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変身 改版(新潮文庫)

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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2011.4
  • 出版社: 新潮社
  • レーベル: 新潮文庫
  • サイズ:16cm/137p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-10-207101-4

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変身 改版 (新潮文庫)

著者 カフカ (著),高橋 義孝 (訳)

ある朝、気がかりな夢から目をさますと、自分が一匹の巨大な虫に変わっているのを発見する男グレーゴル・ザムザ。なぜ、こんな異常な事態になってしまったのか…。謎は究明されぬまま...

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新潮文庫の100冊 2016 109巻セット

  • 税込価格:65,135603pt
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商品説明

ある朝、気がかりな夢から目をさますと、自分が一匹の巨大な虫に変わっているのを発見する男グレーゴル・ザムザ。なぜ、こんな異常な事態になってしまったのか…。謎は究明されぬまま、ふだんと変わらない、ありふれた日常がすぎていく。事実のみを冷静につたえる、まるでレポートのような文体が読者に与えた衝撃は、様ざまな解釈を呼び起こした。海外文学最高傑作のひとつ。【「BOOK」データベースの商品解説】

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みんなのレビュー733件

みんなの評価3.8

評価内訳

紙の本

何故毒虫か?

2000/07/20 17:41

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:2222 - この投稿者のレビュー一覧を見る

主人公ザムザは何故“毒虫”に変身したのか?
この小説の中で毒虫は毒虫的な悪さは何もしていない。
誰かを刺すわけでもなければ、毒を撒き散らすわけでも
ないのだ。なのに人々に嫌悪されている。
問題は毒虫の容姿なのだ。
毒虫が通常人間に害を与えるという擦り込まれた観念
が毒虫をその容姿だけで“悪”にしてしまう。
容姿という実存するものこそが我々の意識をなしている
というカフカをどう見るか?

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紙の本

シュール、リアル、絶望!

2001/02/17 23:30

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:那智黒飴 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 昔、高校の課題図書として読んでかなり暗鬱な気分になった覚えがある。今、読んでもやはり。なにしろリアル。ひたすらリアル。シュールなのにリアル。
 ゲレゴール・ザムザという男が、ある朝、気がかりな夢から目を覚ますと、一匹の巨大な毒虫になっていた。気がかりな夢? 毒虫って? 何故、変身した? 謎は解けないまま、積み重ねられていく日常の描写。
 家族を支えつづけてきた男と彼にすがって生きてきた家族達。この構図が「変身」によって逆転する。本当に理不尽なのは「変身」そのものではない。環境の変化に伴なわれる、心理の変化のほうだ。
 読後、自分の身の上に同じことが起こったらどうしよう、と本気で心配になった。「ありえない」と思うなら、ぜひ一度読んでみて欲しい。笑い飛ばすことが出来なくなるから。

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紙の本

怖いくらいリアルです

2002/03/23 22:03

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:郁江  - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ある朝 グレゴール・ザムザが目を覚ますと、自分が一匹の巨大な毒虫になっていた…で始まるカフカの「変身」最初からかなりショッキングな内容ですよね。なぜ毒虫になっていたのか全ての謎は究明されないまま 物語は続いていきます。部屋の中から一歩もでない彼の日常とシュールな絶望感と救いのないラスト。あまりにリアルな描写にどうか夢であって欲しいと読者でさえ祈らずにはいられません。
 しかし怖いもの見たさとでもいうのでしょうか?読み始めたらもう最後まで目が離せません。いやその前になぜこの本を手にしたのか分からないのです。ただ引き寄せられたとしかいいようがありません。そして どうしても忘れることの出来ない!!

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紙の本

日常を襲う恐怖。

2003/02/04 23:48

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏野雪 - この投稿者のレビュー一覧を見る

カフカは、毒虫になった人間を見たことがあったのだろうか。
そう思わせるに足る説得力を、この物語は持っている。
特に真実味があるのは家庭内の描写だ。主人公ザムザの突然の変貌に、驚きうろたえ、かつ激しい嫌悪を示す家族達。彼らの嫌悪を感じているにも関わらず、ひたすら自らに向けられているはずの愛を信じ続けるザムザ。その姿はあまりに痛ましい。そして物語は最悪の——いや、最悪とおぼしき結末を迎える。
この物語から連想するものは、読む人物によって違うであろう。読んで、何を感じ取るか。カフカはそれさえも読者の手にゆだねているのだ。

