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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2011/10/17
  • 出版社: 文藝春秋
  • サイズ:20cm/331p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-16-380960-1

紙の本

そらをみてますないてます

著者 椎名 誠 (著)

一九六四年、東京。深夜の皿洗いのバイトをするおれは、官能の塊のような女イスズミをめぐってすさまじい喧嘩に巻き込まれる。職を転々とし、次に出会ったのは、後に妻となる女性だっ...

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そらをみてますないてます

税込 1,540 14pt

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商品説明

一九六四年、東京。深夜の皿洗いのバイトをするおれは、官能の塊のような女イスズミをめぐってすさまじい喧嘩に巻き込まれる。職を転々とし、次に出会ったのは、後に妻となる女性だった—ぎらぎらとあぶなっかしい若き日々が二十年後の冒険と交錯する、渾身の青春冒険純文学。【「BOOK」データベースの商品解説】

オリンピック開催間近の東京。流血事件を起こし職場を転々とする「おれ」は、後に妻となる女性と出会った−。青春の最も甘く苦い部分を描いた渾身の純文学巨篇。『文學界』掲載に加筆訂正して単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】

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みんなのレビュー21件

みんなの評価4.0

評価内訳

紙の本

まさに、構成の妙!椎名誠「そらをみてますないてます」。

2012/01/16 16:41

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オクー - この投稿者のレビュー一覧を見る

 椎名誠の本は小説でもエッセイでも裏切られることはまずない。冒険
家的な一面や写真家、映画監督など幅広く活躍しているため、メインス
トリームにいる人とは言えないが、彼は時代を代表する作家の一人だと
僕は思っている。

 さて、「そらをみてますないてます」。これは非常に意欲的な作品で
昨年のマイベストではベスト5に入れた傑作だ。何と言っても構成が素
晴らしい。6つの章からなるこの物語、各章が異なる2つの話でできて
いる。ひとつは19歳から22歳ぐらいまでの青春の物語。もうひとつはタ
クラマカン砂漠をはじめとする冒険の物語。1章の中でこの2つが何度
か交互に語られる作りだ。しかも、この冒険譚は1988年から始まって過
去へとさかのぼる。最終章に向かうにつれて、青春の物語の時代に近づ
いて行くのだ。異質な2つの物語の組み合わせと異なる時間軸の組み合
わせ。この構成の妙が自伝的私小説であるこの話をより魅力的なものに
している。

 青春の物語は作者が六本木の有名店で皿洗いをしているところから始
まる。アルバイトに明け暮れるそんな日々の中で彼はイスズミと名乗る
水商売の女と親しくなる。東京五輪が近づいた頃の出来事だ。いくつか
変わるアルバイト先の話。イスズミとのちに妻となる海という女性との
話が物語の中心になる。海との初々しい出会い、そして、思いがけない
その後の展開、第五章の「ダッタン人ふうの別れの挨拶」が強く心を打
つ。そして、最終章。パタゴニアの旅。この旅には常に海の姿がオーバ
ーラップする。空港でのラストが何ともたまらない。

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紙の本

主人公に声をかけられた時の海さんの会話を読むだけで、私だってお嫁さんにしたい! このお話の最大の魅力は、二人が出会ってデートして、結婚を決心するくだりではないかな、って私は思います。でも、こんな会話、普通の女性じゃできないですよねえ、やっぱり・・・

2011/11/29 17:21

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

綿矢 りさ『かわいそうだね?』の写真 馬場わかな、装丁 名久井直子というコンビも文春では珍しい気がしますが、今回の組み合わせも初めて見る気がします。でも、この装丁もいいです。雰囲気的には伊集院静の本、といってもいいんじゃないでしょうか。私は最初、色だけを使った抽象画だと思っていたんですが、何のことはありません、本を横にしてみれば分かりやすい具象画。といっても写実じゃないので、全体の雰囲気が柔らかい。あえて絵として見なくてもいいかな、って思います。

で、お話ですが椎名が理想の女性と出会い結ばれるまでの自伝的青春恋愛小説といったら分かりやすいかもしれません。勿論、椎名のことですからベタベタした恋愛を書くことはありませんが、でもサラリとしてとても気持ちがいいお話だとは言えそうです。とはいえ、読み始めはかなり戸惑います。あとがきに書いてあるように構成に工夫がある。

