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漁港の肉子ちゃん
  • みんなの評価 5つ星のうち 4.3 235件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2011.8
  • 出版社: 幻冬舎
  • サイズ:20cm/329p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-344-02049-8

紙の本

漁港の肉子ちゃん

著者 西 加奈子 (著)

みんな、それぞれで生きている。それでいい。圧倒的な肯定を綴る、西加奈子の柔らかで強靱な最新長編。【「BOOK」データベースの商品解説】男に騙されて、たどりついた北の町。太...

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商品説明

みんな、それぞれで生きている。それでいい。圧倒的な肯定を綴る、西加奈子の柔らかで強靱な最新長編。【「BOOK」データベースの商品解説】

男に騙されて、たどりついた北の町。太っていて、不細工で、とても明るい私のお母さん、肉子ちゃんは、港の焼き肉屋「うをがし」で働いている…。『パピルス』掲載に加筆修正して単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】

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著者/著名人のレビュー

この小説ほど、笑って...

ジュンク堂

この小説ほど、笑って泣いて、また笑ってしまう小説は他にはないはず。
最後のオチも最高です。

みんなのレビュー235件

みんなの評価4.3

評価内訳

紙の本

これもひとつの母と子の形

2011/09/16 06:24

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:チヒロ - この投稿者のレビュー一覧を見る

語り手は、肉子(本名・菊子38歳)の娘、小5のキクりん(本名・喜久子)。
肉子ちゃんは、10代の頃からさんざん男に騙され、口で言えないようなひどい目に会って、
やっと北陸の港町に落ち着いた。
言動がいつも突飛な肉子ちゃんは、キクりんをふりまわす。
でもキクりんは呆れながらも肉子ちゃんのことが好きだ。

服装の趣味は悪いし、どんどん太っていく肉子ちゃんに比べ、
キクりんは誰もが認める器量よし。
小学生のくせに「フラニ―とゾーイ」屋「悪童日記」などを読む。
何もかもぜんぜん似てない二人が、仲良く愉しく生きている。

西さんの作品にしばしば登場する、関西弁の不可思議な女性たち、
「きりこについて」の「きりこ」だったり、「円卓」の「こっこ」だったり。
どうやら肉子ちゃんはそれと同じくくりのキャラのようだ。
肉子ちゃんは、人のいうことは絶対疑わない。
いつも前向き、いつも大声。
そんな肉子ちゃんが、女手ひとつで育ててくれたことを、
キクりんはちゃんと心に温かく感じている。

「今すぐ昔にタイムスリップして、小学校5年生の肉子ちゃんと、友達になりたいと思っていた。
もし誰かに、デブだとか、ブスだとかからかわれていたら、今の私だったら、
全力で肉子ちゃんを守ることができると思った。」

最後に明かされる、肉子ちゃんの半生。
肉子ちゃんが誰にも明かさなかったキクりんとのこと。
思わぬところで泣かされる。

一方、今までにも増して、笑いのセンスもパワーアップ。
キクりんたちの会話も笑わせる。

「キクりん、何読んでるん?」
「サリンジャー」
「サリンジャーっ!なんとか戦隊の名前みたいやなっ!」

投げやりにも思わせる作風のくせに、なぜか惹きつけられる、最近の西さん、
この作品の舞台のモデルがほんとは石巻で、東日本大震災のあと、連載していたこれをやめようかと悩んだこと。
でも、以前のキラキラした石巻のおかげで生まれた「漁港の肉子ちゃん」を慈しもうと決めたこと。
そんな思いがあとがきに述べてあった。

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紙の本

いてほしい、と、強く願う。

2012/01/24 00:19

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:田川ミメイ - この投稿者のレビュー一覧を見る

本当の名前は菊子だけれど、太っているから皆が「肉子ちゃん」と呼ぶ。関西の下町で生まれ、16歳で大阪に出て、繁華街のスナックで働いて。男とくっついては男に逃げられ、流れ流れて北陸の漁師町にたどり着いた肉子ちゃんは、娘の「キクりん」(なぜか娘の名もキクコ―喜久子)とふたり、その町で暮らしはじめる。キクりんは色白で痩せていて目が大きくて。つまり肉子ちゃんとは正反対の美少女である。そのキクりんの視線で、物語は進んでいく。

ベティちゃんの(パクリみたいな)絵が描いてあるTシャツに蛍光のパーカーを羽織り、その上、唐草模様のリュックを背負って出かけようとする肉子ちゃん。『目が非って書いて、罪と読むのやから!』と意味もなく漢字を解体しては、ひとり喜ぶ肉子ちゃん。『世界にあるものを、テレビで言っていることを、糞男が言った嘘を、何も疑わず、38歳まで生きてきた』肉子ちゃん。

なんと賑やかな女であることか。こんな人がそばにいたら鬱陶しいだろうなぁ、とも思う。が、読んでいるうちに、その印象は少しずつ変化する。そんな母親と娘の物語なら、ドタバタと騒がしく陽気な小説になりそうなものなのに、キクりんの10歳の子どもにしては醒めた視線のせいか、物語のどこかにしんとした空気が潜んでいる。滑稽でありながら物哀しく、賑やかなのに寂しい。物言わぬ三つ子のおじいさんや、寂れた水族館のペンギンの話しなどは、ちょっと詩的で散文的でさえある。

