死霊術師ジョン・ディー ネクロマンサー （アルケミスト）

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この作家さん面白いのに
なぜかなかなか出版されない
どうか、途中打ち切りになりませんように
ウィンター・ワールドも出してくれないかな

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私の中で児童文学の、特にファンタジーの、主人公考察論というのがあって、とにかく主人公が複数人の場合、確実に一人はバカで、かつ、その大半は男であるというものなのですが、今回もその黄金律にはまってるようですね。はい、バカやってる人がいますね。ものすごくイライラきてるでしょう、読者諸賢。
フラメル夫妻でも賢いのは妻の方。双子も賢いのは姉の方。たぶん、プロメテウスとエンドルの魔女姉弟でも、賢いのは姉の方。あーららってかんじ。
まぁ読者は裏話知ってるから、お話の中で動いてる登場人物たちより、持ってる情報は多いけど、それでも私ならソフィーと同じ行動を取ると思うけどなぁ。
やっぱり、臆病者なジョシュの気質が、愚かな間違いを引き起こすのかねぇ。勇気があったんじゃなかったの？
しかも、なーんかおんもしろいことになってきましたよ、現代の不死人の数名が過去のアトランティス滅亡の現場に連れられていっちゃいました。
その昔、金と銀、太陽と月、〈ふたつでひとつ〉の双子が争ったことで起こったという、アトランティスの滅亡とヒトの台頭。鉤爪の男の目的は一体なんなのか。何者なのか？エルダー族なのか？それとも…？
うーん、気になることが山のようにありますよ！
あと、どーもアブラハムがきな臭い。アブラハムが！エンドルの魔女に
『プロメテウス連れてけー』
って言わなかったら、ヒトは誕生してなかったわけですよ？そもそも、プロメテウスは最後の仕上げをしただけじゃないですか。
明らかに怪しい。泥人形がお誂え向きに用意してあって、プロメテウスはあの場に着いたら無理やりオーラを引き出されてしまったようでした。
『名もなき都市』も怪しすぎる。一体あそこは何だったのでしょう？超古代実験場？みたいですよね。アルコン族の都市なのでしょうか？そうではないように書かれていたのも気になります。アルコン族よりさらに古い誰かがいたりしたのですかね？
あの髑髏の水晶も気になりますー。なぜ、エンドルの魔女はアルコン族の秘宝を悉く壊して回ったのか。
そして、エンドルの魔女と夫であるマルス神との間に何があったのか。マルス神はその昔いったい何をしでかしたのか？
そして、最初の双子は神だった。おそらく、グレートエルダーの二柱だったのでしょうね。主人公の二人がその子孫！？というか、生まれ変わり？というのもビックリです。
歴史は繰り返されるのか？このままだとバカな弟のせいで、終末路線まっしぐらに突き進んでしまいますが、どうなるのか！！
うーん、全部で6巻になるよう構想しているそうですが！いつ続きが出るのが、めちゃ気になりますよー。

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かつてエリザベス1世に仕えた錬金術師がいた。占星術ですべてを見通し、不死身となった男。その名はジョン・ディー。失敗続きで追いつめられたディーは、死者をよみがえらせる忌まわしい術を使うと決めた…“伝説の双子”として狙われるソフィーとジョシュは、このような目にあうのは自分たちが初めてではないことを知った。フラメル夫妻は長年にわたり、多くの双子を死にいたらしめてきたのだ。信じられるのは、いったいだれなのか?火神プロメテウスに日本刀の達人も加わり、時と次元を超えた戦いが、始まろうとしている―21世紀のハイブリッド・ファンタジー第4弾