サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

送料無料 日付更新(2017年7月)

【HB】お店とネット利用で最大200ポイントプレゼントキャンペーン(~9/30)

  1. hontoトップ
  2. 本の通販ストア
  3. 社会・時事・政治・行政
  4. 武家に嫁いだ女性の手紙 貧乏旗本の江戸暮らし

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

武家に嫁いだ女性の手紙 貧乏旗本の江戸暮らし
  • みんなの評価 5つ星のうち 3.5 7件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2011.9
  • 出版社: 吉川弘文館
  • サイズ:19cm/199,5p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-642-08062-0
  • 国内送料無料

紙の本

武家に嫁いだ女性の手紙 貧乏旗本の江戸暮らし

著者 妻鹿 淳子 (著)

江戸の旗本に嫁いだ女性が美作(岡山)の実家へ書き送った手紙。そこには家計のやりくりや子どもの教育、開国で揺れる世情などが克明に描かれていた。それらの手紙を読み解き、江戸時...

もっと見る

武家に嫁いだ女性の手紙 貧乏旗本の江戸暮らし

2,376(税込)
本の通販全品
3%OFFクーポン!!
こちらは「本の通販ストア全商品対象!3%OFFクーポンキャンペーン」の対象商品です。
※キャンペーンの適用にはクーポンの取得が必要です。

キャンペーン期間

2017年9月22日(金)~
2017年9月28日(木)23:59

新刊お知らせメール登録

この著者の新着情報

一覧を見る

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

江戸の旗本に嫁いだ女性が美作(岡山)の実家へ書き送った手紙。そこには家計のやりくりや子どもの教育、開国で揺れる世情などが克明に描かれていた。それらの手紙を読み解き、江戸時代後期の女性の生活や心情を明らかにする。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

妻鹿 淳子

略歴
〈妻鹿淳子〉1943年岡山県生まれ。岡山大学大学院文化科学研究科修了。博士(文化科学)。岡山地方史研究会会長、川崎医療福祉大学非常勤講師。著書に「犯科帳のなかの女たち」など。

関連キーワード

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー7件

みんなの評価3.5

評価内訳

  • 星 5 (0件)
  • 星 4 (3件)
  • 星 3 (3件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

「便りがないのはよい便り」というけれど、やっぱり手紙を出す方が親孝行だなあと思う。

2011/10/15 16:04

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:辰巳屋カルダモン - この投稿者のレビュー一覧を見る

 江戸時代後期、親孝行で筆まめな、ひとりの女性がいた。彼女の名は万喜(まき)。
美作国(現岡山県)の裕福な医師の家(身分は百姓)に生まれ、恵まれた環境に育ち高い教養を身に着けた。
10代後半で江戸に出て、一代で幕臣となった伯父の養女となり武家に嫁ぐ。
本書には旗本・伊東要人との再婚後、万喜が実家に送った手紙22通が紹介されている。

 そのうち、年賀状として送った手紙の写真が載っている。
漢字と仮名まじりの装飾的な書風で、内容も和歌のように雅やか。
平安時代の美術品のような、なんとも美しい手紙だ。

 当時、これほどの遠方へ、しかも身分違いの結婚は稀だったことだろう。
結婚後しばらく手紙には、頼る人もない江戸での心細さ、故郷を懐かしむ思いが率直に綴られる。両親はさぞかし娘の身を案じたのではないか。
年月を経るにともない、内容は、夫の仕事、家計のやりくり、借金の返済状況、子供たちの学業成績と就職、縁談などに変化する。
父母に心配かけまいと気丈にふるまう手紙がある一方で、寂しいから江戸まで会いに来て欲しいと無茶を請う手紙もある。
今現在、嫁いだ娘が実家の父母に電話し、愚痴ったり甘えたりするのと何ら変わらないのだ!
万喜の父母がどのような返事を送っていたのか、ぜひ見てみたいが残念ながら残っていないようだ。

 著者は、手紙の内容をただ明らかにするだけではなく、他の史料ともすり合わせて旗本家庭の日常を掘り起こして行く。万喜は当時の物価や家計の収支を、細かく几帳面に記していた。
武家の対面を保つための「身分費用」の多さに驚く。どんなに困窮していても、決められた人数の奉公人を雇わねばならず、外出する際は身なりを整えなくてはならない。今の価値観で考えればバカバカしいとも思える、身分社会ならではの構造的な費え。江戸後期の武家が身分の上下にかかわらず借金だらけだったことはよく聞く話だが、その実態が生々しく迫ってくる。
また、万喜が手紙に残した結婚祝い金や火事見舞金の記録を、親戚筋に残された別の文書と合わせて見ることにより、旗本の親戚付き合いの範囲と程度が明らかになる。たいへん面白い。

 万喜はわざわざ実家から種子を送ってもらい、庭で家庭菜園をして家計の足しにしていた。「武家の奥方は親戚以外の男性と接してはならない」というオキテをこっそり破り、田舎から手紙を届けた使者に直接会うという思い切った行動もしている(たまたま夫は留守でラッキ~!)。懐かしいお国ことばで話がはずんだことだろう。
武家の奥方として、厳しい家計を切り盛りし子供の教育に力を入れ、様々な制約に縛られながらも、自分らしくおおらかに生きた女性の姿が浮かび上がる。
手紙を書くときだけは心からくつろいで、懐かしい故郷に思いをはせたのではないだろうか。

 結局、万喜は二度と父母に会うことも帰郷することもかなわなかった。
手紙が届くまでに最短23日、最長8カ月、平均2カ月半の日数を要した。
江戸と美作は、今の東京と岡山にくらべると、はるかに遠かった。
筆まめな彼女の筆を折ったのは、子供たちの相次ぐ死だった、という。
自身も明治の世を見ることなく、1862年に66歳で亡くなった。

 江戸時代は日記や手紙がかなり多く残っているが、女性の手によるものはごく少ない。
万喜の手紙が実家で大事に保管され、時代を経て発見されて、今、本となり誰でも読むことができることは、よろずのよろこびだ。
どこぞの旧家の蔵の中に別の女性の生涯がまだ眠っているのかもしれない。
次の発見を首を長くして楽しみに待とうと思う。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2012/01/12 00:41

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/12/11 09:52

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/10/16 18:02

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2012/08/19 22:36

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2013/12/17 11:49

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2012/08/11 11:06

投稿元:ブクログ

レビューを見る