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龍は眠る 改版(新潮文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 4 427件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2011.6
  • 出版社: 新潮社
  • レーベル: 新潮文庫
  • サイズ:16cm/626p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-10-136914-3
  • 国内送料無料
文庫

紙の本

龍は眠る 改版 (新潮文庫)

著者 宮部 みゆき (著)

【日本推理作家協会賞(第45回)】【「TRC MARC」の商品解説】

龍は眠る 改版 (新潮文庫)

961(税込)

ポイント :8pt

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みんなのレビュー427件

みんなの評価4.0

評価内訳

紙の本

宮部さんはすごい

2017/06/06 13:01

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:HIRO - この投稿者のレビュー一覧を見る

さすがは宮部さん。
サイコーでした。

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紙の本

息を抜く暇もないほどスリル満点の展開

2016/11/21 21:30

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る

日本推理作家協会賞を受賞した著者初期の傑作である。この頃から著者の物語の構成力はずば抜けている。息を抜く暇もないほどスリル満点の展開であり、そして意外性もある。物語の最後の方まで全体像がつかめない。この頃から宮部みゆきの作家としての力は完成されていたように思える。

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紙の本

面白い

2015/08/08 01:02

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:本すき - この投稿者のレビュー一覧を見る

雨の日なんかに読むといいかも 
宮部先生のワールドですね。
良くわからないうちに読んでほしい
意外性で 私は面白かったです。

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紙の本

哀しい物語

2004/02/26 19:35

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:アリオス - この投稿者のレビュー一覧を見る

久しぶりに再読しました。3度目です。そしてまたも息苦しくなる程に号泣してしまいました。
宮部さんの作品は幾つか読んでいますが、きっとこの先もこの作品が私にとってのNo.1であり続けるでしょう。
ミステリーとしてどうなのかはわかりません。
私にとってこの話は、優しすぎる2人の少年の哀しい物語なのです。
だからこそ、2度目、3度目と、より深く心に突き刺さるのです。
終盤は涙が溢れて止まらず、滲む視界を拭いつつ読みましたが、それでも追いつかず、時々顔を上げて空を見なければなりませんでした。
今も、直也という悲しすぎる孤独な少年(青年)のことを思うと、鼻の奥がツンとしてきます。
ただただ、残された慎司の行く末が幸せなものになりますように…と祈るだけです。
最初「僕も、好きでこんなふうに生まれてきたわけじゃないんだ」と目を潤ませながら言った慎司が、最後には「僕、誰かの役に立てると思うよ」と言った時、私の中にも希望の火が灯った気がしました。

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紙の本

超能力ものでも,宮部さんが書くと一味も二味も違います。

2010/11/08 09:54

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たけぞう - この投稿者のレビュー一覧を見る

 超能力者はうらやましいか?子供なら,空を飛びたい,念動力で何か動かしたい,テレポートしたいという憧れがあるはずだ。さすが宮部さん。現実世界にはめ込んだ軋轢が見事に描かれている。

 雑誌記者の高坂は,偶然稲村という少年と出会う。稲村は,人の心や記憶,物に残された人の想いなどを読み取る能力を持つ。高坂は,自分の心の中の秘密を言い当てられて怒り,超能力をトリックと疑って暴こうとする。
多くの逡巡の末に稲村を受入れそうになるが,突然織田という少年が現れ,稲村の行いを全否定して高坂から引き離そうとする。
「もし本当に超常能力者なんてものがいるとしたら-」織田は語る。「マスコミの前に出て行って,スプーン曲げたりなんかしませんよ。自分のことをしゃべったりもしない。怖がって,隠れてる。きっとそうに決まってます」

 宮部さんの心理描写は見事だ。物語はここから核心に向かって動き出す。
 超能力という設定ながら,登場人物は実に人間らしい発想をする。この作品の読みごたえの根幹をなす部分だ。丁寧に心の動きが伝えられ続け,最後まで作品の現実感が保たれる。超能力者の話だというのに。
 これが宮部さんの作品の魅力だと思う。小説なんだから,人間ドラマであるということ。どんな舞台を作っても,それがしっかりしていればいつでも楽しめると思う。ネタバレが怖いので,中身をほとんど評していないことをご容赦頂きたい。孤軍奮闘の,せつないお話。この展開なら,特殊な設定も納得できると思う。

