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昭和史裁判
  • みんなの評価 5つ星のうち 4.2 6件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2011.7
  • 出版社: 文藝春秋
  • サイズ:20cm/383p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-16-374270-0
  • 国内送料無料

紙の本

昭和史裁判

著者 半藤 一利 (著),加藤 陽子 (著)

「軍部が悪い」だけでは済まされない。70年前のリーダーたちは、なにをどう判断し、どこで間違ったのか? いま「失敗の本質」を白日のもとに晒すべく徹底的に検証する。【「TRC...

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昭和史裁判

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商品説明

「軍部が悪い」だけでは済まされない。70年前のリーダーたちは、なにをどう判断し、どこで間違ったのか? いま「失敗の本質」を白日のもとに晒すべく徹底的に検証する。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

半藤 一利

略歴
〈半藤一利〉昭和5年東京生まれ。東京大学文学部卒業。文藝春秋専務取締役等を経て、作家に。歴史探偵。
〈加藤陽子〉昭和35年埼玉県生まれ。東京大学大学院博士課程修了。同大学大学院人文社会系研究科教授。

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みんなのレビュー6件

みんなの評価4.2

評価内訳

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紙の本

明治以降の日本近代史が専門の東京大学教授加藤陽子と、自称歴史探偵半藤一利が弁護士と検察官に分かれて、先の大戦で重要な役割を果たした四人の文官と、畏れ多くも賢い大元帥昭和天皇陛下を俎上にあげて、その罪と責任を論じた対談本。

2011/08/17 12:00

21人中、15人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:塩津計 - この投稿者のレビュー一覧を見る

被告として取り上げられた文官は、広田弘毅、近衛文麿、松岡洋右、木戸幸一。岡義武、猪木正道、高坂正尭など錚々たる歴史学者・国際政治学者が口を極めてその無責任をぶりを極めて非難している広田や近衛、松岡を加藤が必死になって弁護していることには、相当な違和感を覚えるが、読み進むに従って、どうも加藤の論拠は最近次々と公開されている日本や米国の公文書の研究に基づく最新の成果が典拠となっているようで、なかなか考えさせられる部分も多いと思うに至った。我々は戦後、ある一定のストーリーを先の大戦史について、刷りこまれてきたようだ。私は「GHQの陰謀により」という言葉が嫌いである。嫌いだが、GHQが明らかに旧帝国海軍に甘く旧帝国陸軍に必要以上に厳しいのは事実だろう。また、このGHQの意向を酌んだのかどうかは定かでないが、阿川弘之、司馬遼太郎などが「海軍には反戦・非戦の良識派が揃っていたが、増長し思い上がった陸軍、なかでも東條英機を筆頭とする馬鹿に引きずられ、負けると分かっている無謀な戦争に引きずり込まれていった」みたいに思わされてきた。また城山三郎が書き散らした『落日燃ゆ』がその代表だが、どうも我々は日本の外務省は戦争拡大を叫ぶ軍部(主として帝国陸軍)に敢然と立ち向かった非戦派・良識派の塊みたいに思わされてこなかったか。いずれも実際に起きた事実とは大きく異なるようだ。

