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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.5 1件
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  • カテゴリ:研究者
  • 発行年月:2011.7
  • 出版社: 人間の科学新社
  • サイズ:22cm/346p
  • 利用対象:研究者
  • ISBN:978-4-8226-0292-5
  • 国内送料無料
専門書

紙の本

「汪兆銘政権」論 比較コラボレーションによる考察

著者 土屋 光芳 (著)

日中戦争を収拾するため日中の有志の始めた和平運動が汪兆銘政権の樹立に到り、政権が解消されるまでの過程をたどりながら、汪政権の特質を明らかにする。【「TRC MARC」の商...

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「汪兆銘政権」論 比較コラボレーションによる考察

税込 3,850 35pt

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商品説明

日中戦争を収拾するため日中の有志の始めた和平運動が汪兆銘政権の樹立に到り、政権が解消されるまでの過程をたどりながら、汪政権の特質を明らかにする。【「TRC MARC」の商品解説】

目次

  • 序章 汪精衞政権のコラボレーションはなぜ漢奸とされたか?
    • 第1節 ブルックの「占領国家」論
    • 第2節 コラボレーションの意味とその理解モデル
    • 第3節 コラボレーションはなぜ「裏切り」になるか?
  • 第1章 汪精衞と「和平運動」
    • 第1節 和平運動の出現
    • 第2節 汪精衞の重慶脱出と和平運動の変質
  • 第2章 「政権樹立の運動」と和平運動の分裂
    • 第1節 汪精衞の政権構想
    • 第2節 「内約」交渉

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みんなのレビュー1件

みんなの評価4.5

評価内訳

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紙の本

ある政権の時代。

2011/08/19 23:23

6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 表題通りに昭和15年に成立した汪兆銘政権(昭和19年の汪兆銘の没後、代理主席に陳公博が就任したので南京「国民政府」の方が正確な表現かもしれない)の成立とヴィシー政権との対比等が書かれているが、中でも興味深いのは巻末の南京政府軍についての箇所である。
 「戦わざる軍隊」として存在した南京政府軍は戦後、関係者の一部は漢奸裁判にかけられたが、その殆どが逮捕も裁判もかけられなかったという。国共両党とも60万を号した南京政府軍を「偽軍」と呼びながらも、軍事力として評価していたのだろう。考えようによっては日本軍も「戦わざる軍隊」の存在をよくも認めていたものだ、と思う。南京政府軍には国府側からの工作員が参加していて、日本軍も国府軍とのパイプとして存在を黙認していた節がある。
 ヴィシー政権が保持していた10万の軍隊は別にドイツ軍と共同作戦をしていたわけではないが、イギリス軍や自由フランス軍と戦った事がある。国家の主権の象徴としての軍隊という意味では似ているかも知れない。

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