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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.4 14件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2011.9
  • 出版社: 河出書房新社
  • サイズ:20cm/182p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-309-20573-1

紙の本

スターバト・マーテル

著者 ティツィアーノ・スカルパ (著),中山 エツコ (訳)

18世紀ヴェネツィア。赤ちゃんポストに置き去りにされたチェチリアは、卓越した音楽的才能の持ち主だった。新任の音楽教師アントニオは彼女の優れた才能をすぐに見抜くが、同時に激...

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スターバト・マーテル

税込 1,980 18pt

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商品説明

18世紀ヴェネツィア。赤ちゃんポストに置き去りにされたチェチリアは、卓越した音楽的才能の持ち主だった。新任の音楽教師アントニオは彼女の優れた才能をすぐに見抜くが、同時に激しい嫉妬にかられる—謎の多いヴィヴァルディの生涯の一時期を、養育院で孤独に暮らす少女の目から描き、イタリア最高の文学賞、ストレーガ賞受賞作。【「BOOK」データベースの商品解説】

【ストレーガ賞(2009年)】【スーペルモンデッロ賞(2009年)】18世紀ヴェネツィア。孤児チェチリアは卓越した音楽的才能の持ち主。ヴィヴァルディは、彼女の才能を見抜くと同時に、激しく嫉妬し…。謎の多いヴィヴァルディの生涯の一時期を、養育院で孤独に暮らす少女の目から描く。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

ティツィアーノ・スカルパ

略歴
〈ティツィアーノ・スカルパ〉1963年ヴェネツィア生まれ。作家。小説にとどまらず、評論、エッセイ、詩、戯曲など多数の著作を発表。「スターバト・マーテル」でストレーガ賞、スーペルモンデッロ賞を受賞。

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みんなのレビュー14件

みんなの評価3.4

評価内訳

紙の本

18世紀、教会の養育院に置き去りにされた娘が音楽教育を受け、ヴァイオリンの才能を花開かせる。しかし、その演奏は施設の外に持ち出されることなく、聴衆と隔てられたバルコニーの高みから床へと注がれる。そのような音楽院が育んだヴィヴァルディの『四季』に捧げられたイタリアのベストセラー。

2011/12/31 21:44

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:中村びわ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 本文わずかに160ページ余という小さく愛らしい小説だけれど、なぜイタリア最高の文学賞ストレーガ賞に輝いたのかが、よく分かる象徴的で濃密な内容だ。
 題名の「スターバト・マーテル」からして、息子を失い悲しみにくれてイエスの足元にひれ伏して祈る聖母に捧げられた詩歌だから、ローマン・カソリック信仰という土壌を彷彿とさせる。

 モノローグで展開していく物語の主人公は、赤ん坊のときに教会の養育院の外に置き去りにされた娘。ヴァイオリンの才を認められ、神父たちの作る音楽を演奏するよう教育を受ける。
 西欧音楽は、宮廷と教会をパトロネージとして発展してきたものだとは知っていたが、また教会が教育機関として重要な役割を果たしてきたことは知っていたが、自分のむごい運命を語るチェチリアのように、教会付属の音楽院で教育を受けた孤児が音楽発展の一翼を担っていたことを初めて知った。
 磨かれた歌唱力や演奏力を施設の外に持ち出すことは禁じられていたという。質の高い音楽を求め、教会の後援者・支援者たちが聴きにくるとき、小さな音楽家たちは、地上高くバルコニーの手すりの向こうへと隠され、顔も姿も判然とは見えないように隔てられた。

 慈善により「神の子」として聖なる価値を生み出すよう養育を行う伝統、その伝統に依って築き上げられた音楽――宗教史・音楽史の大切な史実を読みやすい物語に溶け込ませたのは大きな功績であろう。
 そこに加えて作者は、司祭でヴァイオリン奏者・作曲家でもあるヴイヴァルディとの出会いを、チェチリアに用意する。洞察が鋭く、音楽と演奏家の可能性を引き出すよう常に創造的姿勢であるヴィヴァルディ像を描き、音楽界におけるヴィヴァルディへの一部の不当な低い評価に対し、再認識の必要を訴える。強く訴えているのは、作品によってではなく、書かずにはいられなかった「あとがき」を通してだけれど……。
 ヴィヴァルディは実際、ヴェネツィアのピエタ慈善院付属音楽院に奉職し、20年弱にわたってヨーロッパ中の音楽愛好家たちに注目されていたのだという。彼が神をたたえるために作った曲は、少女たちが演奏することを前提として書かれていたのである。

