梨が好き - この投稿者のレビュー一覧を見る
文楽の話なので文楽を全く知らなくても楽しめるのか心配でしたが、どんどん文楽の世界に引き込まれていきました。
三浦さんらしい温かい気持ちになれる話でした。
紙の本
業を語る業の道
2016/12/31 22:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
文楽のイメージはひたすら錯綜する人間関係のドロドロだった。業にまみれた人間の人生を語る芸の道の物語。それを語る身にも業がある。芸ゆえに語らずにはいられないという深い業を感じた。
紙の本
文楽
2015/08/31 23:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nazu - この投稿者のレビュー一覧を見る
文楽、実際に目にしたことはなく、自分とは遠い世界の話だが、面白かった。一つのことに精進する苦しさ、楽しさが伝わってくる。
紙の本
文楽入門
2015/08/08 00:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ひらと - この投稿者のレビュー一覧を見る
楽しみながら人形浄瑠璃の世界に詳しくなれる作品。
人物の造形は最近のエンターテイメント小説風。
そのあたりは評価が分かれるかも。
紙の本
仏の悟り
2015/04/27 12:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:坦々麺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
文楽という全く馴染みのない世界だが、携わっている人の真剣さが伝わってくる小説でした。馴染みのない人がほとんどだと思うが、解りやすく、面白く、説明くどくなくて読みやすかった。高校の修学旅行でいやいや見た文楽と衝撃的な出会いがあり、主人公の健の人生を文楽に捧げてしまうのだが、読むにつれて健を応援していました。登場人物も大いに個性的で楽しめた。