そんな物語の最後に、いや、「あとがき」には、こう書いてある。
(本を読む前に「あとがき」を知るのは嫌だ、と思われる方は、ここで中断を)

『肉子ちゃん、喜久子ちゃん母娘が住んでいる漁港は、宮城県石巻市が、モデルになっています』
物語の設定上、日本海側の架空の町ということになっているけれど、元々は編集者の故郷である石巻市を旅したことで、この物語が生まれたのだという。でもそれは震災前のこと。書き上げて数ヶ月後、パピルスに連載中に、あの地震が起きたのだ。

『小説は、例えばひとつのおにぎりに、何を尽力したってかなわないのだということは、地震が起こる前から、分かっていました。いいえ、分かっていた「つもり」でした。ですがやはり、あの地震は、わずかでも残っていただろう、自分の作家としての何らかの嫌らしい自負を、打ち砕くものでした。』

それでも、「漁港の肉子ちゃん」という物語は残る。それが誰の力になるのかと考えるのはやめよう、と作者は言う。石巻のおかげで生まれたこの物語を、「私は慈しもう」と。この物語をいちばん愛しているのは、私。こんなに愛している作品を、自分以外の誰かが読むという『奇跡みたいなそのことを、知っていた「つもり」にならないで、私は誰かがページを繰る瞬間を、考えようと思います。』

この物語の舞台が石巻だと知った上で、あたしはこの本を読んだのだった。「店の前に猿がいるおもちゃ屋」はサルコヤさんだろうか、妖しげなスナック街はあの辺りかな。読みながらそんな事をちらと考えたりはしたけれど、でもそれよりもこの物語の中に生きる人々に心奪われた。誰が何をしたか筒抜けで、時には修羅場になったりするけれど、皆が知っているからこそ後腐れなく暮らしていけて、商店街のお茶屋さんの奥さんのお葬式には、わらわらと沢山の人が集まってきて。

そしてその町に肉子ちゃんがいてくれることが嬉しかった。目の前のことをすっぽりと受け入れて、何もかも全力で肯定し、全力で人を愛する肉子ちゃんが、そこにいてくれるだけでほっとした。最後に思いをぶつけあう母と娘に、救われたような気持ちになったのだった。

西さんは、女川の漁港にある寂れた焼肉屋を見て、あそこに「すごく太っていて、とても明るい人」がいたらいいなぁ、と思ったという。その女の人を慕って、いろんな人が集まってきたらいいのにな、と。それが、肉子ちゃんとなったのだ。もうすぐ震災から一年。今、あの石巻に、そして被災地の其処此処に、肉子ちゃんみたいな人がいるといいなぁ、と思う。いてほしい、と、強く願う。

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紙の本

小さいけどキラキラしたコミュニケーションが織りなす物語

2011/12/06 17:28

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:rindajones - この投稿者のレビュー一覧を見る

私が涙する物語はこんなテイストです。

特に後半からの展開は、目頭を熱くしながらあっという間に読み終えた。「あとがき」にあるように、漁港の元々のモデルとなったのは宮城県石巻市、本書が書き終わったのは震災の後ということですが、色々な想いがシンクロしながら読むことになりました。

先日読んだ著者の「円卓」より先に、本書がきっかけで著者を知った。「円卓」もムチャクチャ良かったけど、結果的にこの順番で読めて良かったと思う。些細なことだけど、この幸運を喜びました。

「円卓」と同じように、小学生の女の子が語るストーリーは、私の中では完全に「西加奈子節」となっています。大阪弁と東北弁の半々で織りなす台詞で(東北弁のニュアンスは理解できませんが)東北の漁港の情景が活き活きと描かれています。

主人公「キクりん」が女の子から大人へと成長して行く過程が、ストーリーの中心。男の私は体験できない「女の世界」もありながら、しかしそれは普通に「社会の一部」としてどこにでも存在するだろうし、そこでは同学年の女子や男子との関わり、そして大人の男や女、老人との関わりも勿論ある。更には死人も、海やペンギンやヤモリ、等々との関わりもある。小さな漁港といえども、濃厚な「生活」が展開されるのです。

街の「濃厚さ」は、人口の多さでは決して量ることはできません。それは「幸せの尺度」が量れないのと似ているかもしれません。「濃厚さ」の定義も難しいですが、それは「豊かさ」かもしれません。

強烈な個性の「肉子ちゃん」なのですが、その個性はちょっとばかり際立っているだけで、皆(人間以外も)どこか違っていて、皆その違いをぶつかり合いながら生きている。人はそれを「コミュニケーション」と呼ぶのかもしれない。

笑ったり、泣いたり、悔しがったり、羨ましがったり、落ち込んだり、怒ったり、怒鳴ったり、殴り合ったり...。そして、また泣いたり、笑ったり...。そんな「コミュニケーション」の中にあるツブツブしてキラキラした様を本書では堪能できます。

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紙の本

肉を焦がすほどの愛

2020/04/09 20:00

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る

漁業でにぎわう町の、焼肉屋に集う人たちがユーモラスです。だらしない母としっかり者の娘の、成長していく姿にも胸が熱くなります。

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2012/08/02 18:01

投稿元:ブクログ

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2011/10/09 17:11

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2014/12/10 22:28

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2011/10/08 17:48

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2013/05/30 01:12

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2013/10/15 07:27

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2012/05/30 14:18

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2013/05/16 16:47

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2011/12/21 15:26

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2013/04/20 12:48

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2012/03/16 17:36

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