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商品説明
古代ローマの歴史・社会・市民生活を、当時刻まれた碑文約100点とともに紹介する歴史読み物。碑文という生の素材を通じて、歴史を彩る皇帝たちや名もない人々の声を体感できる。カラー口絵、年表・地図付き。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
本村 凌二
- 略歴
- 〈本村凌二〉1947年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修了。文学博士(西洋史学)。東京大学大学院総合文化研究科・教養学部教授。放送大学客員教授。著書に「薄闇のローマ社会」など。
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紙の本
古代ローマをより深く知りたい人向け
2015/10/31 00:23
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まさちえ - この投稿者のレビュー一覧を見る
古代ローマはめちゃくちゃ面白いです。
王政、共和政、帝政と変遷し、その歴史はいろいろな書籍で知ることができますが、何故そのような歴史がわかるようになったかの有力な証拠のひとつが碑文です。本書は、共和政期、帝政期の碑文に焦点を当て(私も含めて普通の人はラテン語は読めないので、写真を見ながら当時をイメージするしかありませんがそれだけでも見る価値があります)、古代ローマ社会が、歴史学習の中心である皇帝ばかりでなく、解放奴隷を含めた民衆がどう考えていたかも含めた古代ローマ社会の生きざまが、いわゆる歴史教科書的な書籍にはないものとして堪能できます。
本書は若干マニアックなものかもしれませんが、古代ローマをより深く知りたい人にとっては、お勧めしたいと思います。