 肝をつぶすような超能力は登場しないので,そこは期待されぬよう。そういった作品ではない。事件の発生や解決までの高揚感はいつもの通り。高坂と超能力者の活躍をぜひ見て欲しい。

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紙の本

平等は違いを認めるところから始まる

2004/07/16 19:01

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:luke - この投稿者のレビュー一覧を見る

「龍は眠る」は1992年の第45回日本推理作家協会賞の長編部門の受賞作なのですね。心に秘めたる龍は眠らすべきなのか、起こすべきなのか、SFチックな話をリアルに描き宮部みゆきの世界はミステリアスに広がります。

 雑誌記者「高坂」は台風の夜の国道で一人の少年と出会います。少年は自らを超能力者と言い、二人が遭遇したマンホール事故の真相を語ります。この事件をきっかけに接近する二人ですが、もう一人の超能力者の出現、高坂への脅迫状、そして誘拐事件と次々と起こる出来事の中で、超能力の存在を認めるや否かで距離を置くようになります。しかし、超能力者故の苦しみや悲しみが語られて行くなか厚い信頼が生まれて来るのでした。

 スーパーヒーローになれるやも知れぬ超能力とは、身につけた者を滅ぼしかねない両刃の剣でした。また持ったからといって、人々を幸福にする事が出来る手段にもなり得ないのが分かってきます。人の心が読みとれるって辛い事なのですね。家族、友人、恋人・・・本心をさらけ出してこそ結ばれるべき関係と思いがちですが、本当に本心をさらけ出しているのかと問われれば、肯定出来ないのでしょうね。文中、超能力に対して「現実と非現実、合理と非合理は、それとよく似た形で共存している。永遠に交わる事のない二本のレールだ。我々はその両方に車輪を乗せて走っている」と言っています。心の中と表に表すもの、同じように2本のレールで私たちはその両方に足をかけているのではないでしょうか。人の持たない能力を持った者、人が持って当たり前の物を持てなかった者、その全ての人の心の中で龍は眠っているのです。

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紙の本

様々な人。

2015/05/31 12:58

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kuzira - この投稿者のレビュー一覧を見る

分厚いですが、読み応えがあります。
世の中にはいろんな人がいて、その人の考える幸せ、人生がある。
ある登場人物の完璧だと思っている人生が怖かった。
人生、思い通りに行くことばかりではないのに。

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紙の本

普通とは違う能力を持った少年とその周りの人々の心の物語

2001/09/11 00:03

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:はら やすあき - この投稿者のレビュー一覧を見る

 台風の夜に、1人の新聞記者と1人の少年が出会ったことから物語は始まる。

 記者が台風の峠を車で走っていると、大雨の中に1人の少年を見つけた。少年は故障した自転車を修理している所だった。こんな時に、と不信に思ったが、ほっておくわけにもいかず少年を乗せていくことにした。
 大雨で視界が妨げられる中を車で少し進むと、なにかに乗り上げた気配を感じた。気になった記者は車を降り辺りを見わたした。そこで見たものは、外されたマンホールのフタとマンホ一ルに流れ込む大量の雨水、そして子供の黄色い傘だった。状況から考えると、マンホ一ルに子供が流された可能性が高かった。いったい誰がこんな非常識なことをしたのだ、と考える記者に、少年は犯人がわかると言う。少年は自分が「超常能力者」だからだと。
 少年から告白された記者は、少年の能力を目にしながらも、信じきれずにいた。少年の言ったことなどを調査しているうちに、記者は事件に巻き込まれていく。