ま、大したものではありませんが小説を書くものであれば一度は挑戦する、そういうものです。読んで確認してもらうのが一番なのであえて説明はしませんが、その効果は確かにあります。ただ、それが何だ? って問われれば、それ以上でも以下でもない、読むリズムが変わって、時間が少しかかるかな、そんな程度のものかもしれません。でも、ミステリや純文学ならいざ知らず、いわゆるエンタメとしてはかなり珍しい試みではあるとはいえそうです。ちなみに、出版社はこの小説を「純文学巨篇」と謳っています。そうなると逆にありふれた手法になってしまう気がするのですが・・・

話は今までも色々なところに書かれてきたことから始まります。六本木のイタリア料理店でのバイトの話。力道山が、三島由紀夫が、加賀まりこなどの有名人がやってくれば、地下の皿洗い場で働く主人公たちのところに情報がもたらされ、色めき立つ。そしてコックに変装して覗きにいく。主人公・松尾勇はもうじき20歳を迎えるところ。ここらで、あ、またいつもの話ね、なんてこちらもゆったりした気持ちになります。

ところがです、数頁読んで一息つくと話は一気に1988年のタクラマカン英雄遠征隊の場面に切り替わります。このとき、主人公のおれは40歳、仲間も、カメラの撮影者の壱と録音担当の「音彦」に変わります。彼ら二人は小説の最後まで登場します。この流れの中のキーマンといっていい。こんな人名、今までの小説に登場してきたかな、なんて思って緩んでいた気持ちが一気に引き締まる。

そしてお話は再び20歳を迎えるおれに戻ります。ここで勇はイスズミに出会い恋に落ちる。ま、この恋は淡いものではなく肉欲まみれのドロドロのものですが、でも恋には違いありません。そしてヤクザと殺しあい寸前になって、主人公はバイト先を変えます。工事現場で頑強な身体を武器に働きはじめる。で、また話は後年の撮影の話に。

こういった場面転換は一つの章のなかで何度も繰り返されます。ソビエト連邦でのお話は他でも語られたものですが、叙述の深さが違うので初めて読むような気持ちで向き合えます。そして工事現場で起きた事故をきっかけに、再び主人公の人生は変わります。そして後に妻となる女性と出会うことになるのです。彼女の名前は原田海。この出会いの場面と初デートの雰囲気がとてもいい。これだけでもこの小説は文学史に残るんじゃないか、少なくとも私にとっては満点以外のなにものでもありません。

原田海の語り口の優しさ、そして大きさ。そしてにじみ出るユーモア。こんな女性であれば女の私だって友だちにしたくなる、そういう人です。年上の女性が年下の男性をやさしく包み込む、とでもいったらいいのでしょうか。無論、それだけではありません。彼女は母親と喧嘩をしていることだって明かします。そして、なにより彼女は勇の愛読書であるスウェン・ヘディンの『さまよえる湖』を読んでいます。この恋人たちの出会いの言葉がカバー折り返しにでています。

「あの……」と、おれは言った。
その日、ここにくる前に
ずっと考えていたことがあったのだ。
「おれ、手紙かいていいですか」
「どなたに?」
「あなたに……」
「は」
「書きたいんです。
だから名前を教えて下さい」

どうです、椎名だってこんな風に女性に声をかけることだってあるんです。いや、多分、滅多にないんじゃないか、あるとすればまた別の物語になるんでしょうが、海さんと出会った勇にはもう他の女性はいらない、そんな気がします。でも、この部分は大して面白い会話ではありません。字数と、最初の会話ということで選ばれたんだと思います。そこで私のお気に入りの場面をコピーしましょう。といってもこの直後の会話なんですが。

「わあ嬉しい。本当ですか。待っています。わたしの名前はうみです」
「うみ?」
「漢字の海です」
「漢字の海、ですか」
「そう、海です」

どうです。もうこれだけで海さんの素晴らしさが伝わってくるようじゃありませんか。彼女の夢はチベットに行くこと。ああ、だからシーナさんが世界中を移動している時、奥さんはせっせとチベットに行くんだ、もう二十代、いや多分高校生あたりからその考えは出来上がりつつあったんだろうな、なんて思います。日本橋でのデートの場面も丸善の屋上での食事風景もいい。高校生の恋愛ではない、男と女というよりもっとも大切な人と出会った喜びがしみじみと伝わってきます。