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紙の本

カフカとザムザ

2004/04/16 21:04

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:明けの明星 - この投稿者のレビュー一覧を見る

子供はいつか「変身」するのだ、そしてそれが親の意にかなうとは限らない。ザムザが虫になると言うのは、ザムザの親の視点から見られたからだ。子供が考え深くなり、何か得体の知れないことを真剣に省察し始めるのは、親にとってどう映るのだろうか。あるいは作家になるというのは? それは一つの「変身」なのであり、親はいつの日か、子供が変わっていることに、唐突に気付くのである。……母親は仰天し、父親は怒号し、妹は泣くかもしれない?
(僕の意見は何によって補強されるでしょう? この物語の最後にザムザが死んでも、家族の視点によって、話が進んでいくことによってです。)
こう考えていくと、この作品はカフカの実生活に密接に結びついていたことがわかる。そしてこれは隠喩と謎掛けによって、じつに様々な解釈を生み、短いながらたいへん豊饒な作品になっている。
━━カフカは文学者になることを変身と考えたかもしれません。そうすると、虫というのは不気味で醜悪なものですから、この作品では、そういうイメージを文学者に持たせたことになります。しかしカフカは文学に理解のある人だから、これはカフカ自身の視点によって虫のような醜怪なイメージに見られるのではないでしょう。したがって、家族の視点によってだ、と僕は考えたのです。
カフカは文学者になることにマイナスの要因を見出したのでしょう。それはもしかすると、経済的な理由かもしれませんし、もっと複雑な━━心理的な理由かもしれません。……僕の考えは間違っているかもしれません。もっとハッキリしたことを書くにはちゃんとしたカフカの研究が必要でしょう。

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紙の本

病人

2005/07/16 16:06

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:EP - この投稿者のレビュー一覧を見る

 目がさめたら自分が毒虫に変わっていたことを「私」は発見する。
 はじめは「私」に同情していた家族の愛も離れ、厄介者としてやさしかった父親に撲殺される。そんななか、最後まで「私」を人間として扱ったのは家政婦だけだった。
 毒虫とは病人、家政婦とはナースのことだろう。
 病人は最初は家族から同情され、優しくされるが、やがて愛が離れ、一人さびしく死ぬ。
 病人を最後まで見放さないのは病人の存在で生存価値を得ているナースだけ。
 以前重症患者のカルテを見る機会があったが「変身」の記述との一致に驚いた。カフカはカルテを見ながら「変身」を書いたのだろう。

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単センサーの物語

2005/09/22 09:03

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:佐伯シリル - この投稿者のレビュー一覧を見る

 三年前にロシアで映画化されたカフカの『変身』が、いま日本で公開されている。監督は演劇界で活躍しているワレーリイ・フォーキンだ。サテュリコン劇場で上演された舞台版の映画化なのだろうか。
 さっそくシネマ版『変身』のオフィシャルサイトへ飛んでみたのだが、メイエルホリドのスコアブック脚本スタイルを採用しているところからすると、見せ場である変身のシーンはどうやら舞台版と同じ手法であるらしい。ネタばらしを控えたいので、ここでは一言、役者の演技力にかかっているとだけ言っておこう。

 ブランショの『カフカ論』だったか、彼によるアンソロジーの小論集だったか、記憶が定かでないのだが、カフカ世界をトーキー映画(おもに初期のコメディ)になぞらえて語っている論文がある。ドタバタ劇の登場人物たちの思考と動きはその目的性に対して極めて単一的であり反復的であるといった内容だ。
 そもそもパントマイムの意味伝達の力は単一性と反復性によって支えられているのだから、そうならざるをえないのだが、言葉を換えればその思考と動きは「虫」っぽいとも言えよう。
 技師Kは城に辿り着くことしか考えていないし、グレゴールは会社へ行くことしか考えていない。そうして、行く手を遮られた虫のように、壁にぶつかってひっくり返り、同じところを堂々回りしている。

 カフカの描く世界にはメタな問いがない。グレゴールは「会社とは何か」「そもそもなぜ会社へ行かなければならないのか」など考えない。Kにとって城と測量の仕事は問うべからざるものであり、メタからの見直しのない回避不可能な絶対性の何物かなのであって、それを考えたり期待したりするのは読者だけである。
 グレゴールは最後に死んでしまうが、メタのない物語に終わりを与えるにはとりあえず死んでもらうしかないわけで、筆を置くためのカフカの方便であって、それが終点でもなければ結論でもないだろう。終わりを探したいなら、カフカの物語は始まりの段階で、すでに終わっているのだ。

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救いはどこに?

