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ヒトは人のはじまり 霊長類学の窓から
  • みんなの評価 5つ星のうち 4.8 4件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2011.6
  • 出版社: 毎日新聞社
  • サイズ:19cm/221p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-620-32066-3
  • 国内送料無料

紙の本

ヒトは人のはじまり 霊長類学の窓から

著者 三谷 雅純 (著)

ヒトはなぜ「ことば」をもつのか。「ことば」を使うとはどういうことか。チンパンジーやゴリラは「おしゃべりをする」のだろうか。霊長類学者が人間の本質を探る。『毎日新聞』兵庫県...

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ヒトは人のはじまり 霊長類学の窓から

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商品説明

ヒトはなぜ「ことば」をもつのか。「ことば」を使うとはどういうことか。チンパンジーやゴリラは「おしゃべりをする」のだろうか。霊長類学者が人間の本質を探る。『毎日新聞』兵庫県版連載ほかをもとに加筆訂正し書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

三谷 雅純

略歴
〈三谷雅純〉1954年生まれ。京都大学大学院理学研究科動物学専攻博士後期課程修了。霊長類学者。兵庫県立大学自然・環境科学研究所准教授。県立人と自然の博物館主任研究員。著書に「樹上の出会い」等。

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みんなのレビュー4件

みんなの評価4.8

評価内訳

  • 星 5 (2件)
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  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

個性豊かな社会へ

2011/08/07 23:50

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:想井兼人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 『ヒトは人のはじまり』とは奇妙なタイトルである。このタイトルの解説が「まえがき」にある。「ヒト」は人間を生物学的にみる場合に、「人」はまわりにいる現実に生きた人を見る場合に用いるとのこと。これは霊長類学者である筆者ならではの使い分けで、本書の軸となる視点といえる。
 
 筆者は霊長類学者としてアフリカやインドネシアなどでフィールドワークを重ねてきた。様々な環境で霊長類の調査を推進するためには現地で暮らす人びとの協力や彼らとの交流が欠かせない。そのため様々な環境で生活する「ヒト」の観察も同時に行うことになったようだ。

 さらに脳こうそくになり、右半身と発声に少しまひが残ったことで、筆者の「ヒト」に対する観察眼は鋭さを増したと考えられる。いわゆる健常者が当たり前のように使う表現、例えば自閉症に関する遺伝子について触れた論文で「発症」や「患者」という言葉に違和感を覚えたという。社会多数派の健康な人間こそいてしかるべき存在という「常識」が垣間見られるというのだ。このことに対する筆者の思いは嫌悪というより哀しさと捉えた方がよさそうだ。

 本書には「「障がい」を進化史からとらえ直す」という一文がある。この中で、現在の日本では発達障がいとされるADHDの特徴も、危険が満ちた狩猟採集の世の中だったら大きな力を発揮する可能性が高いであろうことを述べている。発達障がいは、あくまで現在の社会で生きるにはやや難というところにマイナス評価を下したもの。

 しかし、生物の多様性を考えてみて欲しい。生物は多様な特徴を持つからこそ、様々な環境で生き抜くことができる。恐竜が絶滅しても哺乳類は生き延びたのは、恐竜と哺乳類の性質の差、つまり多様なあり方のおかげである。それは同じ種の生物にも当てはまることだろう。現在の基準で障がいというレッテルを下される人たちも、異なる環境では優位な存在になることが十分にあり得るのだ。

 ただ、筆者が説く本質はそこではない。筆者はどんな環境下でもあらゆる境遇の人が普通に生きていけることを当たり前と説いているのだ。多様性を何の気負いもなく受容することこそ筆者が求め、主張していることなのだろう。

 発達障がいを〈病気〉とみなせばそれは医学がカバーし、〈ヒトの自然な性質〉とみなせば霊長類学の領域になると本書には記してある。そもそも読み書きという現代の「人」に求められる能力で全てを推し量ろうとするところに傲慢な気持ちはないだろうか。ただ、多数派に属するうちには、なかなかその傲慢な心の動きに気付くことは少ない。それは「先進国」と自分たちを位置付ける国の論理にも通じること。本書はそんなことを平易な表現を用いて教えてくれるような気がした。個性を伸ばすと言えば我儘を助長するだけと感じていたが、本書には個性の本当の意味が記されていると思う。一読をお薦めしたい良書である。