 超能力ものといえば、主人公がその能力を駆使し事件を解決していくのが常であるが、この物語の主人公は普通の人であり、しかも新聞記者といういかにも現実主義的な人物である。超能力を持つ少年を目の前にし、その能力を目のあたりにしても、どこか信じきることが出来ない。このような人物がストーリーテラーとなリ、人とは違う能力を持って生まれた少年の心を描いた物語ともいえる。一般的な超能力もののような爽快な活躍劇とはちがい、超能力を持ってしまった少年の苦しみや葛藤が、そしてそのまわりの人達のとまどいを、事件を解決する過程で表現している。こう書くと、重そうな感じを受けるかもしれないが、ミステリーとしても十分におもしろい作品に仕上がっている。超能力と聞いて敬遠せずに、ぜひ読んでほしい。

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紙の本

悩み苦しむ超能力少年ものの原点

2000/12/27 21:35

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あつぼん - この投稿者のレビュー一覧を見る

 著者の好んで描く超能力ものの一つ。しかし、彼女の焦点は特殊な能力を持つヒーローを描くことにはなく、人と違うことからくる苦悩を描くことにある。このモチーフも他の作品に何度も登場する。
 今回は人の考えていることが読める少年と、そこそこやり手のジャーナリストでありながら、事情があって今は二流の雑誌の部門に身を置いている男がメインとなる。
 珍しく伏線の張り方が中途半端な印象を受けるが、魅力的な中心キャラクター設定と劇的な導入部により、読者の注意をそらさない。
 読んで損をすることはいっさいない保証付きの作品だが、敢えてあらさがしをするとすれば、周辺の(重要度の低い)登場人物の位置づけが、ストーリー中で果たす役割とアンバランスな気がすることぐらい。

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紙の本

私の龍はあなたの龍は…

2000/07/11 06:59

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投稿者:コウちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

 はっきり言ってこの本の登場人物達は、小説には割とよくある、どこかで聞いたことのあるような人達だ。超能力を持ってしまったこと、あるいは超能力を持った人間と関係を持ってしまったこと以外は。
 超能力は登場するが「SFか?」というとそうではない(と思う)。登場人物の持つ超能力自体は、他のSF小説に比べれば些細なものである(テレポートもしないし空も飛ばない)。それよりも、その些細な能力をもってしまった人間が普通の人間の中で普通に生活する(この場合の「普通」の定義は難しいが)こと。あたりまえの中にある超能力。能力を持たない人間のリアクション。そして、知ってしまった事を他人事に出来ない登場人物達のやさしさ。そんなことがしっかり描かれている。
 この本を読むと、現実に今にも体験しそうなリアリティを感じる。別に超能力に限らない。私の中にもあなたの中にも龍がいて、その時を待っている。(のかも...)。そして、その時が来たら私は? あなたは?
宮部みゆき先生の傑作達の中の一つだ(言いきってしまった)。読んで損なし!!(また言いきってしまった。)

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紙の本

おしい

2017/01/08 19:11

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:papanpa - この投稿者のレビュー一覧を見る

台風の中で出会った少年、彼の話す「自分の能力」は本物なのかどうか?記者の目がするどく迫る
・・・のかと思いきや、後半、話は急展開。エスパー魔美か超人ロックか。

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紙の本

自分の中の龍が目覚めるとき。

2003/07/10 06:48

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投稿者:朝比奈 - この投稿者のレビュー一覧を見る

小説とは架空なもの。
それでも彼女の作品を読み始めると、現実に地球上のどこかでこういうことが起こっているのかもしれないという気にさせてくれる。
1度ページをめくると、本を読むために入れたコーヒーさえも忘れてどっぷり漬かってしまう。

物語は超能力を持った2人の少年・稲村慎司織田直也とその超能力に疑問を持ち、振りまわされながらも命を救われる雑誌記者・高坂昭吾のお話である。

私が幼い頃、テレビでは超能力者がもてはやされた。
友達はこぞって「超能力者ごっこ」で遊び、私ももちろん夢中になった。
「自分には人にはない特殊な力がある」
そう空想しただけで、子供ながらにわくわくとどきどきが止まらなかった。
でも、いざ本当に自分に超能力があったら…。聞きたくもない話を
相手の肌に触れただけでわかってしまったら…。
それはとても辛いことだと思う。辛く、そして哀しい。
誰にもわからない果てしない孤独は、どうやったって癒されないでしょう。

