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- カテゴリ:小学生
- 発行年月:2011.7
- 出版社: 平凡社
- サイズ:16×21cm/32p
- 利用対象:小学生
- ISBN:978-4-582-83532-8
紙の本
木のあかちゃんズ
著者 いせ ひでこ (著)
風と光に向かって、ヘリコプターにのるボダイジュ、金髪のムクゲ、マント姿のクマシデ…ちっちゃなタネたちの大きな努力。子どもたちの未来に祈りをこめて、いのちの芽ぶきの物語。【...
木のあかちゃんズ
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商品説明
風と光に向かって、ヘリコプターにのるボダイジュ、金髪のムクゲ、マント姿のクマシデ…ちっちゃなタネたちの大きな努力。子どもたちの未来に祈りをこめて、いのちの芽ぶきの物語。【「BOOK」データベースの商品解説】
木のあかちゃんたちはとてもユニーク。葉っぱのボートに乗ったり、ヘリコプターにつかまったり…。小さなタネが、いろんな形で旅をしながら、やがて地上で芽ぶくまでを描く。子どもたちの未来に捧げる、いのちの輝きの物語。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
いせ ひでこ
- 略歴
- 〈いせひでこ〉1949年生まれ。東京芸術大学卒業。画家、絵本作家。「マキちゃんのえにっき」で野間児童文芸新人賞を受賞。絵本に「ルリユールおじさん」、エッセイに「七つめの絵の具」など。
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書店員レビュー
木の種を赤ちゃんに見...
ジュンク堂書店大分店さん
木の種を赤ちゃんに見立てて描かれている絵本です。いせひでこさんの優しいタッチの絵に目を細めずにはいられません。どんぐりの赤ちゃん達が帽子を選んでいるところが非常にかわいらしいです。種が飛ばされて母と子、兄弟が離ればなれになるシーンはちょっとさみしい気持ちにさせられます。
最後のページ「またどこかであおうね」の言葉でさみしい気持ちを回復できます。木々を見る目が変わってくる一冊です。種たちをこんなにかわいらしく描けるいせさんはとても素晴らしいと思います。
児童書担当
紙の本
素敵な本に出逢えたことに、感謝!
2023/11/25 18:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:satonoaki - この投稿者のレビュー一覧を見る
植物の種、あかちゃんたちにスポットを当てて、かわいく、未来ある本だと思いました。
タンポポのおかあさんは
しらがのおばあさんになってから せがのびる
我が子たちは巣立ってしまったけど、私はタンポポのおかあさんのようにスッと立って、子どもたちの平穏を祈っていたいです。
紙の本
想像力をかきたてます
2012/02/09 16:02
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おこめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
まず、鉛筆画から始まっているこの小さな「赤ちゃんズ」がコロコロと本当に今そこで描いてくださったかのように、動き出すのです。
これは飽きない、とついつい何度も読み返してしまいます。
震災の後に描いた作品群と伺いました。
子供たちは、これからいろんなことを「体験」していくのだな、その芽(目)に希望が見えますように。
つい、祈ってしまいます。
肉筆のような一冊。
持っている人が好きに色を塗ってもいいかもしれませんね。
お母さんと一緒に楽しめる絵本と思っています。
良い読書生活を。