2007/04/08 20:27

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あん - この投稿者のレビュー一覧を見る

今更ですが、初めて読みました。話自体は昔から何となぁく聞き知っていましたが、チェコで「カフカの家」を観るまでは特に興味もなくここまで来ました。
大人になったし、そろそろ読もうかと。
予想より読むことは容易く、意外でした。
それだけに、グレーゴルの立場に立って読み進めてしまうので、より辛かった。
家族の為にあくせく働いてきて、ある朝突然虫になってしまって、家族中から疎まれる…こんな虚しいことってない。
カフカ自身は否定していたようだけれど、やはりカフカ自身の投影な気がして仕方ありません。

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紙の本

以前とは異なるモノへの非可逆的な変化

2009/09/01 23:40

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:wildcat - この投稿者のレビュー一覧を見る

旧新潮文庫版あとがきの結びに、訳者はこのような言葉を記している。

  その作品中、ことに有名な、
  この『変身』の「巨大な褐色の虫」は何の象徴であろうか。

  答えは無数にあるようだ。

  そしてどの答えも答えらしくは見えぬ。

  けだし文学とは、それ自身がすでに答えなのであるから。

こう言われると、何も足せない気になるのだが、
それでも、この作品の鏡に
自分は何を映したのか綴ってみたくなるのである。

それがたとえ誰かの答えと似ていたとしても、
どれかの答えの類型に収まるのだとしても、
それでも、自分の言葉にしてみたい。

「巨大な褐色の虫への変化」は、
私には「以前とは異なるモノへの非可逆的な変化」に見える。

ここで表現されているのは、ある日突然の理由なき強烈な変化である。

実は、グレーゴル・ザムザの中身は、そんなに変わってはいない。

外見が強烈に変わってしまっただけである。

自分ではきちんと話しているつもりが、
相手に伝わる発話になっていないだけである。

周りの人間たちの言っていることも、みんなわかっているのだが、
外見が人間ではないものに変わってしまったがために
人間としての認知を備えた存在とはみなされていないのだ。