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ヒトは人のはじまり

2011/08/13 11:21

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ヒトのはじまり - この投稿者のレビュー一覧を見る

最初に感じたのは「ヒト」を生物学的に解説しながら、
人が「人」として生きていくうえで欠かすことができない部分(メンタル、社会性)を巧みに織り交ぜた
新しい視点の著書だということです。

人間も動物(霊長類)の一種にすぎないこと。
しかし、他の種とは一線を画していること。
その両方から理解しなければ
人間の人間らしさを説明できないのでしょう。

また、著者が最近、大病を経験したためか
一般の学術書にありがちな、第三者のように冷めた視点で「ヒト・人」を観察するのでなく
自ら世界中のフィールドに飛び込みながら
その経験に基づき、バリアフリーや高齢者問題などの時事問題にも
単なる問題提起に収まらない独自の意見を展開した好感のもてる内容でした。

本書は毎日新聞に連載しているということもあり
より多くの人に親しみやすい内容で
生態学と文化人類学の融合という意味で良質の入門書だと思います。

専門用語が少なかったのもうれしいです。

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言葉について、ヒトという生きものについて、障がいについて。やさしくじっくり考えさせてくれる。

2011/10/26 16:31

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 「人間も動物の一種だ」という考え方は、もう随分広まってきたと思います(希望的観測かもしれませんが)。著者は本書で、霊長類学者という立場から「ヒト」であり「人」である生きものを考察します。ご自身も脳梗塞の後遺症や言葉の軽い障害をもつということもあるからでしょう、特に「障がい」についてや言葉についての考えが多く書かれています。

 生物の多様性から人間の多様性に著者は考えを伸ばします。人種の差、能力の差、性格の差・・・。障がいも多様性の一つとしてとらえてみます。「障がいを進化史からとらえ直す」。これは霊長類学者ならではの目の付け所かもしれません。発達障がいとされているものも、現代の「普通」に適応しなくなっているだけで、昔は必要な能力だったかもしれないというのです。たしかにADHD(注意欠陥他動性障がい)の注意が散漫などという特徴も、少ない獲物を探し、見つけたら追いかけるという生活には有用だった可能性はあるでしょう。
 現代でも、ある種の職業にはこういった特徴(能力?)の利点が発揮される場合があるということも忘れてはならないことです。人間社会の変化が速すぎ、適応が難しくなった能力もでてきている、ということなのかもしれません。そういった能力を「病気」と片付けることへの疑問は私も感じていたので、著者の指摘に共感しました。

 文章は、学術用語はできるだけ使わないように、誰にでも分かるように、と配慮して書かれています。著者の性格も反映されているのでしょう、やわらかくふうわりと語られる生きものや人生、そして社会の話は、きっちりと理詰めで説明されるものとはまた違う説得力がありました。「北風と太陽」の違いのようなものかもしれません。
 新聞の地方版への連載コラムからまとめた文章だからでしょうか、くり返しがあったり突然対象が飛んでしまったりして全体としての論説の流れはあまりまとまってはいません。ゆったりと淀んだり、寄り道をします。これがまどろっこしい、と感じる読者もいると思います。でも、言葉はやさしい言葉でゆっくりとしみこんだ後で、いろいろな考えの芽を心の中に育てていく。そんな文章の力を感じさせてもくれる、太陽というよりは豊かな河のような印象の残るものでした。

 著者が言葉のことを書いているので、読みながら感じたこと書いてみます。
 本書では「障がい」と、「害」の漢字を用いないで表記しています。理由は幾つか考えられそうですが、漢字で覚えた人は読むときに「害」という漢字を思い浮かべているのではないでしょうか。この文章を読んでいて、あなたはどうだったでしょうか。ひらがなにしただけで表記変更の意味はあるのでしょうか。ここにも「言葉」「読むこと」の複雑な仕組みをみる気がしたのです。
 「ヒト」は人間を生物学的に表わした言葉。「人」は人間の社会的に表わした言葉。日本語でないとできない表現の、とても良いタイトルです。もしこれを英語に翻訳するとしたら?そんなことも考えました。

 言葉について、ヒトという生きものについて、障がいについて。やさしくじっくり考えさせてくれる一冊です。

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2011/09/19 19:36

投稿元:ブクログ

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