超能力者であるが故の辛さ、哀しさ。そして、孤独。
それが2人の少年を通して痛いほど伝わってくる。題材に使われている「龍」とは「自分のなかにいる龍=底知れない力」を表している。誰もがその龍を飼っていて普段は眠っているが、ひとたび起きてしまったらコントロールなど到底
できない。力は暴れ出してしまう。
その「自分の中の龍」が目覚めてしまった少年達の行く末に涙しました。

この本を読んで、今までマスコミに取り上げられてきた超能力者と呼ばれる人達が滑稽に思えました。
本当の意味での能力者。そして、超がつく能力者ほど自分の能力に苛まれているのではないか?
そう感じます。

世界中のどこかにいるかもしれない超能力者。
現実に戻って、街ですれ違った素敵な男性に「もしかして私の心、読めてる?」と念じてしまうこと、請け合いです。

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紙の本

きみとの距離は、こんなに遠い

2001/05/29 05:07

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:春都 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 僕らから少し外れたところに立っている人たちがいる。それは多くの場合、理不尽な「運命」や「生まれつき」などにより、自分たちの望まないままにそこに立たされている。
 僕らと彼らのあいだには、ほんの一歩で渡れるほどのの距離しかないのに、なぜこんなにも遠いのだろう。心の距離は、いくら手と手を触れあおうとも、近づけることは難しい。

 それでも僕らは距離をちぢめたいと思う。なぜなら、ある日、彼らの孤独を感じてしまうから。そして、孤独でありながらも強く生きている姿、周りの視線と自分自身の嘆きに押しつぶされそうになりながら、それでも前を向いて歩き続ける、その背中に気づいてしまうから。
 歩み寄ることが難しいなら、手を伸ばしてみればいい。彼らはきっと、僕らの心を読んでくれる。

 中心に高坂をめぐる事件を置きながら、宮部みゆきの関心はそこにはない。彼女が目を向けているのは、事件によって結びつけられたり絆を深めたりした人々の心の移ろい。

 人と人とがその人生のうちで交わる、その一瞬のすべてを見逃さない、宮部みゆきという作家の強さと優しさはここに表れる。そう、宮部みゆきは心を描き、これからも描き続ける人間なのだ。たぶん。

 とにかく人物配置が抜群だ。この物語にするには、どこに誰をどう置いて、こいつとの距離はどのぐらいにして、過去にどんな経験をしてきたか。そういった諸々が驚くほど精密に計算されている。もちろんキャラも立ってるから、ストーリーの駒のように感じることなんてない。
 もしかしたら計算じゃなく、人物を置いてから物語を動かしていく手法なのかもしれないが、どちらにせよスゴイ。
 いやはや、こりゃ次の作品はやく読まなくちゃな。

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紙の本

最初は読む気力が半減したけど…

2001/05/07 06:59

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:パンちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

 登場人物の少年が超常能力者(サイキック)だと知った時点で、実は魅力も読む気力も一旦は半減した。SF小説やジュニア向けの小説では超能力少年が登場しても珍しくもないし、違和感もないが、これから本格サスペンスを読むつもりだった人間にとっては、相当な違和感だと思う。どこか現実味を感じないし、「なんだ、なんでも有りの世界か」なんて読む前からげんなりとしてしまう。
 けれど読み進めるうちにどんどん作品に引き込まれてしまい、最後まで一気に読み終えてしまった。こんなに臨場感漂う作品に出会ったのは初めてと思うくらいに、その場その場の緊迫感や、登場人物の心苦しさなどがひしひしと伝わってきて、とても読み応えがあった。超能力少年に関しても、超能力を持っているからといって派手さは無く、もしも実際にそんな能力を持つ人間がいたら、きっとこんな感じなんだろうなと素直に思うことができた。
 著書が増えれば、当たりはずれ作品が出てくるのは否めないが、この作品は作者の著書の中では間違いなく当たり作だと思う。

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紙の本

あっけない幕引き

2017/07/10 14:07

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る

終わり方があまり好きになれなかった。「クロスファイア」でも感じたが宮部みゆき作品に登場する超能力者はみんな不幸になっている。次回は幸せな能力者を書いてくだいね。

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