そして再び暗転。ま、ここらは読んでもらうしかありません。代表作『黄金時代』の続きだそうですが、私のように『黄金時代』を完全に忘れた人間でも、ワクワクしながら読むことができます。日本SF大賞しかとったことがない椎名さんですが、こういう立派な仕事をし続けてきた人には結局、菊池寛賞をあげるしかないのかなあ。もっといいものあげたいなあ・・・

最後は、出版社のHPから引用。
              *
過去と現在を往還して出会った、一番大切な人のこと

流血事件を起こし職場を転々とするおれは、後に妻となる女性と出会った。青春の最も甘く苦い部分を初めて描いた渾身の純文学巨篇

担当編集者から一言
1960年代の東京。深夜の皿洗いバイトをする俺は、官能の塊のような女イスズミと出会い、恋に落ちる。彼女をめぐるすさまじい喧嘩に巻き込まれた後、職を転々とするうち、次に出会ったのは原田海という女性。後に俺の妻となる女性だった。汗、血、涙にまみれた若き日々が、20年後のパタゴニア、シベリア、タクラマカン砂漠への冒険の記録と交錯する。代表作『黄金時代』の続きを初めて書いた、著者渾身の青春・冒険・私小説です。(NK)

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紙の本

著者と一緒に若き日の見果てぬ夢を生き直す本

2011/11/19 14:51

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あまでうす - この投稿者のレビュー一覧を見る

この人をマガジンハウスのパーティで見かけたのはいつのことだっただろうか。鍛え抜かれた巨大な体躯とは裏腹なその優しげな風貌の持ち主が入って来ると、当時の社長の木滑氏とブルータスの石川編集長がいそいそと駆け寄り、その肩を抱くようにして久闊を叙すありさまをまぢかに見て、私はこの作家がいかに彼らに愛されているかがよく分かった。

象というよりは犀のように優しく強い人間、というのがその時の私の印象だったが、そのような著者の優しく繊細な心と、強靭な体力と剄さが、この青春時代の回顧録にもくっきりと刻印されている。

この本を一言でくくれば「波乱万丈の人生を泳いできた著者の血湧き肉踊る熱血青春小説」ということになるのだろう。そこでは大学を中退した著者が、東京五輪景気に沸く東京の工事現場で日雇いの土方仕事に汗水を垂らしながら、「官能の肉塊」とでもいうべき謎のファム・ファタールをめぐってやくざと命の遣り取りをしたり、掃きダメに鶴のような美少女と遭遇して運命的な恋に墜ちたり、ふとしたはずみで流行作家になってしまう顛末が、心を明るく楽しく浮き立たせるような達意の軽妙な文章で550枚もの長きにわたってぐいぐいと書き続けられる。
しかも、これを時間軸に沿った小説の通奏低音としながら、80年代に著者が敢行した楼蘭やロブ・ノールやタクラマカン砂漠や零下50度のシベリアの最極寒地や、『北槎聞略』に出てくるアリューシャン列島の無人島や南米最南端の孤島や、世界辺境旅行の途方もない冒険譚が、その70年代の通史を鋭く断ち切るように幾たびもインサートされる。 

そこでは「大過去」と「過去」という2つの時間が、たえず「現在」という同一平面上に召喚され、著者の自分史の巻物の中で精密に再現され、観察され、改めてレイアウトされていくのだが、それはとりもなおさず著者が自分の辿って来た数十年を、新しく現在の地点から生き直そうとする営為のように思えてくるのである。

そして気がつけば私たち読者も、著者と共に井の頭公園のベンチに腰掛け、未来の妻になるはずの美少女がつくってくれた小さめの海苔むすびを「ああ、みんなうめい。なにもかもうめい」と叫びながらほおばっているのだった。

そう、これは著者と一緒に若き日の見果てぬ夢を、人生の未踏のクライマックスを、ぜんぶ生き直すための書物だったのである。



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2012/02/01 10:54

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2012/02/18 01:46

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2015/12/15 17:27

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2011/11/15 22:55

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2011/12/29 13:03

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