まず、陸軍、海軍、外務省問わず、当時の日本政府の大多数の意見は「オランダ、ベルギー、フランスを破ったナチスドイツが英国との戦いにも勝利し、更にはソビエト連邦(今のロシア)を屈服させ、欧州の覇者になるのは必然であり、ナチスドイツが欧州すべてを支配すればアメリカは手も足も出ず、自国内での小さな平和を貪るに決まっている。そうなると問題になるのは、英仏蘭が食い散らかした南方(東南アジア)ががら空きになり、放っておけば全てドイツ領になってしまうことだ。それだけではない。第一次大戦では日本は火事場泥棒的に参戦し、天津にいる弱小なドイツ軍を叩いて戦勝国の列に連なり、ドイツが支配していた南洋諸島をドイツから分捕ったが、何もしないでいるとこの南洋諸島までドイツから返してくれといわれる可能性が高い。そうなる前にドイツと同盟を結び、英国がドイツの前に完全に膝まづく前にドイツの側に立って参戦し、東南アジアの分け前を要求する既成事実を作っておかねばならない。その為の三国同盟であり、その為の南部仏印進駐なのだ」ということで意思統一が図られていたということだ。「バスに乗り遅れるな」とはナチスドイツ主導による世界再分割が始まる前に、ナチスドイツが運転するバスに飛び乗って資源豊富な東南アジアを我が日本のものにしよう」という意味である。ジョンブル魂に溢れた英国はナチスの前に絶対に降伏しないとか、アメリカはナチスによる世界再編成を絶対に容認しないとか、更には圧倒的国力を有するアメリカが参戦すればドイツなどひとたまりもないとかという冷静な観察は、頭に血が上った陸軍にも海軍にも外務省の連中にもなかったらしいのだ。南方の資源に目がくらんだ海軍が最も恐れたのは、ソ連を敵視した陸軍の伝統的国防思想を奉じる「皇道派」の連中が、南進では無く北進を叫び、資源があるかないかわからない(無いに決まっている)不毛のシベリアに兵を進めることで、これを制止する為に、何としても南進を既成事実化しようとしたという。ところが、予想に反して、南部仏印進駐にアメリカが「過剰反応」して、在米日本資産を凍結し、石油も鉄くずも日本への輸出を止めてしまう。こうなると資源の無い日本が干上がるのは時間の問題で、とりわけ大工業国であるアメリカの軍需マシーンがフル稼働すれば、時間の経過と共に日米の海軍力の懸隔がどんどん開くことも海軍は知っていた。このまま座して死を待つよりは、状況に一縷の望みがある今のうちにアメリカに一撃を食らわし、彼らの心胆を寒からしめて、アメリカが日本を怖がって西太平洋に出てこれないようにする。これがジコチュウ海軍が妄想した「戦略」だった。命よりも正義(Justice)を愛する米国民が「非道な」「騙し討ち」を受けた暁には、全力を持ってこれに立ち向かい、日本が完全に滅びるまでその工業力を総動員して戦うことになるなどと、当時のバカな政府関係者は、どうも思いもよらなかったようなのだ。要するに当時の政府関係者はイギリスのなんたるかを知らなかった。アメリカのなんたるかを知らなかった。もちろん、その国の「なんたるか」を知るのは容易ではない。アメリカに駐在したからといって、アメリカを知ることにはならない。知ることが出来るのは、せいぜい事務所の従業員、取引先、現地住居のご近所さんくらいで、アメリカ全体なんか今だって知ることは不可能なのだ。しかし、経済力、軍事力、文化力(ソフトパワー)などは、ある程度統計資料や公開情報の収集を通じて知ることが出来る。出来るが、どうも明治維新以来、東洋の番犬として白人どもの風下で散々辛酸を嘗めさせられてきた黄色人種日本としては、人種差別含む白人どもの横暴の累積が我慢の限界に達しており、「そろそろ一発殴らないと気が済まない」状況に達していたようなのだ。こういう「気分」が当時の日本には横溢していたのであろう。その意味で、私は軍部や外務省革新派のみを責めるわけにはいかないかもという気持ちも少しはある。しかし、その結果、主要都市のほぼ全てが灰燼に帰し、原子爆弾を2発もくらい、明治以来営々として築いてきた「帝国領土」の全てを失うとなると話は別だろう。やはり、彼我の国力の計算を誤り、間違った「歴史の転換」の妄想にふけり、「東亜新秩序」にかけた当時の政府関係者の責任は重い。万死に値する。

面白かったのは、広田、近衛、松岡に対しては徹底的に弁護に回る加藤陽子が、木戸幸一については弁護士の立場を忘れ半藤と一緒になって木戸の責任を糾弾している部分だ。「木戸幸一日記」を提出し、自分の責任には頬かむりして責任の全てを軍部になすりつけ1977年まで木戸は生き延びるが、どうも歴史の要所要所で木戸は情報を操作し、日本国がアメリカとの戦争に突入するように仕向けたらしいのだ。木戸は背が極端に小さいチビだが、右翼と太いパイプを持つ反米主義者で、アメリカをギャフンといわせたいと言う思いで凝り固まっていた文字通りの小人物であったようだ。

昨今、アメリカの没落と中国の台頭は歴史の必然で、やがて世界は中国中心になるかのごとき「歴史の新局面」を訳知り顔で垂れ流す無責任な評論家(寺島実郎がその代表)や新聞(朝日新聞がその代表)が多い。こうした「アメリカの時代は終わった。これからは中国の時代だ」と叫ぶ連中が、今から70年近く前に「アングロサクソンの時代は終わった。これからはナチスドイツの時代となる」と叫んだ連中の顔と二重写しになるのである。

今回、被告として取り上げられたのは文官ばかりだった。次は是非、石原莞爾、武藤章、東條英機ら陸軍幹部。永野修身、石川信吾、山本五十六、高木惣吉ら海軍幹部。更には牛場信彦、白鳥敏夫ら外務省革新派を被告とする裁判の続編も刊行して欲しいと思う。文芸春秋社の今後に期待する。
 

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2012/09/17 10:22

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