虫に変わった直後も疲れた外交販売員の思考のまんま。

部屋も前の日のまま。

そこにいる主の姿だけが違うのだ。

そして、彼の姿を見た瞬間から、
支配人にとっても家族にとっても、彼は人間ではなかった。

その瞬間、グレーゴル・ザムザは、社会的に死んだのだ。

もっとも、家族は、変化した彼を
すぐに完全に人間じゃないと割り切ったわけではない。

葛藤はあった。だが扱いは一気に虫に対するそれに変わっていく。

父にはしっしとステッキで追い払われ、
母は気絶し、妹には鉢で食べ物、というよりも、エサを出され、
女中は出て行った。

部屋を掃除するためにやってくるのは妹だけである。

彼の意識だけが変わらなかった。

彼の意識は人間のまま保たれているのに、
不思議なことにそのような扱いに傷ついたり落胆したりはせず、
淡々とその事実を受け入れているのだ。

日々繰り返される家族の会話を聞いて状況を理解し、
また部屋を掃除する妹が自分の姿を見るのを耐えられないだろうと
自分から麻布を持ち出して身を隠してしまうような。

決定的に姿が変わってしまっているのに、
戻りたくて泣いたりとか嘆いたりがなくて、
むしろ自分の状態をどこか楽しんでいるようにも見える。

彼は彼なりの論理の世界に生きている。

彼が人間に戻ることを最後まで諦めたくないと思っていたのは母親だった。

部屋を片付けようとする妹に対し、
人間に戻ったときのためにそのままがよいと主張したのだ。

彼を最も虫として扱ったのは父だろう。

致命傷となる傷を負わせることになる林檎を投げつけたのだから。

そして、ある事件をきっかけに、妹から訣別の言葉が出る。

「これを振り離さなくちゃだめよ」と。

これがいつまでも兄だと考えているから不幸なのだと。

彼は、そんな言葉を聞いても、家族を恨む気持ちはない。

自分が消えなくてはならないという気持ち、
そして、感動と愛情とをもって
家の人たちのことを思い出しながらの旅立ち。

そんな旅立ちをしたのだということを家族は知らない。

自分たちの言っていることが伝わらないと思っていたのだから。

ひとりだけ、グレーゴルが虫になっても
「いっさいの分別をそなえているもの」と考えている者がいた。

それは、手伝い女である。

だからと言って、ひどい扱いは変わらない。

むしろ、知っていて、虫のように扱うのだから・・・。

皮肉なことに、グレーゴル・ザムザが人間だった頃に
必死に支えようとした家族は、
彼が虫になってからの方が互いに支えあい強くなっている。

引退していた父は再び働くことになったために若返ったようだったし、
母も妹も稼ぐための術を得た。

彼の旅立ちの後すぐの
彼らの立ち直りの早さにはなんとも言えない気持ちになる。

読者は、彼が最後まで人間としての意識を持っていたのを知っているが、
彼ら家族は、虫が死んだとしか思っていないのだから
仕方がないのかもしれないが。

このなんとも言えない感情は、
この家族のような感情が自分の中にもあると
気づかされてしまったことによって引き起こされた。

「以前とは異なるモノへの非可逆的な変化」を遂げてしまった存在を
相手にし、開放された場合に、感じてしまうものがそこにあったのだ。

普通の幸せを求める気持ち、
相手が普通な存在だったらと願ってしまう気持ちや
相手さえいなかったらと思ってしまう気持ちとの闘いからの開放、
悲しみと共にどこかほっとした気持ち、苦しみから解放された気持ち。

だが、覚えていよう。

どんなに前とは違う存在になってしまったとしても、
前のようには語らなくなったとしても、
相手は、すべてこちらの言っていることをわかっているのだ。

それを忘れなければ、
葛藤を抱えたままでも、私は目を逸らさずにいられる。

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紙の本

不条理をテーマにした王道作品です

2015/03/22 23:53

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る

ある日目覚めると、主人公のザムザが巨大な毒虫に変貌していたというブっ飛んだ設定の本作は海外文学の名作と評されており、他の方の解説の通り、歴史背景も感じつつ読むとより一層の深みを感じつつ読むことが出来ると思います。

しかし、文学そのものに興味がなくても、歴史背景を気にせずとも、一つの読み物として充分面白いです。笑えるほどにリアルな毒虫の苦悩、あまりにも不条理な展開は不条理をテーマにした王道作品と言えるクオリティです。

「堅い古典作品はちょっと…」と思っている人でもそこまで苦労せずに読めると思います。

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ちょっとだけ共感

2015/06/07 18:14

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投稿者:一匹狼 - この投稿者のレビュー一覧を見る

変身は引きこもりの話だ、という読み方があると聞いてびっくりしたことがあって、そのことを踏まえて読んでみるとなるほどと思えてまた新しい面白さを発見できた気がします。
しかしこの解釈だと、ザムザが毒虫になった原因が不明だったということは、一生懸命バリバリ働いていた人が引きこもる原因も謎ということになります。謎、むしろ共感できる!

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個人的には理不尽な話だと思った

2015/09/12 14:49

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:けy - この投稿者のレビュー一覧を見る

頑張っていた息子でも、虫になり迷惑をかけるだけになってしまえばすっぱりと切り捨てられる。いきなり虫になったのは確かに不条理だと思うが、その後のザムザは理不尽な仕打ちを受けた。なんにしても、酷い話だ。

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紙の本

不条理の甘受と受忍

2015/09/14 23:06

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Otto - この投稿者のレビュー一覧を見る

主人公グレゴリー・ザムザにとって徹頭徹尾、不条理な物語です。
作中に一切の救済はありません。
しかし、読者である私はいつの間にかザムザと共にその不条理に
否応なく飲み込まれました。

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名作

2016/02/22 18:29

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:onew - この投稿者のレビュー一覧を見る

主人公ザムザが朝目覚めると、巨大な褐色の虫に変身していたという強烈なインパクトのある書き出し。「虫」が一体何の象徴であるのか、カフカの時代背景や生い立ち、インタビューなど色んな視点から読み解くのはなかなか興味深い。ラストの主人公の絶望と家族の希望との対比がなんとも言えない気持ちにさせる。

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最後が・・・

2017/10/22 22:26

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:L - この投稿者のレビュー一覧を見る

虫になってしまったのに淡々とした文体がかえって新鮮でした。しかし、最後は家族が何もかもなかったかのようにふるまっていて寂しいものを感じました。ああいうふうに考えないとだめなのかな?と思いました。

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