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紙の本
「暗示」のパワーで人生を変える! 強運と成功を引き寄せる50の心理技術 (だいわ文庫)
著者 内藤 誼人 (著)
〔「今日から「暗示」で心がラクになる!」(すばる舎 2007年刊)の改題,再編集〕【「TRC MARC」の商品解説】
「暗示」のパワーで人生を変える! 強運と成功を引き寄せる50の心理技術 (だいわ文庫)
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才能に恵まれし者は、その才能を発揮する義務がある。
2012/01/15 00:35
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:バリューラー - この投稿者のレビュー一覧を見る
「ふだん、あなたはどんな『暗示』を自分にかけているか、お気づきだろうか。」
言葉は概念だけでなく行動をも規定する。
あなたから見える現実がどうであろうと「きっとうまくいく」と思って行動にあたる。
一つ注意点。他人の有無だ。あなたのその言葉を、あなた自身だけで聞いているのなら副作用のない最大の効果のある手法に違いない。ところが誰かが聞いていたとすると反作用の働きが膨大となる。それは足を引っ張られる、妬まれるといったレベルにとどまらず、自己が行動を起こそうとしている時の他人の存在の気配に対する意識がマイナスに働いてしまうことがある。
「そんなことできるわけないじゃん」と他人があなたに言うのはわかる。あなたも他人にいうだろう。その人を思ってのことと表面的には理解しているものの足を引っ張りたいという心理も作用していることには気づかないとしても。
ところが、自分ひとりのときに、自分に対して言うのはどうしたことだろう。
自分で自分の足を引っ張るのが人間は好きなのか。祖先はタコだったのかは知る由もないが。
そこで本書の登場だ。冒頭から半分くらいまでは大変参考になる。後の半分はどうしたことか。疲れが出たのか、突っ込みどころ満載にしたのかはわからない。
勝ってかぶとのなんとやらを著者にささげたい。紋切り型ではあるがいいものを期待してのエールだ。あえて星、二つ。