 「信仰」「慈善」「音楽」の結びつきの中で、親に捨てられた自分の存在価値を見つけられず苦しむ娘が、生きる道を方向づけられる。自分の進む道は確かに音楽の道に違いないと自分を発見していくモノローグは、ひとりよがりや思い込みがすべてではない。突き破って何とかしたいという気持ちが底辺でうごめいているせいか、息苦しくない。
 読みながら寄り添うこちらが声援を送りながらも、逆に、こちらの苦しみや痛みにチェチリアが寄り添ってくれるような錯覚にも陥る。思慮深い人物造型だからなのだろう。私たちは、思慮深い人にこそ信頼を抱き、心に秘めたものを打ち明けたくなるものだ。

 最初は産道のような夜の暗闇の中でつぶやき続けるだけのチェチリアは、音楽の道連れとなり、次第に明るい方へ、陽の光や神の栄光の射す方へと飛び出していく。

どうして女の音楽家は存在しないのでしょう。どうして女性は音楽を作曲しないの? どうして魂の中だけで響かせるのに満足して、その音楽が自分たちを苦しませ、考えを蝕んでいくのを放っておくのでしょう? どうして、その音楽を外に出して、自由の身にならないのでしょう。女たちの心の中に生まれる響きが世界になだれ込んだら、どうなるのでしょう?(P103)

 18世紀を舞台にしながら、こういうフェミニズム意識の高い問いかけもあるが、言葉による表現と音楽による表現をパラレルに受け止めて語る部分がいくつかあって、そこを大切に読んだ。

意味は言葉の通奏低音。言葉の旋律がその意味するものと調和することもあるし、不適当で耳障りなこともあります。ときにはひとつの文章が、その意味と照らしてなんとも巧妙な調子はずれを生みだすこともあります。(P112) 
 
 物語りに留まらないモノローグは、詩を歌う調子に転化するところもあり、箴言めいた思弁として結ばれるところもあり、作家のふところの深さを感知させる。
 この小説はもっと注目を集めても良さそうなものだし、他の著作も紹介されてほしい。

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紙の本

何なのだろう、目が吸い付いて離れない!

2012/02/10 16:58

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ジーナフウガ - この投稿者のレビュー一覧を見る

この本のことはbk1さんのオススメ書評欄に掲載されていた書評で知り、どうしても読まねば!
と言う気になり手に取った次第です。それにしても、170頁に満たない、この中篇小説は、

とんでもない吸引力を放っていました!全編を通じて、養育院に住み暮らす、
孤児の少女チェチリアが己の孤独や、自らの死をも含め、自分を捨てた母親に向けて、

赤裸々に独白するるのですが、その切実過ぎる内容から、目が吸い付いて離れなかったです。
養育院では、孤児の少女達から、特に芸術的才能を有する者を選り分け、音楽の英才教育を施す。

そんな日々を繰り返す中で、チェチリアは自身の持っている創造的感受性に押し潰されそうになる度、
秘密の闇夜の場所に隠れ、黒蛇の頭をした、象徴としての《死》に語り掛けるのです。

その生々しさと来た日には!!少々長くなりますが、引用をさせて下さい。
『お母様が感じたはずの恥を、自分でも感じてみようとします。自分の中に過ちを宿すって、

どのような気持ちなのでしょう。なにが第一なのでしょう?誠実であること?けがれない処女でいること?
自分のけがれを愛すること?自分の過ちを自分の心の中にもち続けること?子供を見捨てないこと?

なにが第一なのでしょう?なにがいちばんだいじなのでしょう?』黒蛇は意味深に応えます。

『人の話を聞くとき、あなたは彼女らの口の中の黒い歯を見ている。
生きている間に言わなければならなかったたくさんの言葉のせいで、黒くなってしまった歯を。

それにあなたは相手の目を見ないで、その少し下を見ている。
生まれたときから見なければならなかったたくさんのことのせいで、くすんで腫れぼったくなった隈が、

あなたは気になってしかたがないのよ』わたしたちはまだ生まれてはいない。
そう信じ込んでいたチェチリアの小さな世界を壊し、より外の世界へと向かわせようと登場するのが、

新任の、アントニオ・ビバルディ神父。神父の型破りで、芸術至上主義なやり方は、
チェチリアの内側を、轟音と共に鳴り響く稲妻と化して、いたいけな少女に襲い掛かって来て…。

クライマックスに向かう局面の圧倒的な描写を是非あなたにも味わって欲しい、孤独とは?
生や死とは?を深く考えさせる一冊。是非、読んで震えて下さい!!

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2013/03/11 14:28

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2012/09/06 00:35

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2012/03/10 21:57

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2012/08/01 13:23

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2011/10/18 20:01

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2012/01/29 22:40

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2011/11/27 20:26

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2011/11/16 14:38

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2012/02/10 22:03

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2011/11/27 23:42

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2015/03/25 16:24

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2020/01/25 10:06

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